2018年01月20日
大寒・レジオネラ菌。
☆今年の大寒は今日です!
大寒とは二十四節気の一つになります。
陰暦12月中、太陽の黄経300度に達したときで、太陽暦の1月20日ころにあたります。
北半球の温帯地域では一年中でもっとも寒い季節と言われ
極寒に抗して身体を鍛えようとする種々の寒稽古が行われるのもこのころです。
大寒が明けると立春になります。
およそ1月20日に始まる15日間は暦のうえでは寒の後半にあたり、
日本では各地で、1年間のうちの最低気温の観測される期間です。
北国や本土の日本海側では、なお雪のシーズンでありスキー・スノボなどが盛んに行われています、
太平洋側ではフクジュソウ、スイセンなど寒中に花を開くものがあり、
西日本では白梅、紅梅も咲く頃です。
南国ではヤナギが芽を吹き始める所もあり、ヒバリの初鳴きも聞かれるころとなります。
☆レジオネラ症
.
レジオネラ症は感染症のひとつで、レジオネラ属菌が原因で起こります。
この病気は健康な人もかかりますが、幼児やお年寄り、
あるいは他の病気などにより体の抵抗力が低下している人に発病のおそれが強いといわれています。
・レジオネラ属菌とは
レジオネラ属菌は水中や土壌中など自然界に広く存在する細菌です。
このレジオネラ属菌が、消毒されていない水や、入れ替わりの少ない水、
水温 20℃から50℃前後の水に混入した時、増殖するおそれがあると言われています。
特に給水・給湯設備、冷却塔水、循環式浴槽、加湿器、水景施設などで
レジオネラ属菌が見つかっています。
・レジオネラ肺炎
症状 : 発熱、咳、痰、呼吸困難とともに、頭痛、筋肉痛、下痢、意識障害、
精神神経系症状などの呼吸器以外の症状もみられます。
また、重症となった場合、今年も死亡例が報告されています。
潜伏期間 : 2から10日(平均4から5日)
☆家庭内での予防法
レジオネラ症は、レジオネラ属菌に汚染された目に見えないほど細かい水滴を吸い込むことで
感染します。人から人への感染はありません。
レジオネラ属菌は自然界に広く存在しており、私たちの周辺から完全に取り除くことは困難です。
レジオネラ症を予防するためには、感染源でのレジオネラ属菌の増殖を防ぐことが重要です。
☆家庭では風呂、加湿器
などでエアロゾルが発生するため、次のことに注意しましょう。
・風呂
家庭のお風呂では、毎日お湯を入れ換えている場合は問題ありませんが、
お湯を循環ろ過して長期間使用する、
いわゆる24時間風呂の場合はレジオネラ属菌が増殖する可能性があります。
お風呂のお湯は適宜取り換え、浴槽の清掃を行うなど清潔に保ちましょう。
さらに、浴槽水のシャワーへの使用や、気泡ジェットなどのエアロゾルを発生する器具の
使用も避ける。また、浴槽に入る前には、体の汚れを落としてから入るようにしましょう。
・加湿器
加湿器の水を溜めておくタンクの管理が悪いとレジオネラ属菌が増殖することがあります。
水はこまめに取り換え、使用する水も水道水など衛生的な水を使用しましょう。
また、定期的にノズルの清掃やタンクの洗浄を行い、
加湿器を使用しない期間は水を抜いて綺麗にするのが大事です。
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