2018年07月07日
幼児の教育はいつから始めるの?「公文式」3歳から始めた長男の場合!
「ばば2」
前回はばばあの子供達が「公文式」へ入会しての出来事をご紹介しました。今回は3歳から始めた長男に重点を絞ってお話します。
比較的、おっとりとした性格だったのと、先生に褒められるとやる気を起こす子供でした。正確には3歳半ぐらいから始めたので、簡単な数字などは書けるぐらいのレベルからのスタートでした。
では、どのように進んでいったのかをご紹介いたします。もう長男は30歳なので27年前の事です。ご参考になるかはわかりません。
1.公文式のシステム
・保育園後に週2回の教室通いでした。
・プリントを3枚ぐらい渡されて、初めての時や新しい段階へ進むときは先生と一緒に始めます。後は自分一人でプリントをこなしていきます。
・出来上がったら先生に見せて、答え合わせをします。全問正解の時はプリントいっぱいの花まるをもらえます。間違った場合はやり直して、もう一度先生に提出し、答え合わせをします。正解になるまで、帰ることが出来ません、しかし全問正解なら即、帰ることが出来ます。
・進み具合を見ては先生が、新しいステップの教材へ変えてくれます。
・実学年よりも早く進む子もいれば、実学年より下も子もいます。
・初めはあえて実力を試すために実学年より2学年下のプリントから始めるそうです。
・実学年よりも進むと公文全体で成績順位がでます。
・公文に行かない曜日は1日当たり3枚〜5枚の宿題プリントをを渡されます。
・次の公文の日には宿題を提出し、先生から頂いたプリントを始めます。その間に先生は宿題のプリントの採点をしてくださります。宿題が出来ていない場合はそのまま返すことも出来ますが、次回に持ち越すことも出来ます。
2.算数編
引用 公文式公式HP
算数の場合は今と若干違い1枚の紙に5問ぐらい裏表ありました。
今の様にあまり色付きの絵などはありませんでしたが、初めは数字を「1、2、3、4、5」を5回ずつぐらい書いていたようでしたが、1か月もしない間に簡単な足し算を始めるようになりました。
引用 公文式公式HP
公文式は計算力をつけさせるからなのでしょうか、特に簡単な「足し算」「引き算」からは先に進むのが遅くなります。全問正解でも次のステップに進むまでには2か月ぐらいかかったように感じます。
プリント自体は殆ど正解なのですが、そろばんと同じで計算の繰り返しを何度もさせる事により計算力を養わせるようです。
難しい問題ではなく簡単な問題だからこそ、くじけずに出来るのかもしれません。但し、あまり長く続くと飽きてしまう子もいるようです。
子供もプリントが進むにつれて、自分の学年よりも先に進むことが出来るようになって行きます。そうなれば全国版の順位表に入ってきます。毎回、県で自分の実学年の中で何番目かが楽しみになって来るようです。長男の場合は順位が上がる事に惹かれていったようです。
小学3年の3月まで公文式の教室にお世話になり、中学生の問題をこなしていました。その当時は県内でも上の方になり全国版の順位にも入ることが出来るようになりました。とても計算が早くて、買い物に行っても計算機より早く計算をするようになってきていました。
3.国語編
引用 公文式公式HP
長男はこの辺りから始めていきました。
国語の場合はひらがなの練習から始めていきますが、進むにつれて小学生の習う漢字に移行していきました。現在は若干違うのかもしれません。
その後 文章の問題に入っていきます。文章題の問題になると学校のテストのようなイメージを意識していただければ良いのですが、漢字の練習を長期に行っていたので、難しい漢字もよく知っていました。
私の場合は宿題が終わらないと何もさせませんでしたので(スパルタ)、旅行や実家に行くときも公文の宿題が終わっていなかったら、持って現地まで行きました。
よく義母からはそこまでしなくとも、と言われていましたが、ルールは絶対曲げませんでした。ただし、勉強しなさいとは言った事はありません。「宿題だけはやりなさい」が口癖でした。
4.英語編
英語の場合は残念ながら小学校の3年生になった夏休みから始めたので、アルファベットの練習だけでやめる事になってしまいました。教科が3種類になった場合は子供の負担を少なくするために1日当たりの1教科の宿題のプリントは3枚づつになります。
まとめ
・算数はそろばんと同じぐらいの暗算力はつきました。・当時の国語は漢字の練習が多かったので、学校での漢字テストはほぼ100点を取ることが出来ていました。
・残念ながら英語を始めるタイミングが遅かったのでアルファベットしか学習できていなくて、幼児から始めるべきだったと後悔しています。
今から27年前の出来事ですが、公文のおかげで「語彙力」「計算力」などの基礎学力は早く始めたおかげで、学校での授業には役立っていたようです。
公文の宿題が毎日あった事で、勉強をすることに対しては癖の様になっているようです。子供の性格にもよりますが長男の場合は「順位」をつけられて公表されることに快感を覚えたようで、どんどん欲が出てきたので順調に進んだのではないでしょうか。
私も長男のおっとりした性格しか見ていなかったのですが、人前で順位を公表される事が快感に感じる事はびっくりしましたね。私なら嫌ですし、日本人の性格から言ったら、好まれる事ではないと思います。
私の塾選びの基本は自宅から歩いて10分以内と決めていました。なるべく続けられる事を1番に考えました。ですから「公文式」は5分以内の塾でした。
小学の4年生からは自宅に一番近くの学習塾に変わりました。歩いて3分の場所で、そこがまた一風変わった塾なのでした。次の機会にご紹介します。
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