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続きです。

彼女が亡くなり、やがて11ヶ月。
その間、沢山の気づきがあった。
正しく、まつわる因縁、又は運命を辿り、
やっと自分たちが、自分は輪廻しながら生きて来たのだと自覚する事が出来た。
生まれて初めて味わった死への欲望も何とか回避し、
彼女とまた別の運命で生きていくことへの勇気も最近芽生え、
過酷ではあったが、後1ヶ月少しで一周忌を迎える手前の立ち直りは、
時藥とは言え、自分でも頑張ったと褒めてあげたい。
彼女に感謝しながらも、彼女と正式に逢うまでに恋をしていた女性に想いを告げる事にした。
全てを話した上だったので、返事は全く期待していなかった。
しかし、とても誠実なお返事を頂けた。
自分の気持ちを大切に受け取ったと彼女は綴り、
結局はふられたのですが、
ごめんなさい、私には結婚の決まっている彼がいて、
その人と未来に向かって歩いていこうと思っているのだと。
断られたのだが、とても素敵な人だと改めて感じた。
離れて10年近くなるのに、無下にもされず、
返事を頂けただけでありがたい。
あなたならまた乗り越えていけると思っています。
と、彼女も見守って支えてくれてますよ。
とも綴り、とても励ましていただいて、
天職についても一生懸命する姿がとても似合ってると。
これだけで、自分の事を前より好きになったし、
自由になれた。
ちょっと切ないけど、
好きな人が生きて幸せなのが幸せだと思った。
明日、どんな出会いがあるかはわからない。
告白した彼女の幸せを願いつつ、
何かあれば優しく出来る人間に成長していこうと思いました。
とにかく、自分は大きな苦悩を、
告白した彼女の優しい言葉と、
亡くなった彼女の温かい支えで通り抜けたみたいです、笑。
生きていて良かった。
やっとだったけど、、。
人生に感謝します。