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2017年08月02日
撮影車 アウトランダーPHEV(3)充電ケーブルの故障です。
200V普通充電ケーブルが故障?!
四日前のことだったのですが、夜、いつもの様にタイマー充電設定をしてから寝ました。
タイマー設定は、気温が一番低い早朝の4時から6時半頃までの間に行う様に設定しています。
夏場、リチウムイオン二次電池への高温の悪影響を少しでも回避しようという理由です。
翌朝、、、
仕事に出かけようと撮影機材を積み、車を起動してみると、
『システム異常によって充電中断しました』との表示。
?
これは初めて見るメッセージです。
受電量を確認すると、
なんと4分の1ほどしかできていない。
え?!、なんで。
意味わかりません。
あるいはまたタイマー設定を間違えたのかなと、ドジな自分自身にやや不快感を覚え始めつつ、
設定画面を確認するも、今回は間違いがない模様です。
では、”システム異常” とは一体なんぞや?
これは、かなり由々しき事態なのかも、、、。
いやーな予感がします。
しかし、考えてみればアウトランダーphevは、エンジン発電でも走れるのです。
一瞬、ピュアEVの様なつもりで焦ってしまった自分にやはりわずかな不快感。
この日はとりあえず、ほぼエンジン発電によって伊東市までの往復をして事なきを得ました。
帰りがけに「伊東マリンタウン」という道の駅的な施設に寄り、ここの急速充電器を試してみましたが、普通に充電できていました。急速充電ができれば、車体の異常でない可能性が高くなると思ったのです。
もっとも、エンジンの発電余剰分や下り坂の回生電力は充電していたので、少なくともリチウムイオン二次電池の異常はなさそうだなあと思っておりましたが、さらに急速充電ができたことで、車体の可能性はほぼ無くなったわけです。車体側にあるとすれば、あとは充電制御プログラムぐらいでしょうけど、今になって不具合が出るのでもなさそう気がしていました。
で、個人的に結論を得ました。
充電ケーブルの故障にて間違いなし!と。
そうでないと困ります。
車体の不具合ですと、修理に日数もお金も予想がつきませんからね。
充電ケーブルならば、修理したって何十万などということにはなりません。
故障したのは金曜日で、土日はディーラーが忙しそうで遠慮し、月曜日が定休日でしたから、やっと火曜日(昨日)になって診てもらいに参りました。
ほぼ午前中かかって診てくれましたが、、、故障は私の予想通り、やはり充電ケーブルでした。
私は修理のつもりでいましたが、対応いただいたディーラーの方には、メーカーにクレーム交換を交渉してみるので、少し待ってくれますかというお話なのです。
本当に有難いお気持ちとご対応ですが、恐縮しつつ一旦帰ってまいりました。
その後の交渉のおかげで、”無償交換” が現実のことになってしまいました。
なんか、ここまでしてもらっていいのか、という気持ちがあります。
3年以上経っているケーブルなのですから、まさか無償交換とは。
三菱自動車は、最近いろいろなことがあって評判を落としたわけですが、
ディーラーとしては、こちら(三菱沼津大岡店)は、過去私の経験では断トツに素晴らしいと感じています。皆さん気持ちの良い方々ばかりですし、ご対応も迅速、かつ丁寧です。
これから、アウトランダーPHEVの様な種々の新分野の車が主流になってゆくからには、
ディーラーが頼もしい存在なのかどうかは、ユーザーにとって非常に重要なファクターになるでしょうね。
町の自動車修理工場では、残念ながら最早対応不可能になりそうですし、何か不具合が出ても気持ちよく対応していただけるデイーラーの存在こそ、今まで以上に重要性を増してくるのです。
一方、メカとして複雑化する一方の車体は、完璧なものはないでしょう。
細かい不具合はどのメーカーであっても避けられず、必要悪ということになります。
購入後も少しずつ、修正を得て完璧に近づいてゆくという形が自然でしょう。
昨今の欧州メーカーの惨憺たる状況を見るにつけても然りです。
それにしても、あの ”排ガス不正” という不祥事については別格ですね。
何しろ確信犯である上、環境問題ですから。
ある種の社会犯罪とさえ思われるのです。
その割に欧州メーカー各社の受ける制裁(政治的、社会的)は、トヨタプリウスや三菱の時と比べてはるかに緩いのではないか、と感じています。
三菱については、燃費不正であって排ガス不正ではないのです。
ここが重要です。
排ガス不正は、燃費不正よりも環境ストレス的に悪質だと思うのです。
クリーンディーゼルは、旧ディーゼルエンジンに比べたらクリーンだというだけに過ぎません。
極く多少CO2は少ないですが、それ以外はやはりディーゼル特有の汚染物質はガソリン車の比ではないらしいのです。
マツダのディーゼルだけが優秀ではあっても、経年劣化に連れ排ガスも急速に汚くなるという話も聞きます。
燃費不正というのも悪いのですが、実燃費での三菱は悪くないというのもよく聞く話。
逆に、その他のメーカーの方がカタログ値から乖離しているという様な話だってよく聞く話です。
アウトランダーPHEVについては、2012年の時点では秀逸すぎる完成度だったと思います。
欧州メーカーでは、PHEVが多くなっていますが、五年経った今でさえ、性能的にこれに完全に追いついていないものが殆どで、むしろ不思議なくらいです。
しかし、充電ケーブルが故障するというのも、やや珍しいかも。
これがリーフだったら、走行不能ですからね。
これは、深刻な事態です。
リーフの充電ケーブルも故障するのでしょうか?
いや、アウトランダーPHEVのケーブルの故障、どなたか同じ様な経験された方はおられるのでしょうか。
今回もどうも長くなってしまいました。
とりとめない話でお詫びして終わりとします。
ありがとうございました!
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