2018年08月09日
「隠したい身内1」働かない50代、親離れ出来ない!子離れできない!
「ばばあ2」
お恥ずかしい話ですが、ばばあの身内には世間には知られたくない親族が数名います。今回は思い切ってお話しすることで、「子育ての失敗例」の一つになるのではないかと思いました。
親離れできていない、子離れできていない親子の話です。この親子は本当に幸せな人生なのでしょうか?子育ての参考にしてください。
1.高齢出産
ばばあの伯母に当たる人物です。人がいいと言えば聞こえも良いのですが、なぜか苦労を買って出る人でした。初めは就職し仕事をしていたのですが、兄嫁が体が弱く、仕事を辞め4人の子育てが伯母の仕事になったのです。
当然、婚期も逃してしまいました。当時は近隣の方の紹介で見合い結婚をするのですが、30を過ぎた伯母にはそんな話もありません。祖母が行商で知り合った年下の男性を伯母に紹介し結婚するのです。
出産をしたのは34歳頃で、1人息子でした。当然、甘やかされて育っていくのです。
2.働かない旦那と宗教
旦那はほとんど働かない状態で生活苦になるのです。その後知り合いの人の誘いで宗教に専念する日々が続くのです。
子供を置いて、泊りで宗教活動に出かけたり、夜間も宗教活動にいそしむ毎日でした。きっと心のよりどころを宗教に求めたのでしょう。
3.小学校を休みがちに
伯母が宗教活動で朝早く出かけると、息子は学校へは行かず一日自宅で過ごす毎日になるのです。教師の家庭訪問で学校を休みがちであることも知るのです。
当然、学力も低く中学に入っても休みがちになりました。中学を卒業後、職業訓練校に通い、父親がはじめた電気工事の仕事を親子でするのですが、息子は怠け病と言うか、朝になると体調不良を訴えて仕事も休みがちになるのです。
車に乗れない伯父も当然休むことになります。悪循環が続き後に廃業するのです。
4.両親の宗教上の知り合いと見合い結婚
仏教ではない宗教の場合は色々とありますので、宗教が同じ方が良い事が多いのです。そこでの紹介で結婚をするのですが、息子は結婚後も毎日の様に朝になると体調不良を訴えて仕事にも行きません。
結果、子供を連れてお嫁さんは出ていくのです。そして親子3人の生活に戻るのです。
5.何歳になっても子ども扱い
伯母は息子がかわいくて仕方がなく、自分で働いたり、時には兄弟に借金をしながら、働かない息子と旦那の生活を支えるのです。
当の息子はお嫁さんと子供が出て行っても変わることがありません。伯母は兄弟姉妹に息子の事を思うのなら外に追い出すことを勧められるが、伯母は息子から離れる事が出来ません。息子も親元から離れる事を考えてもいません。
6.高齢になり仕事もなくなる伯母
伯母は高齢で、仕事にもありつけず、近所の草引きをしたり、手伝いをしながらわずかなお金を得てくる毎日でした。それが無理になると農家の知り合い宅へ行き「食べ物が無いので恵んで欲しい」と回るのです。
そこまでしても、息子も親に依存し、伯母も息子に働きに行くことを勧めないのです。
7.家賃が払えず追い出される
定職についていなかったので、年金もありませんし、国民年金の支払いもしていませんでした。食事も満足に食べられないので、家賃も払えません。
そんな中でも、伯母は自分が食事をしなくても、働かない息子には食べ物を与えるのです。
結果、借家を追い出されるのです。そのタイミングで、気の毒に思われた方の計らいで「生活保護」を受ける事になるのです。
はじめは拒否をしていたのですが、伯母と伯父は「生活保護」を受ける対象になるし、食事が出来ると言うことも含め「生活保護」を受ける決心をしました。
8.両親の生活保護費を当てにし働かない息子
一時期、息子は1年ほどは仕事に出ていたのですが、休みがちで、体調不良を理由に職を辞めてしまい、両親の「生活保護」を当てにして益々、働かないのです。
しかし、伯父が無くなり「生活保護費」が減るのですが、伯母にとっては、親子二人の生活は何よりの幸せだったようです。以前の様に90歳を過ぎても、息子を食べさせる為に、自転車で2時間近くかけ、妹の家へお金を借りに行ったりしていたようです。
まとめ
・家庭の事情で婚期をのがし、高齢出産により息子がかわいくて仕方ない
・働かない夫と貧困のあまりに宗教へ走る
・宗教を一生懸命するが、息子はいいこと幸いに学校を休みがち
・息子は結婚をするが、仕事へは殆どいかずで愛想をつかされる
・伯母は何歳になっても息子を子供あつかい
・高齢で働けなくなり、知り合いをたどり物貰いをする
・家賃を払えず、生活保護になる
・両親の生活保護を当てにし、一層働かない息子
・90歳になっても息子を食べさせる事が必死
ばばあは伯母の姿を長年見てきて生活が成り立たなくても息子から離れられない、息子も年老いた親から離れようとしない、ゆがんだ愛情表現を目の当たりにし、自分の息子たちにはそうなって欲しくないし、自分もなりたくないと就職後は自活するよう育ててきたつもりです。
どちらかが離れないと共倒れになっていくのです。先日、伯母が亡くなりました。息子はもう60歳近くなので、仕事もありません。生活保護を受ける事になるのでしょう。この様な人生、親子は幸せだったのでしょうか?
「隠したい身内2」は幼少期に母が亡くなった人物についてです。お楽しみに!
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