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久しぶりに書店で本を買ってみた。

当初は、アトランティスの叡智という書籍を探していたが、

ちょっと、マニアックな本という事もあってやはり書店にはなく、

注文すればいいのだけど、流れで似てそうな本を買ってみた。

ビデオでも、本でもお目当ての商品がなく、別の何かを買ったとき

結構、掘り出し物の面白いものを見付けたりする事は、私の中では多い。

　叡智の断片という池澤直樹さんの書いた本を試しに買ってみた。

中身は、先人たち、昔の凄い人たちが放った引用句だったり、

考え方を書いた本でした。

普通ではまかり通らない、ピンチの状況でも、凄い人というのは

知恵を絞って、シンプルにユーモラスに生き抜いている。

本能というか、才能というか、読んでみればわかるが、

世の中には、愛情があって、知恵があって、タフな人たちが

沢山いて、そんな人たちのエピソードを読むと

小さいことで悩んでいる自分がバカバカしくなってくる。

そして、元気にもなってくる。

自分をバカバカしいと認めたことで、見える世界が少し見えるように

なったことは、少々嬉しいことでした。