●副業したいって投稿すると
FacebookとかTwitterに副業探してる・・・とか投稿すると
来るわ来るわお友達申請
見ず知らずの人からくるお友達申請・・・
最近は巧妙になってきて、
プロフの写真が素敵だからとか
投稿内容に興味がわいてとか
そーなんだーとか思っても、何度かメッセージのやり取りを繰り返していると・・・
●次から次へと甘い罠
そして、仲良くなってきたなって思ったら
牙をむいてきます。
でも、その牙はまだまだ巧妙に隠されています。
賢い鷹は爪を隠す
ですね。
●それはハエトリグサ
また、それはハエトリグサでもありますね。
ご存じですか?ハエトリグサはハエを捕獲して溶かして養分にする食虫植物です。
そして、そのハエトリグサの巧妙な罠
ハエトリグサの葉からはとげが生えていて、
ハエトリグサの甘い罠である密をいただこうと葉に留まったハエ
そのとげに触れたら・・・
一回目は何も起こらない・・・
ハエは安心して蜜を舐めるうちにもう一度とげに触る
するとハエトリグサは葉を閉じて、牢獄の中にハエを閉じ込めてしまう。
するとハエはハエトリグサの溶解液で溶かされて吸収されてしまう。
あわれ、ハエの末路
●少し安心させて
少し安心させて、その後に頂く。
これは人間相手でも有効な手段ですよね。
甘い話にはとげがある
●とげがあるかどうかの見分け方
大抵は、日給なんぼ・・・とか月収なんぼとか、魅力的な金額を提示して、
誰でも稼げる・・・みたいな表現をしていますね。
再現性ばっちりとか、確実に稼げるとかも書いていたりします。
そして、登録すると数千円から数万円の商品を購入するよう勧められます。
このような販売方法は昔からよくありますが、完全に誇大広告で人をひきつけ、
購入させたら後は知らないよって感じです。
しかし、特定商取引法によりこれらの販売を行うものは、一定の情報(販売者の情報と、代金決済方法やクーリングオフなど)の表示が義務付けられています。
多分、ページの一番下に小さく『特定商取引法による表示』ってリンクがあり、それをクリックすると
それらしいのが表示されると思います。
(表示されなければ、検討するに値しない詐欺業者ってことになります。)
そして、その内容をよくみると、
再現性を保証するものではない
とか、必ずしも収入が確実に得られるものではない
ってなことを書いてあります。
最初のページでは、再現性ばっちりとか、月収30万円は確実とか書いてあったのにね。
そして、クーリングオフは受け付けませんとか返金は原則として受けられないとか・・
結局、そこらへんにある情報を売りつけて、デジタルコンテンツだから返金はできません。って
そして、表示内容でも、
・会社名がいい加減
会社なら法人番号を付与されているはずですが、法人番号検索サイト(法務局)で調べても出てこない
・住所がいい加減
先日、Google Mapで調べたらオランダの駐車場だった(笑)
・メールアドレスがいい加減
企業なら独自ドメインもってるでしょ(笑) 連絡先がフリーメール(G-Mailなど)ってあり得ない
・代表者名がいい加減
ネットで検索しても出てこない・・・
ネットビジネスの代表者なのに(笑)
って感じで、特定商取引法で義務付けられていることをしないってことは、
法律を守る気が無い・・・ってことになります。
そんな事業者の案件に手を出すのは・・・危険
極まりないですね。
●その他の法令
関連する法令には
●商法
●特定電子メール方
●出資法
などがあります。
特に、特定電子メール方は特定商取引法と並んで、ネットビジネスで消費者を守るために厳しい内容になっています。
これに違反している勧誘も多く発生しています。
最初に述べた、ビジネス目的の友達申請とそれに続くDMがそれです。
お気をつけあそばせ
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