2019年12月13日
競走馬の血統予想で回収率を上げるコツは?活用法と見逃せない3頭の種牡馬
競馬はブラッドスポートである。
このような言葉を聞いた事はありませんか?競馬予想において血統と能力は密接な関連があるとされていて、簡単に説明すると強い馬の子供は強く、弱い馬の子供は弱いとされています。
もちろん中には例外は沢山ありますが、やはり強い馬の子供は高値で取引されて大切に育成されますので、それだけ強い馬になる可能性も高くなるという訳です。
血統を競馬予想の第一ファクターにする方は非常に多くいます。この記事では競走馬の血統で競馬予想をする方法、見逃せない種牡馬を紹介していきます。血統で予想をしたいと思っている競馬初心者の方は要注目ですよ!
血統予想で重要視するチェックポイント
血統予想で最も重要視すべきポイントは【種牡馬の特徴を掴む】という事です。父母がどういった馬なのか、またはどういった特徴を持っている馬なのかを知る事で、より正確な血統予想を組み立てていくことが可能になります。
種牡馬の特徴を知る事
血統予想の王道であり最も大切な事は、その種牡馬の特徴を理解するという事です。例えば最近活躍している種牡馬を例に出すと、
- ディープインパクト産駒は昇級戦に強く、比較的どのレースでも強い
- ノーザンダンサー系の産駒は短距離から中距離は強いが長距離は弱い
- ハーツクライ産駒は万能型だが加速力はあまりない
このような特徴が各種牡馬にあります。更に遅咲きなのか早熟なのかも大切で、若いうちから活躍が期待されているディープインパクト産駒は新馬戦などでは高い人気を誇ります。このように種牡馬の特徴を知っている事でコース適正を読みとる事が可能になります。これが血統予想の王道であり、基本中の基本であると言えるでしょう。
まずは種牡馬の特徴を勉強する事から始まります!
コース傾向を知る事
もう一つ王道の血統予想の方法を紹介していきます。それはコース傾向を知るという事。これは競馬予想サイトなどでは特集記事を作ったり、記事リンクから飛んでデータを解析する事で簡単に一覧で見ることが出来ますので是非チェックしてみましょう。
活用方法としては、東京1800メートルではフジキセキ産駒が強い。新潟1000mではノーザンダンサー産駒が強いなど、種牡馬の特徴を活かした馬は、得意なコースや苦手なコースがあります。大雑把に説明すると、長距離は苦手・短距離は苦手・芝は苦手・左回りは苦手など、強く血を受け継いでいる馬ほど、このようなコース傾向が如実に出るケースが多いです。
調教師の方なども「親があのレースに強かったから出してみよう」という考えを持っている場合が多いので、親と子で同一重賞を勝利するという事は多くあります。コース相性と、その産駒がそのレースでどれ位活躍しているかは必ずチェックするようにして下さい。
競馬初心者が絶対に抑えておきたい3頭の種牡馬
血統予想をしたいけど種牡馬の特徴が分からない…という方に、絶対に初心者でも抑えておきたい3頭の種牡馬を紹介していきます。今の競馬界を支えていると言っても過言ではない3頭の種牡馬なので、その特徴や強さ抑えておきましょう!
ディープインパクト
2002年生まれの種牡馬で日本近代競馬の結晶であるディープインパクト。現役時代も数多くのG1を獲得した名馬ですが、その子供達もとても強い事で知られています。最近の重賞レースはほとんどがディープインパクト産駒という事も珍しくありません。
特に強いのが芝1400メートル〜2400メートルで、馬場状態を問わず抜群の安定感を誇っていることで知られています。特に得意なのが京都競馬場で、成績はどちらかと言えば右回りの方が安定して好成績を残しいます。
芝1600メートル〜2000メートルの重賞レースで圧倒的な強さを誇っていることで知られてい手、仕上がりの早い産駒が多いので春のクラシックや新馬戦では圧勝する事が多いです。ディープインパクト産駒のダービー制覇は4回。桜花賞も4回という結果でその凄さを見せ付けていますね。
ステイゴールド
現役時代は中々勝ちきれないレースが多かった事からシルバーコレクターなどと呼ばれていましたが、種牡馬になってからはオルフェーヴルやゴールドシップなどの数多くの名馬を輩出しています。
ステイゴールド系の血統の特徴は芝2000m以上で強いという点です。特に3000m以上では無類の強さを見せており、現在の種牡馬の中では最も長距離適正を持つ馬を輩出しているといえるでしょう。
ステイゴールドは既に亡くなっていますが、ゴールドシップやオルフェーヴルなど、ステイゴールド血統は脈々と受け継がれていますので、特に長距離レースの時は血統予想をしてみるのが良いと思います!
ノーザンダンサー
ノーザンダンサー血統の特徴は何といってもパワーです。パワーがあるのでダートや悪天候の重馬場などに適していて、距離適正で言えば短距離は中距離で活躍している馬が多いです。
一方で長距離は苦手なので、ノーザンダンサー系の馬を血統予想で購入する場合は2000メートルまでて考えておくのがベストです。ダートで無類の強さを誇ったクロフネなどが代表的な産駒で、今もノーザンダンサー系の馬は多くいますので、短距離&中距離では注目の血統と言えます。
まとめ
初心者は絶対に知っておきたい血統予想の方法と3頭の種牡馬を紹介してきましたが参考になりましたでしょうか。今でも数多くの競馬予想サイトが血統予想を展開したり、血統のみで予想を組み立てる方も多くいる位、血統は欠かせない予想ファクターの一つです。
種牡馬の特徴を掴むというのが最も大切な事なので、血統予想をしたいという方は種牡馬の特徴や成績、その子供がどのレースで活躍しやすいかをしっかりと勉強しておきましょう!