2020年01月10日
目指せプラス収支!競馬で回収率を上げるための3つのコツを伝授
競馬では的中率がどれだけ高くてもプラス収支になるとは限りません。しっかりと馬券を当てることも重要ですが、ちゃんと利益を出すことも大切になります。
競馬では収支を回収率と呼んでおり100%を超えるとプラス収支、100%を下回るとマイナス収支となります。
馬券が当たるようになってきたけど元金が増えなくて悩んでいる人は、的中率ではなく回収率を意識した馬券を購入する必要があります。
そこでこの記事では回収率を上げるための方法や考え方などコツを解説していきたいと思います!競馬でプラス収支を目指している方は是非参考にしてみてください。
的中率を回収率について
競馬では「的中率」「回収率」の2つの言葉を用いることがあります。詳しくない人だとよく分からないと思いますが、的中率はその名の通りどれくらいの確率が馬券が当たっているのかを示しています。
10回馬券を買って5回的中すればそれは的中率が50%となっています。しかし、的中率が高いからと言って必ずお金が増えているとは限りません。もちろん100%的中しているならば必ずプラス収支ですが、1回でも外れてしまえばマイナス収支になる可能性があります。
例えば1レースに1000円ずつ賭けて10レース予想し、9回的中したとします。しかし的中した馬券が全て1.1倍だった場合払い戻しは全部で9900円となるので100円マイナスになってしまうのです。これは極端は話ですが、的中率=プラスとはならないことの証明になります。
逆に言えば10回中1回しか当たらなかったとしても、その1回で高額な払い戻しがあった場合はプラス収支いなりますよね?それを回収率と呼ぶのです。
上記の例と同じように1レースに1000円ずつ賭けて10レース予想し1万円使ったとします。1レースしか当たらなかったとしても、その時のオッズが20倍だったのなら払い戻し金額は2万円になるので回収率は200%となります。
的中率と回収率のバランスが重要
競馬は的中率と回収率のバランスが重要になります。的中率だけ高くてもプラス収支にはなりませんが、回収率だけを意識すると今度は多くの軍資金が必要になってくるのです。
回収率を100%以上にするために大きな配当を狙ってしまいがちですが、そうすることによって的中率が大幅に下がってしまい、回収するまでに必要なお金はどうしても増えてしまうのです。
計算上プラス収支にできたとしても実際にその分のお金を用意することは簡単ではありません。そのため、高い的中率を保ちつつ、回収率を上げていくことが必要になります。
以下で回収率アップのコツを解説していきますが、しっかりと的中率のことも考慮した馬券を買うようにしましょう!
競馬予想で回収率をアップさせる3つのコツ
ではここからは本題の回収率を上げる方法について解説していきたいと思います。回収率で100%を超えることは競馬で勝っていることの証明ですが、意識しすぎると的中できないという負の連鎖にもなるので、上記でも言ったようにバランスも考えながら馬券の予想を進めていきましょう。
回収率をアップさせる方法その1:オッズを見て馬券の種類を決める
競馬の予想をしていて「お!この馬が勝ちそうだ!」と自信のある一頭を選択したとします。その時になにも考えずに単勝を買うと的中率は上げられるかもしれませんが回収率をアップさせることはなかなかできません。
しっかりとオッズ倍率を確認することが必要になります。単勝で1.3倍のだった場合、1000円分馬券を買っても300円しかプラスにすることはできません。単勝で1倍台の競走馬でも勝率は50%くらいと言われており、リスクとリターンのバランスが崩れているためこの買い方を続けてもプラス収支にすることは難しいでしょう。
そこでオッズを確認しつつ購入する馬券の種類を決める必要があります。例えば予想した馬が単勝で1.3倍だったのならもう一頭予想して馬単にするとか、穴馬を絡ませてワイドにするとか、軸をもう一頭選んで三連複や三連単に切り替える必要が出てきます。
予想した馬の単勝オッズが3倍くらいなら回収率も高くなると思いますが、明らかに低い時は馬券の種類を検討する必要があるので馬券購入前に必ずオッズも確認しましょう。
回収率をアップさせる方法その2:レース選びを慎重にする
競馬はレース選択で決まるといっても過言ではありません。最初はG1などの大きなレースを選択して予想をする人が多いと思います。実際にこの方法は競馬の楽しさを知るための1歩としては間違った選択ではないと思います。
しかし本格的に競馬を始めていくのであればメインレース以外のレースにも注目する必要があります。ではどのようなレースに賭ければ良いのか。それは人それぞれあると思いますが、簡単に言えば実力があって勝ちそうなのに人気が薄く、オッズが高くなっている競走馬が出走するレースを見つけることです。
逆になんでこの馬こんなにオッズが低いのだろう?と思う時もたまにあります。そんなレースでもきっと自分が予想する馬のオッズは高くなっていると思います。
色々なレースに賭けるのではなく、ちゃんとプラス収支になりそうなレースだけの予想をすることで回収率を上げていくこともできます。
回収率をアップさせる方法その3:出来るだけ買い目を減らす
回収率のアップは賭ける金額を減らすことでも出来ます。先ほどの例で言えば10回のレースではなく5回のレースで2万円の払い戻しがあれば回収率は200%から400%へと上げることができます。
そのため大きな払い戻しを狙って増えてしまう買い目を、さらに予想して減らすことも重要になります。もしかしたら…と思って減らすのが怖くなってしまうかもしれませんが、それはまだ予想の最終状態とは言えません。自信を持って買い目を減らせるまでしっかりと予想をしましょう!
まとめ
今回は競馬で回収率をアップさせるためのコツを3つ紹介しました。回収率だけを考えるとどうしても的中率が落ちてしまうので、的中率を下げずに回収率を上げる方法を考えていきましょう!