2018年07月31日
国公立を辞退してまで私立大学に行きたがる次男の学生生活は?
「ばばあ2」
前回、国公立を辞退し、私立大学に行くことを選んだ次男のお話をしましたが、とにかく楽をすることしか考えない自由人です。
面倒なことは嫌いで、行く当てもなくふらふら何処かに出かけてしまう、自宅で見る姿といえば寝てる姿しか見たことがありません。次男の大学生活は謎だらけでした。
1.大学の「数学科」で何するの?
初めに「数学科」を受験すると聞いた時に、「へー何するの?」でした。次男が言うには色んな公式を解いたり、研究したりするそうです。
学者にでもなるのか?いや、次男の性格からいえば、無駄を嫌い、楽=自由でしかありません。物事の追及など無駄にしか考えない性格なので、それは無いでしょう。
学校に行っては、毎日パソコンに向かうこと=学習の様であります。答えが明確ではっきりしている事が「数学科」の魅力なのだと言っていました。
2.就職先は?
一般的には数学の教師になるか、IT関係に行きプログラミングに数学を活用することだそうです。しかし、就職の選択肢は限られてしまいます。
中には銀行に就職をする、公務員試験を受ける人もいました。次男の希望はIT関係に就職をすることでした。
3.毎日、学校から帰ると何処かに出かける
家で次男の姿を見るのは朝だけで、いつの間にかいなくなり、深夜か朝しか帰宅しないので、どこで何をしているのかもわかりません。顔を合わせるのは、お金が必要な時ぐらいです。
子供の頃から友人が多く、友人達も親元から離れない子供たちが多かったように感じます。ですから、その友人宅を毎日ぐるぐる回って歩いては、ゲームコーナーに行く毎日を過ごしていたようでした。
4.テスト週間
テスト週間には自宅にいません。日用品や食材も持って大学近くの友人宅に泊まり込んで、勉強とは名ばかりで、ゲームに明け暮れていたようです。
そんな図々しい次男ですが、地方出身の友人の彼女が来ると自宅に帰ってきます。その時の次男の言葉にはびっくりさせられましたね。
「林の彼女が来ると、林の部屋に居づらいんだよね。仕方がないから帰ってきた。」と言われた時には、「邪魔なのは、あんただよ!」と言った時に、次男は「へ、そうなの?」と言ってましたね。
あまりの自由人で感覚までもが、マヒしてきているようです。
5.ばばあ、20歳に長男と同じ洗礼をさせる
あまりに自由すぎて、「おまえ、世の中舐めとんか!」と言いたくなる性格の為、長男と同じくタイへ行かせる事にしました。ライオンのように崖から落とすのです。
しかし、変化を嫌う次男は「半べそをかきながら行かない!」の一点張りでした。テレビでタイの良さをやっていても、チャンネル変えるし、自室にこもるなどが続きました。
しかし、ばばあも負けていません。必ず実行するのがばばあです。1か月の予定でチケットの手配をするのですが、父親に直談判をし、20日間で手を打つことになりました。
今回はタイの弟の会社が移動し、パタヤビーチの近くに変わり、会社所有のホテルの1室を借りる事になっていたので、長男の事を思うと快適なバカンスになるはずです。
しかし、出発の当日まで、半べそをかいていました。ばばあも逃げられては困るので、飛行場まで、付いていくのです。ばばあは入国審査が終わるまで帰らずに飛行場で待機していました。
20日後に帰ってきた次男はパーマをかけて別人になって帰って来たのでした。現地では一人で「日本から行った、現地法人の方々と釣りへ行ったり」「タイ式マッサージをしたり」「ホテルのプールで泳いだり」「トゥクトゥクで観光地に出かけたり」タイを満喫していたようです。
晴れやかな顔をして「タイに住んでもいいと思った。」などと言ってましたね。まさしく、崖から落とされて楽しんで来た次男でした。次男にとっては修行ではなく、まさにバカンスでした。
次男は性格的に初めの1歩が中々出ないのですが、出てしまえばとことん満喫するタイプなので、心配はしていませんでした。
6.4年生の出来事
4年生はほぼ授業もなく、就職活動です。中々、教育実習の連絡が無いので、本人に確認すると、「いやー教職の授業を希望しなかった。」と、ほざいたのです。「ふざけるなー!」自由すぎる次男に唖然としました。
「IT関係に行くからさ。」が答えでしたが、2,3社受けて言った言葉が「IT関係はブラックが多いね。辞めておく。」でした。ばばあは「なぐったろか。」状態でした。
結果、学生課で相談後、教員資格の為の授業を2年間、受ける事になるのです。
7.教育課程の為の2年間
当然、授業料もかかります。「数学科」は理系なので、文系よりも50万程余分にかかるのです。ばばあは、大学の授業料からは逃げられると思いきや、また、また「やらかす」次男の為に日夜働くことになるのです。
まとめ
・数学科の就職先は教員かIT関係しかない。
・自由人は学校の近くの友人宅で寝泊まり
・20歳にはばばあの洗礼を受ける
・崖から落とされ楽しんで帰る次男
・4年の時に教育課程の授業を受けていない事が発覚
・2年間延長して教育課程の為の授業を受ける羽目に
同じ兄弟でも、長男のと次男の差には真逆すぎて考えについて行けないばばあでした。いくつになっても自由すぎる次男にはほとほと手を焼きました。今後、この次男がどのような大人になるかをお楽しみに!
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7949460
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック