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2018年07月10日
ウィンブルドン! 錦織速報。
★錦織、逆転勝ちで初のベスト8!日本男子で松岡修造以来23年ぶりの快挙/ウィンブルドン!
テニス・ウィンブルドン選手権第7日、男子シングルス4回戦で第24シードの錦織圭(28)が、
予選から勝ち上がった世界ランキング138位のエルネスツ・ガルビス(29)=ラトビア=に
4−6、7−6、7−6、6−1で逆転勝ち。
同種目の日本勢で1995年大会の松岡修造以来の8強入りを果たしました。
準々決勝では元世界1位のジョコビッチと対戦する。
死闘を制した。錦織が第1セットで右肘、ガルビスが第3セットで左膝を痛め、
それぞれメディカルタイムアウトを取った。第2、第3セットはタイブレークに突入。
極限の集中力が試される中、粘り勝ちしたのは第1セットを落としながら、
形勢を立て直した日本のエース。
・第1セット、錦織は第5ゲームで先にブレークを許すと、その後も主導権を握れず、
このセットを落とした。
・第2セット開始前にはメディカルタイムアウトを取り、右肘の治療を受けた。
サービスキープの展開が続き、タイブレークに突入。
錦織は1−1から4連続ポイントで流れをつかみ、このセットを奪った。
・第3セットもタイブレークに突入。錦織が5−2としたところで、ガルビスが転倒。
左膝を治療するためいったんコートを離れ試合が中断した。
再開後ももつれる展開となったが、錦織が4度目のセットポイントで12−10とした。
・第4セットは第2ゲームでこの試合、初めてブレークを奪うと、
戦意を失った相手を一気に突き放した。
フォーム修正が奏功しサーブの精度が上がり、新たな武器となった。
以前は開いた右足をライン際の左足に引き寄せて打っていたが、今は動かさない。
長期離脱の原因となった右手首への負担を減らすため、
よりコンパクトで脚力を生かすフォームを模索した結果、
際どいコースを突く安定感にもつながった。