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原産が日本で自生までしている?なのに活躍の場が少ないと感じるあの香辛料

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今では鰻の最高の相方として有名な山椒が

一緒に食べられ始めたのは江戸時代と言われています。


当時は味噌や醤油に山椒をあえ鰻につけて焼いていたようです。


そんな山椒ですが単純に風味を良くするだけではありません。


PHを下げ消化を助ける働きも担っています。


更に昔は正月に飲むお屠蘇の材料にも使われていたり

古くから色々と利用されていたようです。


そして今でも日本薬局方という決まりなの中で

生薬として認められていたり、七味唐辛子の中身などにも入っていたりします。


ちなみにこの山椒ですが

英語名ではJapanese pepper(日本の香辛料)なんて呼ばれます。


外国では胡椒の一種として認識されているんですね。


ちなみに中国でも山椒と呼ばれていて

良く似た香辛料として花椒・山椒・胡椒として

それぞれ分けられているようです。


ちなみに分布地域としては北海道から屋久島だけではなく

朝鮮半島や中国の一部にまで広く分布していて

多くが自生していると言います。


ですが山椒を生業にしている農家さんというのは

私の経験では聞いたことがありません。

(いるのかもしれませんが…)


生薬にも利用されていて香辛料としても認められているのに

なんだか少し寂しい感じがするのは私だけなのでしょうか?







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