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posted by fanblog

2017年05月12日

gnupackのcygwinでpascalコンパイラfree pascalを使う

Pascalを使うことになったので、gnupackでpascalのコンパイラを使えるようにしてみました。

fpc_install.png


free pascalのインストール


pascalコンパイラはfree pascalを使うことにします。公式サイトにアクセスしてアプリケーションをダウンロードします。

ミラーリンクが3つありますがどれか一つを選びます。適当でいいですよ。

fpc_install00.png

fpc-3.0.2.i386-win32.exe をダウンロードします。

fpc_install01.png

ダウンロードしたファイルをダブルクリックして起動しインストールします。インストール先は変更しません。変更してもいいですが場所は覚えておいてください。

fpc_install02.png

Custom installationにしてFree Pascal Utilitiesにだけチェックを入れます。実はgnupackでpascalのコードをコンパイルするだけならこれもなくてもいいのですが、あとでVisual Studio CodeなどにPascalのコードフォーマットを導入するときに使います。この記事では紹介しませんがそのうち書くつもり。

fpc_install03.png

スタートメニューが必要なければDon't create a Start Menu folderにチェックを入れます。gnupackで使うだけならスタートメニューは必要ありません。

fpc_install04.png

正直に言うとよく調べていませんが以下の二つの項目も必要ないのでチェックを外します。

fpc_install05.png

以上の設定でfree pascalをインストールします。

fpc_install06.png


gnupackにfree pascalを導入する


先ほどのインストールが無事に完了すればCドライブの直下にFPCというフォルダがあると思います。

fpc_install07.png

このフォルダを丸ごと
gnupack/app/
にコピーします。

次にパスを通します。
gnupack/startup_config.ini
を開きます。[Process Variable]と書かれたところにパスを追加します。
#Pascalコンパイラのパス
PATH = %PATH%;%ROOT_DIR%\app\FPC\3.0.2\bin\i386-win32

fpc_install08.png

注意:パスを追加するときに追加するパスの上にコメントアウトされたパスが記述されているとパスがうまく通らないことがあります。不要なパスはコメントアウトではなく削除しましょう。

fpc_install09.png


試してみる


試しに"Hello, world."と出力するサンプルプログラムを書いてみます。


program Hello;
begin
writeln ('Hello, world.')
end.



コンパイルして実行します。

fpc_install10.png

うまくいきました!

インストールしたfree pascalはgnupack以外で使わないのであれば削除して問題ありません。

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タグ:gnupack cygwin
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