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日本で始めて栄養補助と言う概念を植え付けた食べ物とは?

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恐らく誰もが想像つくことだとは思うのですが…

昔の食生活と言うのは今とは比べ物にならないほど質素でした。


ですがそれでも日本人が普通に生活できたのは

魚の貢献が大きいと言います。


特に小魚などを丸ごと食べる習慣があった日本の食文化と言うのは

栄養学的には非常に優秀だったようです。


ですがそれも江戸時代まで…

明治に入ると文明開化の夜明けと共に肉食の文化が根付くようになります。


ここで今の私たちの食事の仕方を想像してみてください。


多くの方が肉を食べるとき骨と肉を分けて食べるはずです。


いつでも骨ごとバリバリ食べてますなんて言う人はほとんどいませんよね?

そうするとどうなるか…

はい。

みるみる内にカルシウムなどの栄養が不足していったと言います。


そこで困ったと言うことで考え出されたのが「御飯の友」です。


当時は魚の骨を粉末状にしてご飯に上から振りかけて食べると言うもので

今で言うフリカケですね。


これが開発されたと言います。

中身を明かせば簡単な食べ物ですが

当時の食文化としては非常に優れたものだったようで

その後は民衆に一気に広がったのはもちろん

このアイディアは軍部の栄養補助食品としての考えにも繋がったとか…


そしてこの商品は今でも食品会社のフタバから発売されています。







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