2018年09月07日
「子育て」幼児教育の中で、良いの?いけないの?DVDを流しっぱなしにしてしまう!
「ばばあ2」
ばばあは長男、次男と年子の為についつい家事をするときにはDVD(昔はビデオ)をかけっぱなしにする事が多かったです。幼児の場合はテレビやDVDを見る事が好きなので、ついついばばあもつけっぱなしにする事が多かったです。
しかし、親は楽でも子供にはどうなのでしょうか?今回はそのあたりを考えてみました。
1.メディアの種類
例に上げるメディアの種類
・テレビ、ビデオ、テレビゲーム、携帯用ゲーム、インターネット、携帯電話
乳幼や幼児期
・テレビ、ビデオ
学童期
・テレビ、ビデオ、テレゲーム、携帯用ゲーム、
思春期以降
・インターネット、携帯電話
上記のメディアについての影響を問題視してみた場合です。
2.子供のメディアに対する悪影響
親としては楽な方を選んでしまいがちですが、調べてみたらよい事ではありませんでした。
わが国でテレビ放送が開始されてから50年が経過しました。
メディアの各種機器とシステムは、急速な勢いで発達し普及しています。
今や国民の6割がパソコンや携帯電話を使い、わが国も本格的なネット社会に突入しました。
今後、デジタル技術の進歩はこのネット社会をますます複雑化し、人類はこの中で生活を営む時代に進みつつあります。
これからもメディアは発達し多様化して、メディアとの長時間に及ぶ接触はいまだかつて人類が経験したことのないものとなり、
心身の発達過程にある子どもへの影響が懸念されています。
日本小児科医会の「子どもとメディア」委員会では、子どもに関係するすべての人々に、現代の子どもとメディアの問題を提起します。
引用 子どもメディア委員会
・影響例1
テレビ、ビデオの視聴を含むメディア接触の低年齢化と長期化が問題になっています。乳幼児期の子どもは身近な人と関わり、遊び、実体験を繰り返すことで人間関係を築くそして心身の成長を促すので。
しかしメディアに夢中になり、外遊びをしなかったり、人と関わりを持たない場合は体験が不足し、運動能力、睡眠不足、コミュニケーション能力の低下につながります。
結果、心身の発達の遅れ、ゆがみを生じるのです。特に2歳以下の子供や発達に問題のある子どもはテレビの長時間化は避けなるべく一緒に遊ぶことをすべきです。遊びをとおして心や言葉の発達を促すことを心がけましょう。
・影響例2
成長期の子供には直接的に影響をもたらします。例えば幼児期から暴力的映像や長時間見せるなどをした場合は後に暴力的行動や事件に関係してくるそうです。
小児科医はメディアによる子供への成長に及ぼす影響を配慮することの必要性をアピールしているようです。
3.子供のメディアに対する悪影響をさせない方法(自宅)
1. 2 歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう。
2. 授乳中、食事中のテレビ・ビデオの視聴は止めましょう。
3. すべてのメディアへ接触する総時間を制限することが重要です。1 日 2 時間までを 目安と考えます。テレビゲームは1日 30 分までを目安と考えます。
4. 子ども部屋にはテレビ、ビデオ、パーソナルコンピューターを置かないようにしま しょう。
5. 保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールをつくりましょう。
引用 子どもメディア委員会
まずは親が率先して上記のような方法を取ることにより、問題視されている影響は多少半減するのではないでしょうか。100%は無理としてもある程度の問題解決にはつながるでしょう。
4.子供のメディアに対する悪影響をさせない方法(地域・社会)
地域では母親学級、乳児検診、講演会等で親に知ってもらう事と育児の弊害を知らせる事を積極的にすると良いでしょう。
教師、保健師、保育士など子供に携わる人々が研修会を催す事や学校や医療機関、自治体等で啓発ををすることもい良いでしょう。
親、教育機関、地域全体で取り組むことがより早く子供達をメディアの悪影響から守ることができると言うことを考えなければなりません。
ばばあが自分が楽できるからとしてきたことは息子たちにとっては良い事ではないだろうと思っていましたが、こんなに悪影響を及ぼしていたのかと思うと、とても悲しい気持ちになりました。
その他注意すべき事項 スマホに子守をさせない
幼児向けのDVDなども発売しています。
まとめ
・メディアの種類はテレビだけでなくビデオや携帯ゲームなど多数あり、今では乳幼児も使用している
・子供のメディアに対する悪影響は人とのかかわりを持たないコミュニケーション能力の遅れや心身への悪影響を促す
・親の努力である程度は防ぐことができる
・親だけではなく地域や社会全体の協力が必要
いくら親が一生懸命に努力しても地域や社会が協力的でないと悪い流れをせき止める事は出来ません。子供に携帯やゲームを持たせない事がいじめにもつながりかねないのです。
メディアの進歩がもたらした弊害ともいえるのではないでしょうか。
参考 子どもとメディア委員会
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