2019年07月21日
色面の構成の要素
物を形作っている形、色、材質などを「要素」といい、物を作り上げることを「構成」といいます。
なんだか難しい言葉ですけれど、形や色をさまざま組み合わせて並べたり、組み合わせたりして美しい絵画、彫塑、デザインを製作するための基礎で重要なものです。
ここではその要素について説明します。使う技法についてはまた別の機会で紹介します。
@繰り返し(リピテーション)・・・これはよく使います。基本的な形について並べたり、散らしたりして画面に変化が出るように工夫して並べます。
A対称(シンメトリー)・・・これは小学校や中1の数学の図形で習った線対称や点対称のことです。美術の場合には左右が対称になったり、180度反転させたりすることで、生じる効果を生かします。
B律動(リズム)・・・形とか色などが変化していく様子を描いたり、@のリピテーションの繰り返しの一部に工夫を加えて動きや変化を表します。
C階調(グラデーション)・・・もっともよく使う技法のひとつで、形や色を一定の基準で変えていき、変化させていくものです。特に色を段階的に変化させていくものはよく使われます。
D対比・対立(コントラスト)・・・全く反対の形や色を組み合わせることで、両方とも引き立て合う効果をもたせることができます。
E比率・割合(プロポーション)・・・形や大きさについてそれらの縦横の比や大きさを組み合わせて表現します。
F強調(アクセント)・・・単調な構成を部分的に形や色を変えて、人目を引き全体に締まった感じにする効果を与えます。
Gつり合い(バランス)・・・色や形を組み合わせて、左右は違うけれども、つり合いは取れている場合をいいます。左右が全く同じならAの対称になります。
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なんだか難しい言葉ですけれど、形や色をさまざま組み合わせて並べたり、組み合わせたりして美しい絵画、彫塑、デザインを製作するための基礎で重要なものです。
ここではその要素について説明します。使う技法についてはまた別の機会で紹介します。
@繰り返し(リピテーション)・・・これはよく使います。基本的な形について並べたり、散らしたりして画面に変化が出るように工夫して並べます。
A対称(シンメトリー)・・・これは小学校や中1の数学の図形で習った線対称や点対称のことです。美術の場合には左右が対称になったり、180度反転させたりすることで、生じる効果を生かします。
B律動(リズム)・・・形とか色などが変化していく様子を描いたり、@のリピテーションの繰り返しの一部に工夫を加えて動きや変化を表します。
C階調(グラデーション)・・・もっともよく使う技法のひとつで、形や色を一定の基準で変えていき、変化させていくものです。特に色を段階的に変化させていくものはよく使われます。
D対比・対立(コントラスト)・・・全く反対の形や色を組み合わせることで、両方とも引き立て合う効果をもたせることができます。
E比率・割合(プロポーション)・・・形や大きさについてそれらの縦横の比や大きさを組み合わせて表現します。
F強調(アクセント)・・・単調な構成を部分的に形や色を変えて、人目を引き全体に締まった感じにする効果を与えます。
Gつり合い(バランス)・・・色や形を組み合わせて、左右は違うけれども、つり合いは取れている場合をいいます。左右が全く同じならAの対称になります。
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