2020年07月18日
土用の丑の日は江戸時代でも…鰻と夏バテの関係
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元々、土用の丑の日という言葉は
江戸時代の平賀源内が鰻屋の店主に相談された際に
誕生した言葉と言われるのですが…
夏バテには鰻という考え方は実はそれ以前にもありました。
奈良時代の和歌集である万葉集の中に大伴家持の和歌の中で
「石麻呂に吾れもの申す夏痩せに吉しという物ぞ
武奈伎(ムナギ・うなぎ)とり食せ」
なんていうのがあったりします。
「夏痩せ」と言うくらいですから
これは夏バテのことをさしているのでしょう。
そして
そんな時に食べるのは鰻であるといっているわけです。
ちなみに気になる調理方法ですが…
鰻の蒲焼きやタレと言うのが確立されたのが江戸時代と言われていますので
この時は別な方法での調理になる訳で…
鰻をぶつ切りにして串に刺して焼くとか
そんな感じの料理のような気がします。
イメージとしては笹蒲鉾に串刺して焼いているような感じです。
一説としては
この時の笹蒲鉾の「蒲」が蒲焼きの「蒲」と繋がっているとも言われます。
もしかするとですけど…
江戸時代の平賀源内の言葉と言うのも
案外、万葉集の和歌を知っていて話しているのかもしれませんね。w
そして鰻というのは今も昔も変わらない
不動の人気を持っている食べ物と言うことになります。
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