新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2016年07月09日
SJ5000シリーズ(6)アクションカメラ3機種のスペックを比較・・・自分目線です。
SJ5000WIFI、SJ5000PLUS、SJ5000Xを性能比較・・・マイ基準ですが。
私の知らないうちに、SJ5000にバリエーションが増えていました、
SJ5000X Elite という名前の新機種が数ヶ月前から発売されていたのですね。
SJCAM社のSJ5000シリーズは、大別して既存の 「SJ5000」、「SJ5000WIFI」、「SJ5000PLUS」、の3タイプが存在していましたが、これで4種目が加わったことになります。
さて、私の手元のSJ5000wifiは、もう買ってから一年近くになります。
本年初め頃からぼちぼちSJCAMのニューモデル発売が気になり、SJ6000、SJ7000というような検索ワードで何度か検索していました。けれども、他社の類似製品がヒットするばかり。そのような次第で、SJCAM社の場合は、デジタル機器でありながらも商品のライフサイクルが結構長いんだな、などと判断していました。
ところが、SJ5000のマイナーチェンジ的位置付けとして発売されていたとは、、、かなり想定外でした。
まだSJ5000系列で行くの?
それなら、肝心の性能の方はどう変わったのでしょうか。
新しいSJ5000Xといえども、あくまでSJ5000の派生種な訳で、変革までを期待することは無理というところかもしれません。
私はむしろ、派生種ゆえの正常進化をこそ期待したいです。
次の購入のためにも、自分が重視する機能面を中心にして整理しておくことにいたします。
(* 長い文になりそうな気がしますので、予めご容赦ください!)
その前に、、、。
<アクションカメラに求めること>・・・専ら個人的な重要機能を中心に書いて参ります。
1 光学式ズームレンズ(2〜3倍でよい)。
それ以上はデジタルズームで十分。 Wifiでの遠隔操作が可能なこと。
2 (光学式)手ぶれ補正
3 ディストーション(歪曲収差)の内部補正
4 バッテリー持続時間の改善 及び 充電時間の短縮
5 Wifi の通信可能距離の拡張
6 ホワイトバランスの微調整
1 レンズ画角、対角170°というのが、そもそも自分には広すぎなことが多々あります(ドラレコ等では重宝だが)。
90~170°域の光学式ズーム搭載が理想的です。ただ、超広角域ズームとなるとレンズ構成枚数が増え、かつまた、ピント機構も必要になってその分大きく重くなるは必定です。
程度にもよりますが、あまりに重くなってしまうなら、画質は多少犠牲になってでも、現状の簡易的デジタルズームで良しとすべきかもしれません(現状、SJ5000wifi等に搭載)。
それでも、ある程度の画質は欲しいわけですから、搭載センサーはできるだけ高画素が望ましい。ここがポイントです。
2 理想は、光学式手ぶれ補正です。
とりわけ、これが動画撮影時に有効に働くことがポイントです。
光学式は、動画撮影時にはさらに電池を余計に食うことになるでしょうが、別途ジンバル等に搭載して携行するのに比べれば、予備バッテリーを余分に持つ方がむしろずっと楽でしょう。
ちなみに、「電子式手ぶれ補正機能」は、光学式がなければせめて、といった感じ。
3 SJ5000のレンズにも、やはり強烈なディストーション(歪曲収差)があり、水平線や建物は、それこそ恐ろしく歪みます。 魚眼レンズ同様なので、宿命と諦めていました。
(これに比べ、GooXXのはやや大人しいのです。同じレンズを搭載しているようにも聞きますが、ならば内部処理の差なのでしょうか。)
ところが、超広角レンズでありながら、この歪曲を感じさせないカメラも当節では出てきています。
例えば、ドローンでメジャーなDJI社の最新モデル「ファントム4」の搭載カメラです。その撮影画像をみると、画面の上側などに水平線等があっても、それが気にならないくらいにまっすぐな線になって写っているのです。
これはレンズ本体の収差補正だけではまず困難ですから、カメラの内部処理で強力に矯正しているものと思われます。
残念ながら、SJシリーズは今のところ、知るかぎりでは未だこうした機能は未搭載のようです。
4 電池の持続性は、SJCAMに限らず一般的な課題で、多くのユーザーの不便に思われていることの一つです。
SJ5000は、実質35~40分ほどで電池切れです。ただそれもあくまで当たりバッテリーの場合であり、ハズレバッテリーではもっともっと短くなってしまいます。私が別売り購入した物のハズレ率は約50%、なんと4つのうち2つがハズレでした。SJCAMの予備バッテリーは安いのは有難いですが、2つに1つが真ともでない現実を思うと、果たして安いとも言えない気もします。また、もしもカメラ同梱のバッテリー自体がハズレだったら、それを買った人は大変でしょう。
また、同様なことは、DJIファントム2(ドローン)の予備バッテリーにおいても経験しました(一個あたり2万円近い価格だったのに)。
さらにイケナイことには、ダメバッテリーをフル充電(3時間近くかかるのに)しても、どれもがかなりなハイペースで自己放電してしまうのです。これもいけません、一体どうしてなんでしょう。
5 Wifi到達距離は、SJ5000WIFIで、やっと30m程度なんです。Goo~~に完敗です。ドローン搭載時には全くダメです。最新モデルのSJ5000Xになってどうなのかは、公開スペックには書かれてなくて不明ですが、劇的に改善されたという話も聞きません。せめて50〜60mあったらなあ、という希望なのですが。価格の差として諦めるべきでしょうか。
6 ホワイトバランスの微調整。これが私にとっては結構大切です。
色味は、人によって最も好みが出るところではないでしょうか。SJ5000は、オート設定で晴天時ならかなり綺麗です。しかし曇天や日陰などでは、オート設定でやや寒色系寄りです。他の設定<晴天>・<曇り>などではちょっと妙なグリーンかイエローの濁りが出ます。
色味は、PC処理でほぼ直せることではあっても、ここはやはりカメラで綺麗に撮りたいところ。こだわりすぎかもしれませんが、色味っていうのは使ううちに気になってくるところなのです。
個人的な都合で前置きが長くなりすぎましたが、個人的に重視するのはほぼ以上です。
それでは、ようやく個別性能についてです。
まず、SJ5000Wifi からですが これはあくまで再確認の扱いで見て行きます。
1 レンズ画角(対角線) 170°単焦点のみ F値2.99
動画・静止画共にデジタルズーム可 1 〜 6.3倍の範囲
2 手ぶれ補正 なし
3〜6 未対応
(その他)
・イメージセンサー パナソニック製 CMOS
・出力画素数 1400万画素
・静止画解像度 1400 1200 800 500 300万画素 ワイド200(1920×1080)
・動画解像度 1080フルHD 1920×1080 30fps 720P 1280×720 30/60fps
WVGA 848×480 60fps VGA 640×480
・ISO感度 オート 100 200 400 800 max1600
・露出補正 +2〜ー2EV 1/3ステップ
・静止画画質 Jpeg ファイン ノーマル エコノミー
・撮影モード
・タイムラプス動画(INV)? オフ 1s 2s 5s 10s 30s 1分 ・・・説明にはあるが、、、
・スローモーション動画 720p 480p
・インターバル撮影 3s 5s 10s 20s
・セルフタイマー(INT) 3s 5s 10s 20s
・バースト撮影 連続3枚 5枚 10枚 20枚
・背面 2.0型 TFT液晶
(以下、斜体字部分の項目は、手元の実物を確認しながらのデータですので、以降 sj5000plus、sj5000X では未表記になる項目が多くなります。)
・ホワイトバランス オート/晴天/曇り/タングステン/蛍光灯
・シャープネス ストロング ノーマル ソフト
・カラー カラー 白黒 セピア
・オートパワーオフ オフ 3分 5分 10分
・操作音 オフ オン
・画面オフ 30秒 1分 3分 5分 オフ
・Car Mode オン オフ
・OSD mode オン オフ
・上書き録画 オフ 3分 5分 10分
・HDR オフ オン
・動体検知 オフ オン
・録画時の音声録音 オフ オン
・WIFI あり *SSID設定メニュー 及び password設定メニュー あり
・テレビ出力 オン オフ
・TVモード NTSC PAL
・モノラルスピーカー & マイク 搭載
・マイクロSDカード SDHC対応 32Gまで
・USB2.0(micro)端子 データ転送/充電兼用 公称充電時間約 3時間 公称動作時間 40~60分
・HDMI端子(micro)
・バッテリー リチウム充電池 900mAh
・大きさ 約61.2 × 42.7 × 25.2mm
・重さ 74g 電池含む
*上下反転モード(逆さま撮影)、手ぶれ補正、ディストーション補正などは未搭載。
(コメント)
SJ5000WIFIは、手元の現物を見ながら書きましたので、今回3種類中で最も詳しいと思います。
ただ、いくら実機をいじってみてもどうしてもやり方がわからない機能がまだ2〜3あります。
このため、こうした多機能グッズこそ、詳しい日本語説明書が欲しいですね。
せめてSJCAM公式サイトなどでダウンロードできるようにしてくれると有り難いのですけどね。
それと、ネット諸サイトでの性能表示なんですが、数値や内容に若干どこかしら間違っていたり、そもそも情報不足だったりするページがとても多いようです。
何処から転写したかのような表示が多いのですが、販売する以上、もっと精査して表示すべきではないでしょうか。この手の商品を買う人って、結構細かい情報を見なくては選べないケースが多いんです。
それからWifi について、<スマホ等との接続の方法>は、弊ブログ/アクションカメラテーマの、バックナンバーで書いております。
一度でも接続できてしまえば、次回から簡単につながることが多いです。スマホ側でモニターしながら、動画・静止画ともにシャッターを切ることなどができて非常に便利です。
<SJ5000 PLUS>
・レンズ画角(対角線) 170° 単焦点 F2.99
*デジタルズーム可 倍率 1~6×
・手ぶれ補正 電子式搭載
・上記3〜6 未改善
・イメージセンサー パナソニック製 CMOSセンサー
・プロセッサ Ambarella A7LS75搭載
・出力画素数 1600万画素 ・・・sj5000wifiより高画素!
・静止画解像度 1600 1400 1200 800 500 300万画素
Wide200万画素 120万画素 VGA(640×480)
・動画解像度 1080P(1920×1080) 60fps/30fps
720P(1280×720) 120fps(スロー)/60fps/30fps
480P(848×480)240fps(スロー)/120fps(スロー)/60fps/30fps
・ISO感度 オート 100 200 400 800 max1600
・露出補正 +2〜ー2EV 1/3ステップ
・静止画画質 Jpeg ファイン ノーマル エコノミー
・撮影モード
・タイムラプス動画(INV) オフ 1s 2s 5s 10s 30s 1分
・スローモーション動画 720p120fps 480p240fps 480p120fps
・インターバル撮影 3s 5s 10s 30s 60s間隔
・セルフタイマー(INT) 3s 5s 10s 30s 60s
・バースト撮影 連続3枚 5枚 10枚 20枚
・背面 1.5型 TFT液晶 ・・・sj5000wifiより小型とは?
・Car Mode あり エンジン連動オン/オフ
・上書き録画 あり(オン/オフ 選択)
・動体検知 あり
・WIFI あり *SSID設定メニュー 及び password設定メニュー あり
・マイクロSDカード SDHC対応 32Gまで
・USB2.0(micro)端子 データ転送/充電兼用 公称充電時間約 3時間 公称動作時間 40~60分
・HDMI端子(micro)
・バッテリー リチウム充電池 900mAh
・大きさ 約61 × 42× 25mm
・重さ 74g 電池含む
*電子式手ぶれ補正 搭載
*上下反転モード(逆さま撮影)は不明。ディストーション補正は未搭載。
(コメント)
公式サイト中心に各販売サイトなどのデータを集めたレベルの情報です。
SJ5000plus は、いわば、SJ5000wifiを部分的にスペックアップした製品です。単純な比較ができないのですが、最新のSJ5000Xの発売された今時点でも、シリーズ最上位に位置する製品だと思います。
主な強化された性能について改めて箇条書きします。
@ 画素数 1400万画素から1600万画素へアップ。
A プロセッサ NTK96655チップからAmbarella A7LS75チップに変更で高速に。
B 動画画質 コマ数(fps)が大幅にアップ。フルHDで60fps、さらに720pで120fps!
これによってスローモーション動画の高画質化を果たしている。
(この機種の特色になっていると思う。)
C 電子手ぶれ補正機能 電子式でもあるとないとでは大違い。特に夕方や夜間に有効。
D その他 細かい部分ですが、、、セルフタイマー、インターバル撮影などが最大60秒に拡大。
逆に、退化した点。
背面モニターのサイズが、1.5型と小さくなってしまった。5000シリーズ内の他機種は全て2.0型なのに?
<SJ5000X Elite>
1 レンズ画角(対角線) 170°単焦点のみ F値2.99
動画・静止画共にデジタルズーム可 1 〜 6倍の範囲
2 手ぶれ補正 ジャイロアンチシェイク機能搭載
3〜6 未対応
(その他)
・イメージセンサー ソニー製 CMOS IMX078
・出力画素数 1200万画素
・静止画解像度 1200 1000 800 500 300万画素 ワイド200(1920×1080)
VGA 640×480 130万画素1280×960
・動画解像度 4K 24fps(interpolated) 2K 30fps 1080フルHD 1920×1080 30/60fps 720P 1280×720 30/60/120fps
・ISO感度 オート 100 200 400 800 max1600
・露出補正 +2〜ー2EV 1/3ステップ
・静止画画質 Jpeg ファイン ノーマル エコノミー
・撮影モード
・タイムラプス動画(INV)? オフ 1s 2s 5s 10s 30s 1分(詳細不明)
・スローモーション動画 2倍 4倍 8倍
・インターバル撮影 可 3s 5s 10s 20s(詳細不明)
・セルフタイマー(INT) 可 2s 3s 5s 10s 20s 30s 60s(詳細不明)
・バースト撮影 可 連続3枚 5枚 10枚 20枚(詳細不明)
・背面 2.0型 TFT液晶
(以下、斜体字部分の項目は、手元の実物を確認しながらのデータですので、以降 sj5000plus、sj5000X では未表記になる項目が多くなります。)
・ホワイトバランス オート/晴天/曇り/タングステン/蛍光灯
・シャープネス ストロング ノーマル ソフト
・カラー カラー 白黒 セピア
・オートパワーオフ オフ 3分 5分 10分
・操作音 オフ オン
・画面オフ 30秒 1分 3分 5分 オフ
・Car Mode オン オフ
・OSD mode オン オフ
・上書き録画 オフ 3分 5分 10分
・HDR オフ オン
・動体検知 オフ オン
・録画時の音声録音 オフ オン
・WIFI あり *SSID設定メニュー 及び password設定メニュー あり
・テレビ出力 オン オフ
・TVモード NTSC PAL
・モノラルスピーカー & マイク 搭載
・マイクロSDカード SDHC対応 32Gまで
・USB2.0(micro)端子 データ転送/充電兼用 公称充電時間約 3時間 公称動作時間 40~60分
・HDMI端子(micro)
・バッテリー リチウム充電池 900mAh
・大きさ 約61 × 42.4 × 25mm
・重さ 74g 電池含む
*ディストーション補正は未搭載。
*回転モード、ジャイロアンチシェイク機能(手ぶれ補正)をシリーズ初めて搭載。
*撮影しながらのAV出力可能に。
(コメント)
まず、SJ5000シリーズで初めて、SONY製センサーを搭載しています。しかし、センサー解像度は何故かシリーズ最低の1200万画素に。画素数が減ったからだろうか、プロセッサもSJ5000wifi と同じメーカー(の型番違い)に戻っている。
それにしてもセンサー画素数が落ちた!、これは口惜しいことです。。
SJ5000Xは、画素数の点を別とすれば、幾つかの価値ある進化を果たしております。
まず、私としては、物理的な手振れ補正機能がついたことが革新的。何しろ、あのGop~~でさえ未搭載の機能なのではないでしょうか。補正方式が光学式かセンサー式かは不明ですが、おそらくはセンサー式なのではないかと思います。私の推測なのですが、パナソニック製からソニー製センサーへの変更理由が、ジャイロ式手振れ補正をユニット化したCMOSセンサーを選択する過程で、ソニー製センサーになったのではないかと想像することです。画素が落ちたのは、こうした選択上の制約だったのかもしれません。
それから、SJ5000シリーズとしては、4K画質での録画が初めて可能になりました。4Kも今やトレンドですからね。
コマ数は秒間24fpsですから十分なめらかのはずなのですが、購入者のレビューを読ませてもらうと、4Kについての評判はイマイチの様です。
その次の2K動画についての評価の方はかなり高い様です。画質向上には手振れ補正も大きく貢献しているのではないでしょうか。
手ぶれ補正に対する評価も良いようです。ユーチューブのサンプルなど見ると、ドライブレコーダー時に特にブレが気にならないレベルになっていて、確実に効果があることがよくわかりました。
ところで、4K動画の1コマの画素数はおよそ800万画素にもなります。
800万画素といえば、静止画としても十分な画質で、印刷原稿でも余裕で使える解像度です。
この規格を生かせるハードとは、より精密なレンズ、高品質な画像処理エンジン、高画質のモニターなどが必須でしょう。
SJ5000Xは、そもそもセンサーが1200万画素に落ちています。動画の場合はさらに、その8〜9割しか使わないのではないでしょうか。レンズも変わってないようですし、そんなわけですから、本格的4Kまでにはまだまだ距離感を覚えずにはいられない、というのが正直なところです。
その他、SJ5000Xは、スローモーション、タイムラプス動画などの各スペックやその操作性も良くなっているようですね。
それから、視野角を4種類セレクトするモードがあって便利このうえないのですが、これがデジタルズームとどう異なるのか、現段階の私にはわかりません。
最後に <3機種を比べて>まとめ
今回、SJ5000シリーズの性能比較としては、相当細部に及んで行いましたが、
結果思ったのは、率直に言って「帯に短し襷に長し」です。
特にSJ5000Xは、この価格ではよくぞここまで進化したなあ、と称えたいです。が一方で、どうして画素数を落としたの? と残念です。
もし、1600万画素、いや1400万画素だったら、少し価格が高くても、私は迷わず即購入したでしょう。
それ程、総じて良くできていると思います。立派!立派!
極めて実用的でコストパフォーマンスの高いカメラです(SJcamはどれを取ってもですが)。
Wi-fiの通信距離が短いこと、また音声品質がイマイチ、という2点を無視できれば、Go~~~含めて比べても、SJ5000系の方が個人的には断然ベターです。
強いていえば、私は静止画を撮影することも多いので、現時点でも画素数1600万画素の SJ5000plusが自分にはベストです。
5000Plusでの残念なのは、電子式手ぶれ補正 & Full HD画質止まりな2点、、、。
こうしてみてくると、手元の SJ5000wifi でも、これはこれでまだまだ結構いけるじゃあないか、というようにも思われてきます。
残念な点で強調したいのは(諄いようですが)、3機種とも、WIFI の通信距離に全く改善が見られないこと。
リチウム充電池も、5000系全体で共通製品のままであり、バッテリー持続時間には改善は見られません。
今後、電池容量アップをも期待したいところです。
ディストーション(歪曲収差)の補正機能や、ホワイトバランス微調整機能も、全機種未搭載のままです。
こうしたところにも、開発者には是非とも目を向けて欲しいものです。
しかし、こうして不満点を挙げてみれば、逆にそれほどに多くはないという気もしてきます。
即ち、SJ5000シリーズは、どれでもかなり完成度の高いレベルにあるのも確かです。
そして、これだけのカメラたちが、この価格(一万円代ほど)で手に入ることは、私たちにとってはとっても幸せなことです。
これは忘れてはいけませんね!
今回は、内容が内容だけに長大になってしまいました。
自分の頭の整理が主でしたが、何か役に立てば幸いでもあります。
もしもどこか間違っている点があったらご容赦下さい。気が付いた時点で、修正して参ります。
とにかく、最後まで見ていただいて感謝感謝です!
<下記3種、アマゾンにおける信頼度の高いショップの扱う商品です。価格と信頼との両満足度高いものです。>
新品価格 |
私の知らないうちに、SJ5000にバリエーションが増えていました、
SJ5000X Elite という名前の新機種が数ヶ月前から発売されていたのですね。
SJCAM社のSJ5000シリーズは、大別して既存の 「SJ5000」、「SJ5000WIFI」、「SJ5000PLUS」、の3タイプが存在していましたが、これで4種目が加わったことになります。
さて、私の手元のSJ5000wifiは、もう買ってから一年近くになります。
本年初め頃からぼちぼちSJCAMのニューモデル発売が気になり、SJ6000、SJ7000というような検索ワードで何度か検索していました。けれども、他社の類似製品がヒットするばかり。そのような次第で、SJCAM社の場合は、デジタル機器でありながらも商品のライフサイクルが結構長いんだな、などと判断していました。
ところが、SJ5000のマイナーチェンジ的位置付けとして発売されていたとは、、、かなり想定外でした。
まだSJ5000系列で行くの?
それなら、肝心の性能の方はどう変わったのでしょうか。
新しいSJ5000Xといえども、あくまでSJ5000の派生種な訳で、変革までを期待することは無理というところかもしれません。
私はむしろ、派生種ゆえの正常進化をこそ期待したいです。
次の購入のためにも、自分が重視する機能面を中心にして整理しておくことにいたします。
(* 長い文になりそうな気がしますので、予めご容赦ください!)
その前に、、、。
<アクションカメラに求めること>・・・専ら個人的な重要機能を中心に書いて参ります。
1 光学式ズームレンズ(2〜3倍でよい)。
それ以上はデジタルズームで十分。 Wifiでの遠隔操作が可能なこと。
2 (光学式)手ぶれ補正
3 ディストーション(歪曲収差)の内部補正
4 バッテリー持続時間の改善 及び 充電時間の短縮
5 Wifi の通信可能距離の拡張
6 ホワイトバランスの微調整
1 レンズ画角、対角170°というのが、そもそも自分には広すぎなことが多々あります(ドラレコ等では重宝だが)。
90~170°域の光学式ズーム搭載が理想的です。ただ、超広角域ズームとなるとレンズ構成枚数が増え、かつまた、ピント機構も必要になってその分大きく重くなるは必定です。
程度にもよりますが、あまりに重くなってしまうなら、画質は多少犠牲になってでも、現状の簡易的デジタルズームで良しとすべきかもしれません(現状、SJ5000wifi等に搭載)。
それでも、ある程度の画質は欲しいわけですから、搭載センサーはできるだけ高画素が望ましい。ここがポイントです。
2 理想は、光学式手ぶれ補正です。
とりわけ、これが動画撮影時に有効に働くことがポイントです。
光学式は、動画撮影時にはさらに電池を余計に食うことになるでしょうが、別途ジンバル等に搭載して携行するのに比べれば、予備バッテリーを余分に持つ方がむしろずっと楽でしょう。
ちなみに、「電子式手ぶれ補正機能」は、光学式がなければせめて、といった感じ。
3 SJ5000のレンズにも、やはり強烈なディストーション(歪曲収差)があり、水平線や建物は、それこそ恐ろしく歪みます。 魚眼レンズ同様なので、宿命と諦めていました。
(これに比べ、GooXXのはやや大人しいのです。同じレンズを搭載しているようにも聞きますが、ならば内部処理の差なのでしょうか。)
ところが、超広角レンズでありながら、この歪曲を感じさせないカメラも当節では出てきています。
例えば、ドローンでメジャーなDJI社の最新モデル「ファントム4」の搭載カメラです。その撮影画像をみると、画面の上側などに水平線等があっても、それが気にならないくらいにまっすぐな線になって写っているのです。
これはレンズ本体の収差補正だけではまず困難ですから、カメラの内部処理で強力に矯正しているものと思われます。
残念ながら、SJシリーズは今のところ、知るかぎりでは未だこうした機能は未搭載のようです。
4 電池の持続性は、SJCAMに限らず一般的な課題で、多くのユーザーの不便に思われていることの一つです。
SJ5000は、実質35~40分ほどで電池切れです。ただそれもあくまで当たりバッテリーの場合であり、ハズレバッテリーではもっともっと短くなってしまいます。私が別売り購入した物のハズレ率は約50%、なんと4つのうち2つがハズレでした。SJCAMの予備バッテリーは安いのは有難いですが、2つに1つが真ともでない現実を思うと、果たして安いとも言えない気もします。また、もしもカメラ同梱のバッテリー自体がハズレだったら、それを買った人は大変でしょう。
また、同様なことは、DJIファントム2(ドローン)の予備バッテリーにおいても経験しました(一個あたり2万円近い価格だったのに)。
さらにイケナイことには、ダメバッテリーをフル充電(3時間近くかかるのに)しても、どれもがかなりなハイペースで自己放電してしまうのです。これもいけません、一体どうしてなんでしょう。
5 Wifi到達距離は、SJ5000WIFIで、やっと30m程度なんです。Goo~~に完敗です。ドローン搭載時には全くダメです。最新モデルのSJ5000Xになってどうなのかは、公開スペックには書かれてなくて不明ですが、劇的に改善されたという話も聞きません。せめて50〜60mあったらなあ、という希望なのですが。価格の差として諦めるべきでしょうか。
6 ホワイトバランスの微調整。これが私にとっては結構大切です。
色味は、人によって最も好みが出るところではないでしょうか。SJ5000は、オート設定で晴天時ならかなり綺麗です。しかし曇天や日陰などでは、オート設定でやや寒色系寄りです。他の設定<晴天>・<曇り>などではちょっと妙なグリーンかイエローの濁りが出ます。
色味は、PC処理でほぼ直せることではあっても、ここはやはりカメラで綺麗に撮りたいところ。こだわりすぎかもしれませんが、色味っていうのは使ううちに気になってくるところなのです。
個人的な都合で前置きが長くなりすぎましたが、個人的に重視するのはほぼ以上です。
それでは、ようやく個別性能についてです。
まず、SJ5000Wifi からですが これはあくまで再確認の扱いで見て行きます。
新品価格 |
1 レンズ画角(対角線) 170°単焦点のみ F値2.99
動画・静止画共にデジタルズーム可 1 〜 6.3倍の範囲
2 手ぶれ補正 なし
3〜6 未対応
(その他)
・イメージセンサー パナソニック製 CMOS
・出力画素数 1400万画素
・静止画解像度 1400 1200 800 500 300万画素 ワイド200(1920×1080)
・動画解像度 1080フルHD 1920×1080 30fps 720P 1280×720 30/60fps
WVGA 848×480 60fps VGA 640×480
・ISO感度 オート 100 200 400 800 max1600
・露出補正 +2〜ー2EV 1/3ステップ
・静止画画質 Jpeg ファイン ノーマル エコノミー
・撮影モード
・タイムラプス動画(INV)? オフ 1s 2s 5s 10s 30s 1分 ・・・説明にはあるが、、、
・スローモーション動画 720p 480p
・インターバル撮影 3s 5s 10s 20s
・セルフタイマー(INT) 3s 5s 10s 20s
・バースト撮影 連続3枚 5枚 10枚 20枚
・背面 2.0型 TFT液晶
(以下、斜体字部分の項目は、手元の実物を確認しながらのデータですので、以降 sj5000plus、sj5000X では未表記になる項目が多くなります。)
・ホワイトバランス オート/晴天/曇り/タングステン/蛍光灯
・シャープネス ストロング ノーマル ソフト
・カラー カラー 白黒 セピア
・オートパワーオフ オフ 3分 5分 10分
・操作音 オフ オン
・画面オフ 30秒 1分 3分 5分 オフ
・Car Mode オン オフ
・OSD mode オン オフ
・上書き録画 オフ 3分 5分 10分
・HDR オフ オン
・動体検知 オフ オン
・録画時の音声録音 オフ オン
・WIFI あり *SSID設定メニュー 及び password設定メニュー あり
・テレビ出力 オン オフ
・TVモード NTSC PAL
・モノラルスピーカー & マイク 搭載
・マイクロSDカード SDHC対応 32Gまで
・USB2.0(micro)端子 データ転送/充電兼用 公称充電時間約 3時間 公称動作時間 40~60分
・HDMI端子(micro)
・バッテリー リチウム充電池 900mAh
・大きさ 約61.2 × 42.7 × 25.2mm
・重さ 74g 電池含む
*上下反転モード(逆さま撮影)、手ぶれ補正、ディストーション補正などは未搭載。
(コメント)
SJ5000WIFIは、手元の現物を見ながら書きましたので、今回3種類中で最も詳しいと思います。
ただ、いくら実機をいじってみてもどうしてもやり方がわからない機能がまだ2〜3あります。
このため、こうした多機能グッズこそ、詳しい日本語説明書が欲しいですね。
せめてSJCAM公式サイトなどでダウンロードできるようにしてくれると有り難いのですけどね。
それと、ネット諸サイトでの性能表示なんですが、数値や内容に若干どこかしら間違っていたり、そもそも情報不足だったりするページがとても多いようです。
何処から転写したかのような表示が多いのですが、販売する以上、もっと精査して表示すべきではないでしょうか。この手の商品を買う人って、結構細かい情報を見なくては選べないケースが多いんです。
それからWifi について、<スマホ等との接続の方法>は、弊ブログ/アクションカメラテーマの、バックナンバーで書いております。
一度でも接続できてしまえば、次回から簡単につながることが多いです。スマホ側でモニターしながら、動画・静止画ともにシャッターを切ることなどができて非常に便利です。
<SJ5000 PLUS>
・レンズ画角(対角線) 170° 単焦点 F2.99
*デジタルズーム可 倍率 1~6×
・手ぶれ補正 電子式搭載
・上記3〜6 未改善
・イメージセンサー パナソニック製 CMOSセンサー
・プロセッサ Ambarella A7LS75搭載
・出力画素数 1600万画素 ・・・sj5000wifiより高画素!
・静止画解像度 1600 1400 1200 800 500 300万画素
Wide200万画素 120万画素 VGA(640×480)
・動画解像度 1080P(1920×1080) 60fps/30fps
720P(1280×720) 120fps(スロー)/60fps/30fps
480P(848×480)240fps(スロー)/120fps(スロー)/60fps/30fps
・ISO感度 オート 100 200 400 800 max1600
・露出補正 +2〜ー2EV 1/3ステップ
・静止画画質 Jpeg ファイン ノーマル エコノミー
・撮影モード
・タイムラプス動画(INV) オフ 1s 2s 5s 10s 30s 1分
・スローモーション動画 720p120fps 480p240fps 480p120fps
・インターバル撮影 3s 5s 10s 30s 60s間隔
・セルフタイマー(INT) 3s 5s 10s 30s 60s
・バースト撮影 連続3枚 5枚 10枚 20枚
・背面 1.5型 TFT液晶 ・・・sj5000wifiより小型とは?
・Car Mode あり エンジン連動オン/オフ
・上書き録画 あり(オン/オフ 選択)
・動体検知 あり
・WIFI あり *SSID設定メニュー 及び password設定メニュー あり
・マイクロSDカード SDHC対応 32Gまで
・USB2.0(micro)端子 データ転送/充電兼用 公称充電時間約 3時間 公称動作時間 40~60分
・HDMI端子(micro)
・バッテリー リチウム充電池 900mAh
・大きさ 約61 × 42× 25mm
・重さ 74g 電池含む
*電子式手ぶれ補正 搭載
*上下反転モード(逆さま撮影)は不明。ディストーション補正は未搭載。
(コメント)
公式サイト中心に各販売サイトなどのデータを集めたレベルの情報です。
SJ5000plus は、いわば、SJ5000wifiを部分的にスペックアップした製品です。単純な比較ができないのですが、最新のSJ5000Xの発売された今時点でも、シリーズ最上位に位置する製品だと思います。
主な強化された性能について改めて箇条書きします。
@ 画素数 1400万画素から1600万画素へアップ。
A プロセッサ NTK96655チップからAmbarella A7LS75チップに変更で高速に。
B 動画画質 コマ数(fps)が大幅にアップ。フルHDで60fps、さらに720pで120fps!
これによってスローモーション動画の高画質化を果たしている。
(この機種の特色になっていると思う。)
C 電子手ぶれ補正機能 電子式でもあるとないとでは大違い。特に夕方や夜間に有効。
D その他 細かい部分ですが、、、セルフタイマー、インターバル撮影などが最大60秒に拡大。
逆に、退化した点。
背面モニターのサイズが、1.5型と小さくなってしまった。5000シリーズ内の他機種は全て2.0型なのに?
<SJ5000X Elite>
新品価格 |
1 レンズ画角(対角線) 170°単焦点のみ F値2.99
動画・静止画共にデジタルズーム可 1 〜 6倍の範囲
2 手ぶれ補正 ジャイロアンチシェイク機能搭載
3〜6 未対応
(その他)
・イメージセンサー ソニー製 CMOS IMX078
・出力画素数 1200万画素
・静止画解像度 1200 1000 800 500 300万画素 ワイド200(1920×1080)
VGA 640×480 130万画素1280×960
・動画解像度 4K 24fps(interpolated) 2K 30fps 1080フルHD 1920×1080 30/60fps 720P 1280×720 30/60/120fps
・ISO感度 オート 100 200 400 800 max1600
・露出補正 +2〜ー2EV 1/3ステップ
・静止画画質 Jpeg ファイン ノーマル エコノミー
・撮影モード
・タイムラプス動画(INV)? オフ 1s 2s 5s 10s 30s 1分(詳細不明)
・スローモーション動画 2倍 4倍 8倍
・インターバル撮影 可 3s 5s 10s 20s(詳細不明)
・セルフタイマー(INT) 可 2s 3s 5s 10s 20s 30s 60s(詳細不明)
・バースト撮影 可 連続3枚 5枚 10枚 20枚(詳細不明)
・背面 2.0型 TFT液晶
(以下、斜体字部分の項目は、手元の実物を確認しながらのデータですので、以降 sj5000plus、sj5000X では未表記になる項目が多くなります。)
・ホワイトバランス オート/晴天/曇り/タングステン/蛍光灯
・シャープネス ストロング ノーマル ソフト
・カラー カラー 白黒 セピア
・オートパワーオフ オフ 3分 5分 10分
・操作音 オフ オン
・画面オフ 30秒 1分 3分 5分 オフ
・Car Mode オン オフ
・OSD mode オン オフ
・上書き録画 オフ 3分 5分 10分
・HDR オフ オン
・動体検知 オフ オン
・録画時の音声録音 オフ オン
・WIFI あり *SSID設定メニュー 及び password設定メニュー あり
・テレビ出力 オン オフ
・TVモード NTSC PAL
・モノラルスピーカー & マイク 搭載
・マイクロSDカード SDHC対応 32Gまで
・USB2.0(micro)端子 データ転送/充電兼用 公称充電時間約 3時間 公称動作時間 40~60分
・HDMI端子(micro)
・バッテリー リチウム充電池 900mAh
・大きさ 約61 × 42.4 × 25mm
・重さ 74g 電池含む
*ディストーション補正は未搭載。
*回転モード、ジャイロアンチシェイク機能(手ぶれ補正)をシリーズ初めて搭載。
*撮影しながらのAV出力可能に。
(コメント)
まず、SJ5000シリーズで初めて、SONY製センサーを搭載しています。しかし、センサー解像度は何故かシリーズ最低の1200万画素に。画素数が減ったからだろうか、プロセッサもSJ5000wifi と同じメーカー(の型番違い)に戻っている。
それにしてもセンサー画素数が落ちた!、これは口惜しいことです。。
SJ5000Xは、画素数の点を別とすれば、幾つかの価値ある進化を果たしております。
まず、私としては、物理的な手振れ補正機能がついたことが革新的。何しろ、あのGop~~でさえ未搭載の機能なのではないでしょうか。補正方式が光学式かセンサー式かは不明ですが、おそらくはセンサー式なのではないかと思います。私の推測なのですが、パナソニック製からソニー製センサーへの変更理由が、ジャイロ式手振れ補正をユニット化したCMOSセンサーを選択する過程で、ソニー製センサーになったのではないかと想像することです。画素が落ちたのは、こうした選択上の制約だったのかもしれません。
それから、SJ5000シリーズとしては、4K画質での録画が初めて可能になりました。4Kも今やトレンドですからね。
コマ数は秒間24fpsですから十分なめらかのはずなのですが、購入者のレビューを読ませてもらうと、4Kについての評判はイマイチの様です。
その次の2K動画についての評価の方はかなり高い様です。画質向上には手振れ補正も大きく貢献しているのではないでしょうか。
手ぶれ補正に対する評価も良いようです。ユーチューブのサンプルなど見ると、ドライブレコーダー時に特にブレが気にならないレベルになっていて、確実に効果があることがよくわかりました。
ところで、4K動画の1コマの画素数はおよそ800万画素にもなります。
800万画素といえば、静止画としても十分な画質で、印刷原稿でも余裕で使える解像度です。
この規格を生かせるハードとは、より精密なレンズ、高品質な画像処理エンジン、高画質のモニターなどが必須でしょう。
SJ5000Xは、そもそもセンサーが1200万画素に落ちています。動画の場合はさらに、その8〜9割しか使わないのではないでしょうか。レンズも変わってないようですし、そんなわけですから、本格的4Kまでにはまだまだ距離感を覚えずにはいられない、というのが正直なところです。
その他、SJ5000Xは、スローモーション、タイムラプス動画などの各スペックやその操作性も良くなっているようですね。
それから、視野角を4種類セレクトするモードがあって便利このうえないのですが、これがデジタルズームとどう異なるのか、現段階の私にはわかりません。
最後に <3機種を比べて>まとめ
今回、SJ5000シリーズの性能比較としては、相当細部に及んで行いましたが、
結果思ったのは、率直に言って「帯に短し襷に長し」です。
特にSJ5000Xは、この価格ではよくぞここまで進化したなあ、と称えたいです。が一方で、どうして画素数を落としたの? と残念です。
もし、1600万画素、いや1400万画素だったら、少し価格が高くても、私は迷わず即購入したでしょう。
それ程、総じて良くできていると思います。立派!立派!
極めて実用的でコストパフォーマンスの高いカメラです(SJcamはどれを取ってもですが)。
Wi-fiの通信距離が短いこと、また音声品質がイマイチ、という2点を無視できれば、Go~~~含めて比べても、SJ5000系の方が個人的には断然ベターです。
強いていえば、私は静止画を撮影することも多いので、現時点でも画素数1600万画素の SJ5000plusが自分にはベストです。
5000Plusでの残念なのは、電子式手ぶれ補正 & Full HD画質止まりな2点、、、。
こうしてみてくると、手元の SJ5000wifi でも、これはこれでまだまだ結構いけるじゃあないか、というようにも思われてきます。
残念な点で強調したいのは(諄いようですが)、3機種とも、WIFI の通信距離に全く改善が見られないこと。
リチウム充電池も、5000系全体で共通製品のままであり、バッテリー持続時間には改善は見られません。
今後、電池容量アップをも期待したいところです。
ディストーション(歪曲収差)の補正機能や、ホワイトバランス微調整機能も、全機種未搭載のままです。
こうしたところにも、開発者には是非とも目を向けて欲しいものです。
しかし、こうして不満点を挙げてみれば、逆にそれほどに多くはないという気もしてきます。
即ち、SJ5000シリーズは、どれでもかなり完成度の高いレベルにあるのも確かです。
そして、これだけのカメラたちが、この価格(一万円代ほど)で手に入ることは、私たちにとってはとっても幸せなことです。
これは忘れてはいけませんね!
今回は、内容が内容だけに長大になってしまいました。
自分の頭の整理が主でしたが、何か役に立てば幸いでもあります。
もしもどこか間違っている点があったらご容赦下さい。気が付いた時点で、修正して参ります。
とにかく、最後まで見ていただいて感謝感謝です!
<下記3種、アマゾンにおける信頼度の高いショップの扱う商品です。価格と信頼との両満足度高いものです。>
新品価格 |
新品価格 |
新品価格 |
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image