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2017年01月26日

締め出された長男

その日、5歳長女と2歳次男くんとお昼寝をしていた私は、携帯が鳴って目を覚ましました。

電話に出ると、近所にある、我が家が習っているピアノの先生からでした。

私は混乱して、「間違えました。」と電話を切ろうとすると、先生の声が「〇〇君(7歳長男名前)に変わります。」と言いました。

やっと頭のはっきりした私は、布団からそっと抜け出し、電話口の長男と話をしました。


「お母さん、裏口も空いてなかったし、呼び鈴も何回も鳴らしたのに、何で開けてくれなかったの。」

と、言われました。

そこで私は全てを察しました。

学校から帰って来たが、家に入れずに困った長男は、ひとりでも行ける近所のピアノの先生に、助けを求めたのです。

「ごめんね、お母さん眠ってて、呼び鈴に全然気が付かなかった。」

と、長男に謝りました。

「帰っておいで。」

と言うと、電話口で長男は頷きました。

いつもは、お昼寝中に長男の下校時間が重なる時は、裏口を開けておくのですが、その日は忘れてしまい、さらに、宅配便などで呼び鈴がなる時は、お昼寝をしていても起きる事ができていた私なのに、その日に限ってピンポンラッシュにも動じずに眠りこけるという失態をやらかしてしまったのでした。

電話を切る前に、ピアノの先生にも「下の子とお昼寝中で気が付かず、すみませんでした。」と謝りました。

先生は明るい声で「いいですよ〜。」と言ってくださいました。

その声色に「まんざらでもなかった感」を感じ取った私は、

あれ?これってもしかして

地域で子育てしてる

というのを実践した、ハートフルエピソードなのかしら?と、思ってしまいました。



しかし、帰宅した長男に「怖かったんだからね。」と、泣かれてしましました。

そして、先生は他の生徒さんのレッスン中だったこともわかりました。

ハートフルはいいとして、何人にも迷惑をかけた私。


反省しました。すみませんでした。



以後、お昼寝をする時は気を付けたいと思います。























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