2020年07月08日
意外な面から接点を見せた洋菓子タルト
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日本において多くの人が想像するタルトと言うお菓子は
丸い小麦生地にフルーツやジャム・アイスなどと
一緒に食べる焼き菓子と言うのが多くの人の理解だと思います。
多分これは日本国内だけではなく
海外も含めて理解としては変わらないのだと思います。
ですが実は…
日本でタルトと言うお菓子は複数存在しているのを知っていますか?
もう一つのタルトと言うのは
1640年代に長崎の近くでポルトガルの船が2隻日本に来るそうです。
そしてこの時に海上警備にあたることになったのが
久松家初代松山藩主・松平定行公だと言われています。
(現在の愛媛県の辺り)
そこで出会ったポルトガル人から定行公は
タルトと言う料理を出された際にとても気に入り作り方も教えてもらうようです。
当時の日本と外国では色々と技術や材料に差があったのでしょう
その後のタルトは松山藩にとってアレンジがされていき
完成したときには一般的にはロールケーキのような菓子になっていたと言います。
ちなみに松山藩に伝わったというそのロールケーキですが
今では愛媛タルト・道後松山タルト・松山タルト
などという呼び方をされたりもします。
更にいうとこの話が本当の意味で舞台になった九州では
このタルトに求肥餅(白玉粉や餅粉に砂糖・水飴などを加え練り上げたもの)と
一緒に食べる「あかまき」という菓子もあるそうです。
元々、タルトと言うのは食べるお菓子のことではなく
フルーツやジャムなどを入れる生地の方をタルトと呼ぶようですから
中に入れるということで巻くという解釈も合っているということなのでしょうか。
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