きのの3人育児にっき

夫が「出かけておいで」と言ってくれる休日。

上手く出かけないと、子供たちに捕まります。

５歳長男は「僕も行く！」
と、泣きそうな顔で抱き着いてきます。
今日はお母さんは一人で出かける日だから・・・と言うと、物凄く不機嫌になり拗ねます。

その様子を見て、心が痛みます。

３歳長女は「お母さんとお昼寝する！」
と、半泣きで両腕を伸ばしてきます。
ごめんね、お菓子買って来るからね、と、食いしん坊の長女をかわします。

やはり心が痛みます。

１０か月になる次男君は、目が合ったら最後、満面の笑みで高速ハイハイで寄ってきます。
私が立っていてもジーパンにグラグラしながら掴まり立ちをするので、動けなくなります。
そうなる前に、移動します。
そもそも、次男君が何かに気を取られているうちに、目を合わせないように速やかに玄関に向かいます。

私が居ないと気が付いた時は泣くだろうな・・・と心が痛みます。

しかし、ここでほだされてはいけません。
たった数時間「母親」を休憩させてもらうだけです。
帰って来たら・・・また１週間が始まったら、休憩も終わりも無い仕事が待っているのです。
でも、子供を振り切って車に乗り込んだ時、一瞬考えてしまいます。



ここまでして一体私は何がしたいんだろう・・・。
と。



でも、思い切って出かけます。
出かけてしまうと、もう解放感しかありません。

その日は１００円ショップ→服屋さん→スーパーに行きました。
夕方から出かけてもう時間も遅かったので、約２時間で帰宅しました。
出かける時の罪悪感に見合わない、ほんの数時間の息抜きでしたが、今回は服屋さんに行けたので満足です。

もっとさっさと出かければ良かった・・・なんて思いつつ、玄関を空けた瞬間から「母親」に戻るのでした。