2018年02月12日
漫画・海賊版の危険。
「タダより怖いものはない」
危険を孕む、開いた途端にウィルス感染!
海賊版サイトは、著作権の侵害だけでなく、
閲覧した人がセキュリティーのリスクにさらされる危険性があります。
ある海賊版サイトでは、アクセスするだけで利用者の端末で不正なプログラムが
勝手に動きだすことがわかりました。
見た目は何も変わらないので簡単にはわかりませんが、
パソコンのCPUの稼働率を調べてみると、海賊版サイトを開いた直後から、
「100%」を示し、大きな負荷が掛かります。
パソコンやスマホの電力を使って仮想通貨を発掘(マイニング)するプログラムが
自動的にダウンロードされていました。
「PCの動作が遅くなったり、スマホのバッテリーが通常より早く切れてしまうことが考えられます」
また、他の海賊版サイトでは、表示された広告をうっかりクリックすると、
実際には何も起きていないのに、「PCがウイルスに感染している」と表示され、
駆除のための費用を請求する、「偽サポート詐欺」と呼ばれるサイトに
接続してしまう仕掛けも見つかりました。または乗っ取られることも
・このサイトには、去年10月から1月末までの間に国内から合わせて1万件以上
誘導されていたことが確認されています。
PCやスマホなど、デジタル技術が発達して、マンガの読まれ方はずいぶん変わりました。
代わりに、全く創作の努力に加わっていない海賊版サイトなどが、
利益をむさぼっている現実があります。
世の中には、マンガ以外にもたくさんの作品があふれていて、
このままの状態が続けば、日本のいろいろな文化が体力を削られてしまい、
ついには滅びてしまう…?
・海賊版サイト 懸念される被害拡大!
漫画を読む若い世代のうち、4割くらいが「知っている」そうです。
利用者が急増しているあるサイトでは去年10月ごろから利用者数が増え始め、
2か月後の12月時点で、およそ23万人以上にも。
漫画をネットで読むことができる「電子コミック」は、正規の市場がここ数年、
急速に成長していて、出版科学研究所によりますと、
平成29年の国内での売り上げは1711億円に上っています。
その一方で、海賊版による被害は、経済産業省がまとめた報告書では、
500億円に上ると推計され、被害の深刻化が懸念されています。
・著作権侵害・海外運営で摘発逃れか⁈
こうした海賊版サイトはだれが何のために運営していて法的な問題点はどこにあるのか…
多くのサイトでは何らかの広告が表示され、
訪問者数などに応じて運営者に収入が入る仕組みになっていて、
金銭目的で運営しているます。
・漫画を無断でコピーしてインターネットに投稿する行為は、著作権の侵害に当たり違法です。
海賊版サイトを閲覧するだけの行為は、
日本の法律では罪に問われることはないのですが、
リスクが大きい!
・海外のサーバーに投稿されていると規制は難しい上、削除を申し入れても応じないのも事実です。
去年、大阪の会社役員らが漫画や週刊誌の記事を無断でコピーした海賊版をネットに掲載したうえ、
そのリンクを自分たちが管理・運営するサイトに載せたとして
著作権法違反で逮捕・起訴されるなど、摘発された例もあります。
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