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posted by fanblog

2017年09月26日

【Bash on Windows】テキスト形式のWebAssemblyコードをバイナリ形式に変換する方法

WebAssemblyのテキスト形式のコードをバイナリ形式に変換する方法を紹介します。


The WebAssembly Binary Toolkit


The WebAssembly Binary Toolkitを使用する場合です。

Bash on Windowsを使用します。Windows10ではない人はアップデートしましょう。Bash on Windowsの導入方法はBash on Windowsを使うをご覧ください。

Bash on Windowsを開いたらコマンドを実行していきます。
The WebAssembly Binary Toolkitのダウンロード
git clone --recursive https://github.com/WebAssembly/wabt

ダウンロードが終わったらwabtディレクトリに移動します。
cd wabt

makeします。
make

makeがなければmakeを入れてやり直します。

wabt_install_bow01.png
sudo apt install make
パスワードはbash on windowsをインストールしたときに設定したものです。


cmakeがない(cmake: not found Makefile:150: ターゲット 'out/clang/Debug/Makefile' のレシピで失敗しました make: ***[out/clang/Debug/Makefile] エラー 127)と言われたら今度はcmakeを入れてもう一度makeしてみましょう。

wabt_install_bow02.png
sudo apt install cmake


さて今度はclangとclang++のパスが見つからないといわれました。(CMake Error at CMkaeLists.txt:18 (project): clang is not a full path and was not found in the PATH)

wabt_install_bow03.png

clangとclang++をインストールします。
sudo apt install clang

もう一度makeしてみましょう。今度はうまくいくと思います。

ビルドが完了したらパスを通します。cdでホームディレクトリに戻ります。
cd
戻ったらemacsかviを使って.bashrcを開きます。
emacs .bashrc
vi .bashrc

以下を追記します。Ioriの部分は自分のユーザー名です。
export PATH=$PATH:'home/Iori/wabt/bin'


.bashrcを適用します。
source ~/.bashrc

これでThe WebAssembly Binary Toolkitが使えるようになりました。以下のように入力してみましょう。
wat2wasm -h

以下のように表示されます。

wabt_install_bow04.png


使ってみる


テキスト形式のWebAssemblyコードadd.watがあるとすると以下のコマンドで変換できます。wat2wasm add.wat -o add.wasmでバイナリ形式に変換されたadd.wasmが作成されます。

wabt_install_bow05.png



タグ:Bash on Windows
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