2018年08月06日
教育課程の単位取得の為、2年余分に大学へ!教育実習したその後?
「ばば2」
ばばあからは何を考えているのかがわからない次男! 教育課程の単位を取得するために2年余分に学校へ行ったのです。教育実習も終わり糸の切れた凧のような状態の日々が続くのです。
次男は教育実習後に「教師は自分に合わない」という始末で、「一体この先どうするんだい!」と吠えるばばあに対して、いつものようにふらふら出かけ、帰るのは深夜になるのです。
1.大学へ行ったが目標が定まらない
自分自身、何をしたらいいのか?何が自分に合っているのかが一向に定まらない次男なのです。とりあえず甥の家庭教師を引き受けるぐらいでした。
本人も悩んでいるのがわかるのですが、中々行動に起こせない次男なのです。兄弟でも長男は目標が高く、目標に対して貪欲なほど突っ走るのですが、方や次男は牛歩のごとく、誘惑に負け本能的に生きているのです。
2.突如、ばばあの店の社長に就任
諸事情により、ばばあ達の金券ショップ社長に就任するも、ばばあ達の店はキャパシティーとしては大きくもなく、ばばあ達だけで何とか回るくらいの店なので、次男が社長になっても、給料が取れるほどの規模ではありません。
名前だけの社長で、金券協会のやり取りを通して社会勉強をするぐらいです。その時に、年配の方の対応の仕方などを覚える事はできたようです。
金券協会も平成生まれの社長は初めてで、対応には戸惑う人も多かったようですが、元来の「人たらし」のような性格で、年配の方には可愛がってもらえるようです。しかし、ばばあの店にいては飼い殺しになってしまうと感じました。
次男と相談し、金券ショップでの社長のまま、長男が会社の関係で埼玉にいたので、そこに居候しながらろいろと自分探しを始めるのです。
3.教員資格を生かし塾講師
初めは立ち上げ間際の塾の講師をするのですが、やはり「目標とする教師にはなれない」ということで受け持った生徒が中学受験が合格後に塾を去るのです。
立ち上げからの準備のため物件探しから始まり、色々と苦労はしたようですが、東京と愛知の違いもあり教育の考え方も違ったことも原因なのでしょう。
4.派遣会社の事務として働く
東京で知り合った方の紹介で、派遣会社の経理部で働くのです。もともと数字を追うことが好きなので、ここで目標が定まりかけていたのです。
とりあえず簿記を1から勉強し、2級までは取得するのです。そして、税理士目指して勉強をはじめるのですが、経験者又は有資格者でないと雇ってもらえず経理事務所に入社は諦めました。、元来の楽をする性格から、上を目指すことを辞めてしまうのです。
5.不動産会社の経理部門で働く
数字を追求する性格は苦にならないし、楽しいと言っていました。以前からの「数字は人を裏切らない」と言い、東京のディベロッパーにて仕事をしながら、不動産鑑定士の資格取得を目指しています。
人間関係の大変さに巻き込まれつつ、仕事は続けているのですが、このまま頑張るかは?です。東京の不動産関係の景気はオリンピックまでしか続きそうもないのが理由だそうです。
まとめ
・今の子供たちは大学が最終目標になり、その後の人生設計を描けない
・諸事情によりばばあ達の店の社長に就任も飼い殺しの様になる
・一機して東京に向かうが、「教師としての資格では未来が描けない」と感じる
・派遣会社内で経理関係の仕事に就く、簿記の資格を取得するが簿記2級程度では、税理士会社への就職は無理
・ディベロッパーでの仕事は性格上、よく合っているようだが、東京での未来はオリンピックまでしか先がない
2年間余分に学校へ行ってまで就職に有利な武器を手にするのですが、中々、その武器を利用しての就職が出来ない次男と、いつまでも目標が定まらない事が、本人をフラフラさせる理由でもあると感じました。
ばばあも年を取っていく事を考え、早く目標を定めてほしいのが親心ではあります。しかし、次男と同じくらいの子供たちは、ほとんど苦労をせずに育ってしまい現実を見ようとはしないのです。
次男の周りでも目標が定まらなく、職を転々とする子供たちが多いことははっきりしています。次男も含め彼らは今後、どのような人生をおくるのでしょうか?
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