2010年10月04日
大阪地検特捜部の報道で
久しぶりのひとりBPOです。
TBSのニュース「Nスタ」で、大阪地検特捜部の報道をしていた。
以下、TBSのニュースサイト「News i」から引用。
同僚検事、改ざん情報を半年間放置
大阪地検特捜部による証拠改ざん事件で逮捕された主任検事は、去年7月に同僚の検事に対してデータ改ざんについて打ち明けていたことが関係者への取材でわかりました。改ざん問題が上司に伝わったのは今年1月になってからで、最高検察庁ではなぜ、同僚検事が半年間も改ざん情報を放置していたのか調べています。
これを見ると、同僚検事が改竄情報を放置し、悪事に加担した人物に思えるのだが、
仕事上で会社や組織の悪事を知ったり、加担してしまった場合に、
信頼の置ける同僚に「他のやつや上司には言えないんだけど」と
そのことを漏らす、というのは自然な行動だと思う。
それを聞いた同僚も、言った同僚との信頼上、
それを他に言わないでおくのは、あり得ることだと思う。
もちろんそれは悪事に加担していると言われても仕方ないことではある。
でも、聞かされた同僚の立場で考えると、
正義と同僚との信義との間で相当の葛藤があったのではないかと思う。
それを悪いものは叩け、と勢いづいて「証拠を放置」と単純に言うのは、
違和感を感じる。
TBSのニュース「Nスタ」で、大阪地検特捜部の報道をしていた。
以下、TBSのニュースサイト「News i」から引用。
同僚検事、改ざん情報を半年間放置
大阪地検特捜部による証拠改ざん事件で逮捕された主任検事は、去年7月に同僚の検事に対してデータ改ざんについて打ち明けていたことが関係者への取材でわかりました。改ざん問題が上司に伝わったのは今年1月になってからで、最高検察庁ではなぜ、同僚検事が半年間も改ざん情報を放置していたのか調べています。
これを見ると、同僚検事が改竄情報を放置し、悪事に加担した人物に思えるのだが、
仕事上で会社や組織の悪事を知ったり、加担してしまった場合に、
信頼の置ける同僚に「他のやつや上司には言えないんだけど」と
そのことを漏らす、というのは自然な行動だと思う。
それを聞いた同僚も、言った同僚との信頼上、
それを他に言わないでおくのは、あり得ることだと思う。
もちろんそれは悪事に加担していると言われても仕方ないことではある。
でも、聞かされた同僚の立場で考えると、
正義と同僚との信義との間で相当の葛藤があったのではないかと思う。
それを悪いものは叩け、と勢いづいて「証拠を放置」と単純に言うのは、
違和感を感じる。