2017年03月28日
育児の上でのアドラー心理学
私はこれまで褒めて育てることが良い事だと世間一般の価値観を刷り込まれてきた。そして、それを渋々受け入れ、遂行出来ない自分を責めていた。しかし、自分を手本にした時、どう教育することがベストなのか自分の中で消化し切れていなかったのだ。褒めるという行為は一見やる気を起こさせる起爆剤として良いことの様に思えるが、それを目的として勉強してきた自分は他者の人生を生きているに過ぎず幸せとは程遠い所にいた。褒められるとうれしいが、喜んでいるのは紛れもない親だった。褒めるという行為には欠点がある。例えば95点を取っても褒めて貰えない、強いては100点が当たり前になり最終的には褒めて貰えなくなる。学校へ行っても家庭と同じ現象が起こる。褒めなくてもこの子は1人でやれる、と大人達が勘違いをしてしまうのだ。しかし、ここで褒められるのが目的だった子供は目的を見失ってしまう。とたんにやる気を無くすのだ。褒めるという行為は上から見下す行為。アドラー心理学では縦社会を否定している。褒めるでも叱るでもない友達の様な関係がベストなのである。
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