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2018年07月05日
児童書とは?――ざっくり定義・分類します!
こんにちは!
とおのです。
今回は、「児童書」という言葉について。
誰かに、好きな本の種類を伝えるときの悩み、それは、
「児童書」じゃ、意味が広すぎる。
「児童書」と言ったら、児童書コーナーにあるような本、全部入っちゃうでしょう? 図鑑からウォーリーから心理テストから……。
違う、わたしは子ども向けの小説が好きなんだ、と補足説明しなくてはいけない。
もっといい表現方法がないものか……。
と、いうわけで!
改めて、「児童書」の内訳を考えてみることにしました。
まずは「児童書」そのものの定義ですが、ざっくり言えばカンタン。
◎児童書=子ども向けの本
学校教育法では児童=小学生ですが、後述の対象年齢からも分かる通り、児童書の対象読者には赤ちゃんから中学生もふくまれています。子ども=赤ちゃんから中学生までと考えて差し支えないでしょう。
(脱線はじめ)
ちなみに辞書には「児童文学」という形で載っています。
青い鳥文庫の作家さんの肩書きを見ると、たいてい「児童文学作家」となっています。そういうものなんだと思って、わたしも、小中学生のころは「将来の夢は、児童文学作家!」なんて言い張っていました。
でも今では、その言い方はちょっと堅いな、と思っています。「文学」とつくと、学者に評価されるような作品(古典名作など)でなければいけない気がするからです。
やっぱり、「児童書」――エンタメ感と親しみやすさのあるこの呼び方が、しっくりきます。
(脱線おわり)
コホン。
さっそく、分けていきましょう!
対象年齢と、文芸書か実用書か、で区別します。
以下、各ジャンルで対象年齢を調べた結果です。
小説
三大文庫(と勝手に呼んでいます)をサンプルに取りました。カバーに書いてあるランクや、HPの本の検索条件を参照しています。
青い鳥文庫……小学校中級から
つばさ文庫……小学校初級から
みらい文庫……小学校初級から
小学校以上、ということにします。(ざっくり!)
絵本
福音館書店「絵本の選びかたガイド」(http://www.fukuinkan.co.jp/bookguide/)を参考にしました。
10か月ごろから読み聞かせを始め、小学校初級に絵本から読み物へ移るのが想定されているようです。
赤ちゃんから小学校初級までとします。(ざっくり!)
実用書たち
残るは、分けても分けきれない、クセモノたちですが……。
学研の図鑑くらぶ(http://zukan.gakken.jp/)
学研出版サイト「こどもの本カテゴリー」(https://hon.gakken.jp/child/)
学研がどれも扱っていました!
図鑑も、学習系も、遊び系も、まだ幼稚園・保育園に入っていない子ども向けのものがあるんですね。
と、いうわけで、赤ちゃん以上。(ざっくり!)
さて、まとめました。児童書の分類!
※小説は文庫と単行本に分けました。
これを使って説明すると、わたしは「児童書の中でも、たまに単行本、9割方文庫読者の児童書ファンです」。
……でもね、わたしは青い鳥びいきだから、文庫の中でも小学校中級からで(以下省略)
しかし、こうして改めて見ると、児童書好きにも色んなタイプがいそうですね。
「文庫だけで満足しているおぬしは甘い!」なんてお思いの、そこのあなた!
おすすめの本、ぜひ紹介してくださ〜い!
はい。気をとりなおしまして、
ざっくりで、スッキリ! したでしょうか?
それではまた。
とおのでした!
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