この二つの写真を見比べてください。
同じお宅の瓦屋根でいくつかの箇所で見られ瓦のズレと正常な並びの瓦です。
![DSC_3992~2.JPG](/homereform/file/undefined/DSC_3992%7E2-thumbnail2.JPG)
正常並びでずれがないです。
本来ならこれでなければならないのですが、、、。
こちらの画像は上の画像とどのような違いがあるか判りますか?
![DSC_3993~2.JPG](/homereform/file/undefined/DSC_3993%7E2-thumbnail2.JPG)
赤丸の部分を見比べてください。
かなり隙間があるのがわかりますよね。
これはなぜこのようになったかと、、、。
原因はいくつかあるのですが一番に考えられるのが地震の揺れで
ズレることがありますまた、経年劣化で下地の瓦桟(瓦を引っかけている板)が
摩耗して削れたのかいろいろな原因が考えられます。
現状はこのようになっているとこの後はどのようになるかと言いますと、、、。
この隙間から雨が入ると雨漏れの原因にもなりかねません。
さらに近年の台風で強風が吹きこむと瓦がひっくりかえったり
飛来することもあります。
一枚の瓦の重さはおおよそ種類によりますが2~2.5キロです。
そんな重いモノまでも飛ぶのですから近年の大型の台風にはくれぐれも
気に留めておいてください。
現に昨年の台風15号の時は猛烈な強風でつむじ風も巻き起こして
瓦が飛んだお宅の瓦屋根の張替もかなり工事を請け負いました。
日本瓦は季節的にもいろいろな点で日本の生活環境には優れてます。
夏は涼しく冬は暖かいです。私の田舎では今でも瓦屋根のお宅は
多いのですが近年の自然環境から瓦を卸すお宅が多くなってきてるのも
残念です。
因みに私の本家は襖・建具屋を長年やっていたのですが近年の住宅では
瓦屋根の新築がなくなり洋風の建物に変ってきています。
それにちなみ畳の部屋は減少してフローリングの部屋になってます。
洋風の部屋になれば当然ながら和室がなくなり襖なんて需要がなくなり
廃業に追い込まれました。
淋しいものです。
日本文化がなくなっていくのは、、、。
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