2020年08月12日
萌える草の和菓子とは?
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一般的には3月3日の桃の節句でよく食べられたりする
和菓子の中でも草ダンゴの一種と言われる蓬餅(よもぎもち)。
蓬餅が草ダンゴと言われるのは元々
七草の一つである御形(ゴギョウ)を使っていたとも言われ
これが蓬になったのは
中国の思想の影響で蓬には邪気を払う効果があり
食べると寿命も延びると伝えられたことによると言います。
(御形が使われていたのは
当時は結構道端に落ちていたからとか言われていますが…)
なので昔は桃の節句以外にも食べられていて
時期によっては蓬の若芽が出回っていない時期もあり
そういった時期は乾燥させた物を使っていたそうです。
そんな感じで日本には非常に古くから関わっていたと言われる
蓬餅の日本の歴史上初登場は万葉集と言われます。
蓬も今とは別な字があてがわれていたようで
乾燥させるとよく燃えるというのと歌をかけて
善萌とか善燃なんて呼ばれていたようです。
「萌える」草なんていう字を見ると
今ではかなり予想外に思う方もいるかもしれませんね。
ただ「萌える」というのは元々
「芽が出る」と言った意味になるので
蓬餅の原料としては若芽が使われることが多い蓬なので
漢字としては非常にピッタリなイメージと言えます。
ちなみに蓬は昔から食べる以外では
お灸のモグサの原料としても親しまれてきました。
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