2018年02月14日
なぜ左回り!
★スケートだけでなく野球のベース、
陸上競技のトラックも全て左回り!
左回りに変わったのは1908年の第4回ロンドン五輪からであり、
その4年後に設立された国際陸上競技連盟がルールとしても左回りを採用したそうです。
★なぜ、左回りなのか?
・理由は
「体の左側にある心臓に、遠心力による負担をかけないため、本能的に体の右側を前に出すから」
「感覚を司る右脳は、体の左側の気管につながっているから」
「利き手、利き足が右(軸足が左)だから、左回りの方がバランスをとりやすい」
「重い肝臓が体の右側にあるため、本能的に左側に体を傾けてバランスをとろうとするから」
○ 競技:陸上のトラックは左回り。スケートリンクも自転車競技も左回り。
○ ジョギング:ある土曜の夕方、皇居のお堀をジョギングする人の数を数えたら、
左回りが139人、右回りはたったの12人。
○ 野球:ベースも左回り。
○ もう一つ野球:投げ終わったあと左(一塁側)に傾く投手は多いが右側に傾く投手は見ない。
○ マッサージ師の観察:
「人間の体は右にひねりにくく、左にひねりやすい。逆の人に会ったことはありません。」
などの説がありますが…
フィギィアスケートの左回転も関係があるそうです。
「人の足は左の脚が短くなっていることが多く、
その上に乗る上半身も左側にねじれていることが多いらしい」
以前、NHKの番組で、400mを女子選手に走らせたら、
右利きの人は左足を軸足にして、利き足の右足で外側を蹴ってコーナーを回るからという。
利き足は、ゆっくり身体を倒したときに自然に前に踏み出すのが利き足で、残るのが軸足。
・マーケティングの世界では「人間左回りの法則」と呼ばれ、
動線は反時計回りの「左回りが良い」と言われ、左回りに変えただけで、
売上が10%伸びたお店もあるそうです。
コンビニ・スーパー等は、
多くの人は右利きであるため、左手にカゴを持ち、右手で商品をとるので、
左回りのほうが取りやすいため、入り口から左回りに、雑誌・飲み物・お弁当、
などの売れる商品を配置している。
ディズニーランドも「人間左回りの法則」に従って作られています。
・そういえば、盆踊りも…
広島大学の消費者行動調査によると、目の前の道が二手に分かれていて、
目的地までの距離や条件が同じだと仮定すると、
90%強の人は「左側」を選んだというデータがあり、
・「人間は大きいものに出会ったら左に回る」
・「右側より左側に寄って行く」、
・「邪魔するものなくても自然に左側によっていく」とのこと。
逃走犯の大半が、街中を左回りに逃げ回るそうです。
一方、お化け屋敷やミステリーツアー、ジェットコースターなどは、(すべてではありませんが)
逆に右回りをすると「違和感がある」「何となく気持ちが悪い」という性質を生かして、
わざと右回りにしている事があるそうです
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