2018年08月10日
漫画「トリコ」フグ鯨
5巻 動物&食材リスト vol.028
フグ鯨
(魚乳類)
捕獲レベル:29(毒化させずに捕獲する場合)
生息地: 普段は深海だが、10年に1度の産卵期には浅瀬に浮上する
体長:50p〜60p
体高:―
体重:5s〜7s
価格:肉は100g / 92万円
「深海の珍味」と呼ばれる幻の鯨。幼魚の頃は浅瀬で生息するが、成魚になると深海に移動する。水圧差で約6mの体長が50p〜60pにまで圧縮されるため、その身は旨みが凝縮され最高の味を生み出すといわれる。ただし、体内の老廃物も同時に凝縮されるため、その老廃物が毒袋となり致死性が高い猛毒となる。毒袋は一度破れると一瞬にしてフグ鯨の全身IGOが定めるグルメ八法により毒化したフグ鯨の流通は禁止されているが、毒化しても味は変わらないという理由から闇ルートで毒化フグ鯨が大量に出回り、その毒化したフグ鯨によって多い年で約10万人が中毒で亡くなるという。まさにフグ鯨が「死んでも食べてみたい食材」と称される所以である。ちなみに毒袋を取り除いた個体は末端相場で5億。毒化しても闇ルートで800万円程で取引されている。
ーフグ鯨ー
深海の珍味と呼ばれる幻の鯨。卵からかえり成魚になるまで(3〜4年)は浅瀬で過ごし、その後は深海で過ごす。肺とエラ両方を持ち合わせるフグ鯨は浅瀬での3〜4年で体長6mにも成長するが深海へ移動する際、水圧で肺は潰れ体長も50p〜60pまで圧縮される。
これにより旨みだけが凝縮され最高の味を生むという。
…ただしそれと同時に巨体が持つ大量の老廃物も同時に凝縮されそれが毒袋となるのだ…。
ー毒袋ー
一度破れると一瞬にして全身が毒化し食べると30分〜1時間で死に至る。致死量0.2r マウスにして10万匹を殺す猛毒。しかも個体により毒袋の位置が全く違うため完璧に破かずに除去できる料理人は世界に10人もいないと言われえる。
[皮]乾燥させると1世紀以上鮮度は落ちず保存できる。
[身]ピンク色の実はもち肌のようにしっとりとした歯ごたえ
[背ヒレ]フグ鯨特有のダシが取れる。毎日とっても約3年は新鮮なダシが出続ける。
[舌]上質な脂肪分が凝縮しており熱するとサラサラの油に変化。丸一年は古くならず揚げ物でもくり返し使える。
[内臓]各種滋養強壮に効果あり。生で食べると10日間不眠不休で働いても疲れないほどの精力が得られる。
[ヒレ]超辛口の熱燗でヒレ酒にすると絶品。1杯で1週間はほろ酔いが続く。
登場した巻
2巻
ノッキングマスター次郎がバケツ一杯の毒化していないフグ鯨をもっていた
トリコとココで10匹捕獲し、毒袋を取り出すのにココが3匹失敗して小松が最後に一匹で成功した
フグ鯨は、刺身とヒレ酒に
洞窟の砂浜に現れたGTロボがフグ鯨を捕獲していた
18巻
ジダル王国で毒化したフグ鯨が売られていた
21巻
食義の成果として小松がさばくと直感的に毒袋が取り出せて、フグ鯨も気づかず金色に輝かなかった
24巻
毒料理のタイランのフルコースメニューのオードブル(前菜)が「フグ鯨の乾燥毒袋」となっている
36巻
ジャイアントシェルの中にある「エリア6」の「ブルーグリル」でフグ鯨の原種が売られていた
43巻
トリコとリンの結婚披露宴で魚料理に添えられた
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7916602
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック