2018年01月29日
流氷観測! 目視で確認・紋別市!
画像は自衛隊機による、上空から。
・昨日沿岸からの目視で流氷確認! 3日早いほぼ例年通り。
★オホーツク海北側海岸に接岸する氷!
北海道のオホーツク海沿岸では、毎年この時期になると流氷が押し寄せてきます。
流氷は海の上を流れる氷の事。北海道沖の氷も交まじります。
北海道のオホーツク海沿岸には毎年1月〜3月の終りごろにかけて流氷がやってきます。
ひとつの大きさが数メートルから数百メートルにもなる氷が、
くっついたり離れたりしながら海の上を動く姿たは、北海道の冬の風物詩にもなっています。
紋別海上保安部の巡視船が、今シーズン初めての流氷を観測したというニュースがありました。
★アムール川の氷ではなかった!
北海道にくる流氷はどこからやってくるのでしょうか?
長い間はっきりせず、ロシアのアムール川の真水の氷だという説がありました。
(その様に教わった覚えが…)
そこで北海道立オホーツク流氷科学センターは、
1993年〜94年の流氷の時期に、発信器のついたブイをアムール川の河口に放ちました。
しかしブイは北海道まで流ながれ着つかず、
サハリンの北側の海岸に凍り付ついて動かなくなってしまいました。
一方、サハリン北東部の流氷の上に載せたブイは、
北風に乗って毎秒30数センチメートルの速さで南下を続づけ、
北海道や国後島の沿岸に流れ着きました。
この調査その後の人工衛星を使かった観測によると、
氷はサハリンの東側を流れる海流に乗って南に向かって流がれ、
寒さで厚みを増しながら、北海道までやってくることがわかり、
一方、1月下旬には北海道沖の海も冷えて凍り始めます。
北海道沿岸に流れつく流氷は、ロシア生まれの氷と北海道沖生まれの氷が交り合あったものです。
★凍る特別な条件が揃った海!
海の水は塩分を含んでいるため、普通の水よりも低い氷点下1・8℃にならないと凍りません。
また、海は深いほど冷えにくく、凍りにくい。
オホーツク海は、カムチャツカ半島、サハリン、千島列島、北海道に囲まれ、
そこにアムール川の真水が流れ込むため、海面から水深50メートルまでは塩分の薄い海水、
それより深い所は塩分の濃い海水という2層の構造になっています。
それぞれの層は混ることがないため、水深50メートルより浅い層は短時間で海水が冷えて、
普通の海より凍りやすいそうです。
そこにシベリアから非常に冷めたい季節風が吹いて海を凍らせ、
氷はどんどん広ろがって、一番広がる2月〜3月にかけては、
オホーツク海の約8割が氷で覆われてしまうほどです。
一方、太平洋で同じくらい北にある地域では水深が深く、
海水が表面から海底まで対流するのに時間がかかるため、
−0,3℃になる前に春が訪ずれて凍りません。
オホーツク海は特別な条件がそろっていて、北半球で凍おる海の中では最も南に位置する海です。
★氷の下に豊かな海!
流氷は生物の生活にどのような影響を与たえているのでしょうか?
流氷の裏側では、植物プランクトンが日光を浴びて繁殖します。
植物プランクトンは動物プランクトンの餌となり、動物プランクトンが大量に発生します。
動物プランクトンを食べる小魚、小魚を食べるサケなどの大きな魚も繁殖します。
北海道の知床半島では、サケを食べるヒグマたちが暮くらします。
流氷によって育くまれる豊富なプランクトンが、
オホーツク海沿岸の生物ものたちを支ささえています。(食物連鎖ですね)
紋別市には海中を見みられるオホーツクタワーがありますが、
展望窓から覗くと海中はとても濁にごって見えます。
それは汚たないのではなく、「プランクトンが豊富な豊かな海だからだ」そうです。
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・昨日沿岸からの目視で流氷確認! 3日早いほぼ例年通り。
★オホーツク海北側海岸に接岸する氷!
北海道のオホーツク海沿岸では、毎年この時期になると流氷が押し寄せてきます。
流氷は海の上を流れる氷の事。北海道沖の氷も交まじります。
北海道のオホーツク海沿岸には毎年1月〜3月の終りごろにかけて流氷がやってきます。
ひとつの大きさが数メートルから数百メートルにもなる氷が、
くっついたり離れたりしながら海の上を動く姿たは、北海道の冬の風物詩にもなっています。
紋別海上保安部の巡視船が、今シーズン初めての流氷を観測したというニュースがありました。
★アムール川の氷ではなかった!
北海道にくる流氷はどこからやってくるのでしょうか?
長い間はっきりせず、ロシアのアムール川の真水の氷だという説がありました。
(その様に教わった覚えが…)
そこで北海道立オホーツク流氷科学センターは、
1993年〜94年の流氷の時期に、発信器のついたブイをアムール川の河口に放ちました。
しかしブイは北海道まで流ながれ着つかず、
サハリンの北側の海岸に凍り付ついて動かなくなってしまいました。
一方、サハリン北東部の流氷の上に載せたブイは、
北風に乗って毎秒30数センチメートルの速さで南下を続づけ、
北海道や国後島の沿岸に流れ着きました。
この調査その後の人工衛星を使かった観測によると、
氷はサハリンの東側を流れる海流に乗って南に向かって流がれ、
寒さで厚みを増しながら、北海道までやってくることがわかり、
一方、1月下旬には北海道沖の海も冷えて凍り始めます。
北海道沿岸に流れつく流氷は、ロシア生まれの氷と北海道沖生まれの氷が交り合あったものです。
★凍る特別な条件が揃った海!
海の水は塩分を含んでいるため、普通の水よりも低い氷点下1・8℃にならないと凍りません。
また、海は深いほど冷えにくく、凍りにくい。
オホーツク海は、カムチャツカ半島、サハリン、千島列島、北海道に囲まれ、
そこにアムール川の真水が流れ込むため、海面から水深50メートルまでは塩分の薄い海水、
それより深い所は塩分の濃い海水という2層の構造になっています。
それぞれの層は混ることがないため、水深50メートルより浅い層は短時間で海水が冷えて、
普通の海より凍りやすいそうです。
そこにシベリアから非常に冷めたい季節風が吹いて海を凍らせ、
氷はどんどん広ろがって、一番広がる2月〜3月にかけては、
オホーツク海の約8割が氷で覆われてしまうほどです。
一方、太平洋で同じくらい北にある地域では水深が深く、
海水が表面から海底まで対流するのに時間がかかるため、
−0,3℃になる前に春が訪ずれて凍りません。
オホーツク海は特別な条件がそろっていて、北半球で凍おる海の中では最も南に位置する海です。
★氷の下に豊かな海!
流氷は生物の生活にどのような影響を与たえているのでしょうか?
流氷の裏側では、植物プランクトンが日光を浴びて繁殖します。
植物プランクトンは動物プランクトンの餌となり、動物プランクトンが大量に発生します。
動物プランクトンを食べる小魚、小魚を食べるサケなどの大きな魚も繁殖します。
北海道の知床半島では、サケを食べるヒグマたちが暮くらします。
流氷によって育くまれる豊富なプランクトンが、
オホーツク海沿岸の生物ものたちを支ささえています。(食物連鎖ですね)
紋別市には海中を見みられるオホーツクタワーがありますが、
展望窓から覗くと海中はとても濁にごって見えます。
それは汚たないのではなく、「プランクトンが豊富な豊かな海だからだ」そうです。
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