2020年09月17日
バナナの黒い斑点の謎とは?
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スーパーなどに行くと南国のフルーツと呼ばれながら、いつでも売っているバナナ。
熟す前は皮が緑色で熟してくると黄色く所々に黒い斑点が現れ、シュガースポットとかスウィートスポットなんて呼ばれています。
あの斑点というのは、元々バナナにはお茶の苦味成分と一緒のタンニンと呼ばれる成分が含まれているのですが、バナナが空気に触れ酸化するとタンニンがポリフェノールオキシダーゼという酵素によって酸化することで黒くなるそうです。
この斑点がある程度出来上がってくると、バナナの成分からタンニンが少なくなるので、食べると当然ですが甘く感じるということになります。
また、バナナを冷蔵庫に入れると「黒い斑点どころか一気に皮がまるごと黒くなってしまった」という経験をしたことがあるという人もいると思いますが、バナナは南国系の果物だけあって温度変化に敏感です。
特に15℃を下回るとバナナは低温障害を起こしやすくなります。
低温障害を起こしたバナナは細胞が壊れて一気に酸化してしまい皮が黒くなるのだそうです。
ちなみに冷蔵庫以外にもバナナをぶつけたりすると、バナナの皮どころか中身も黒くなったりすることがありますよね?
あれもぶつけたことにより細胞が壊れ酸化が早まったことが原因になります。
こういった形で細胞が壊れ黒くなったバナナというのは、別にその場で腐ってしまったというわけではありません。
ですが、保存期間が一気に短くなり一般的には3日ほどといわれるので、注意して食べるようにしましょう。
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