2017年07月15日
15歳の亀田大毅に学ぶ「パーフェクトを求めるな」
ちょっと空き時間にyoutubeで亀田3兄弟の昔の映像を見ていました。
その中で亀田父の「パーフェクトを求めすぎ、求めるな」という言葉が心に残りました。
亀田三兄弟といえば大阪のボクシング3兄弟で全員世界チャンピオンですね。
今日見たのは今から12年、13年前の映像でした。当時彼らは長男が17歳、次男が15歳、三男が13歳でした。
まあ悪そうな感じでしたね。髪の毛金髪でサングラスかけてボクシングやってなかったらただのヤンキーですね。取材だろうが何だろうが、一切敬語やですます調を使わないといった印象が最悪の彼らでした。
まあそんなことはどうでもいいですが、今回注目したいのは特に次男大毅ですね。
長男興毅はすでにプロの世界で活躍していて実力を見せつけていました。三男和毅は3人の中でセンスが一番あると言われて注目されていました。そんな2人の間に挟まれた次男大毅は最もハードパンチというのが特徴でした。
大毅は中学を卒業しボクシング1本で生きていくことを決めます。そして、アマチュアで最初の試合。格下の相手に勝利しますが、判定の勝利では納得がいかず、まるで敗者のように泣いていました。自分のボクシングができなっかったと。
その後、何試合かKO勝ちができませんでした。彼は自信をもって手数を出すということができなかったのです。みっちり練習を積んだ彼でも自信をもってパンチを繰り出すことができなかったのです。彼の心には意識的なのか無意識的なのかはわかりませんがお兄ちゃんが活躍しているので自分も負けられないという気持ちがあったのでしょう。そして、積極的に行き過ぎてパンチをもらうことが怖かったのでしょう。そんなプレッシャーから彼は消極的なボクシングをしてしまっていたのです。
しかし、消極的でも勝つ方法はあります。KOです。一つ大きなパンチを入れればいい。彼にはこんな狙いがあったのでしょう。しかし、それは彼のボクシングではないのです。練習してきたボクシングではありません。当然KOはできませんでした。
この気持ちわかりますよね。特にトレードで負けたくないという気持ち、大きいのを食らいたくないという気持ち。メンタルが弱いとこの気持ちに負けます。
そんな、悩みのボクシングを続ける大毅に父が言います。
「パーフェクトを求めすぎるな」と。
何もかもがうまくいくわけではない自分のボクシングを自信もってやれと。そうすれば相手は怖くて手が出ないと。
そして、次の試合彼は自分のボクシングで初KO勝利を飾りました。
この言葉が今の私にぴったりのような気がしました。
特に利確において、大きな利益を狙ってエントリーしたところだから、伸びるかどうか怪しいところでもせっかく乗った利益だからと言って放置してしまい結局建値まで戻ってきてしまう。途中で切ってしまうことによって損益比率が悪くなるので逃げない。そして、負けると引きずる。
自分のトレードができていない私にぴったりです。
自信がなくなったらその時点で利確するべきですよね。だって自信をもってトレードすることが大事なのですから。
そのあともっと伸びたとかいうことは後から分析して生かせばいい話です。後悔してもしょうがありません。
パーフェクトなトレードができることなんてほんのわずかです。
だからとにかく自信をもってトレードなわけです。
そもそも自信がない人は練習不足でしょう。
仮にパーフェクトなトレードができるのならば楽に勝てるし、一瞬で成功者になれるでしょう。そんな人は世界を見渡してもいないでしょう。だからこそパーフェクトを求め過ぎずにやっていくということを心にとめておけば余裕が生まれてくると思いました。私は少しこの言葉で気持ちが楽になりました。
いつもトレードをするときに思い出したいと思います。
何事においてもそうですよね。練習ではパーフェクトを目標に置くと思いますが、本番ではあくまでパーフェクトに近づくということ、そのために今できることを精一杯やるということその結果が悪かろうがよかろうが、また練習して修正し、本番に挑むというサイクルなわけですよね。
パーフェクトに固執して一つの失敗も許さないといった気持ちになってはいけません。そもそも相場を完璧に読めるわけがないのです。
そういった、トレードに通ずる言葉のように感じました。
どこに学びの要素が隠れているかなんてわからないものですね。何気なく見た映像ですがとても参考になりました。
では、また。
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