真面目に楽して子育て 〜アレルギーと上手に付き合ういろはみち〜

NHKでアガサクリスティの「そして誰もいなくなった」全3回をやっていたのを見ました。

皆、善良な顔をしながら内には秘め事を持っているもの。
兵隊島に招待された彼らは悪事を働きながらも、平然とした態度でしぶとく生き延びようとする。
皆一同に介して自責の念に駆られ、その度に自分を正当化し、事実を捻じ曲げながら生きている。
そして、最後は正義によって裁かれる運命にあります。

なんだか、最近よく取りだたされる議員の政務活動費の架空請求詐欺や芸能人のスキャンダルみたい。
悪い事をして、それが明るみに出ても居座り続ける図太い神経。
タフな神経の持ち主で無ければ生き残れない社会。そのタフさが無いのなら初めから悪事を働くなと言わんばかり。
そう、ほんの少し欲を出したせいで地の果てまで追いかけられる。どんな悪事でも例外無く。
けれども、やっぱり自分の良心には勝てないから過ちを認めて償わなければ再起はない。

昔好きだったアガサクリスティの話で、ふとそんな事を思った。





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