児童書ファン！集まれ児童書好き

こんにちは！
とおのです。



今回紹介するのは、ネット小説からやってきた、角川つばさ文庫の代表シリーズの1つ。
「オンライン！」です！
　　↑イラストが、流行りのテイストでかわいい。第13刷。



最初に断っておきますと、シリーズ物ですが、この1巻しか読んでいません。
だって、図書館にないんだもの……。

気になっていたので、1巻だけ買った次第です。

では、行ってみましょう！




タイトル：オンライン！　クリア不可能!? 悪魔のゲーム！
作：雨蛙ミドリ
絵：大塚真一郎
発行日：2011年10月15日
出版社：KADOKAWA

毎日ゲームをしないと、体の機能がひとつずつ失われる――高校生の舞のもとに、突然届いたのはそんなブキミなゲーム「ナイトメア」！　一度手にしたら、やめることは絶対許されないこのゲームが、今日本中で大流行!?　ゲームが苦手な舞も、口さけ女との心理戦や死神との特技戦とバトルの毎日。完全クリアめざし、照れ屋の朝霧さん、イケメンだけど性格に難ありの杉浦さんらと「ナイトメア攻略部」が、いざ始動！

（裏表紙あらすじより引用）




あらすじから、不意打ちをくらった気分になります。
なんと、主人公が、高校生なんです！

いや、全然いけないことではないのですが、児童文庫は小中学生向けなだけあって、たいてい、小中学生が主人公ですよね。
そんな中で、舞さんは高校生ときました。

だからでしょうか、わりと振る舞いが大人びています。味方のキャラクターを「さん」づけしたり、敬語使ったりするのは、新鮮でした。

ついでに言うと、原作的立ち位置であるネット小説版では、OLでございます。（エブリスタはこちら）
マンガ版もOL設定なので、エブリスタでネット住民に人気だったものを、子ども向けにリライトしたのが角川つばさ文庫版「オンライン！」なのでしょう。

（最近の小中学生は「ネット住民」に含まれていそうですが、いかに？）


ネット小説出身だからでしょうか、読んでいて、ちょっと展開が急だとか、状況が分かりにくいだとか、ひっかかる点が、いくつかありました。

しかし、題材・ストーリーが面白い！

買ったときの自分は、あまり時間の余裕がなかったので、寝る前に、少しずつ読んでいこうと考えていました。
それなのに、1章だけのつもりで読みはじめたら止まらなくて、夜更かししてしまったくらいです。


そして、イラストが、かわいいんです。
（ほぼすべての作品にこのコメントしてないか？　してますとも。最近の児童文庫は、絵がかわいいんですよ！）
題材が「ゲーム」というだけあって、登場人物のアバターであるデフォルメキャラがよく描かれるのですが、わたし好みです。
ぜひ、背表紙に使ってほしいです。

ところが、つばさ文庫の背表紙アイコンは、表紙の切りぬきなんですよね。無念。



1巻ではまさに「戦いはまだ始まったばかり！」状態です。
続きが読みたい……！　ので、お願いします図書館。









楽天さんはこちら↓

オンライン！ クリア不可能！？悪魔のゲーム！ （角川つばさ文庫） [ 雨蛙ミドリ ]

それではまた！
とおのでした。