2017年10月15日
阪神 4番・福留が決勝2ラン 中3日メッセ&鉄壁救援陣で完封リレー
◇セ・リーグCSファーストS第1戦 阪神2―0DeNA(2017年10月14日 甲子園)
セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージが14日、開幕。阪神が4番・福留の値千金の決勝2ランで先勝し、ファイナルステージ進出へ王手をかけた。
8月10日の巨人戦で負った右足腓骨(ひこつ)骨折から、驚異的な回復を見せ10日の中日戦で1軍復帰したばかりの先発メッセンジャーが流れを作った。中3日の登板ながら初回からエンジン全開。6回までわずか3安打でリーグ2位の得点を誇るDeNA打線を無失点に封じこんだ。
すると0―0のまま迎えた6回裏無死一塁に40歳のベテラン福留が右中間へ値千金の先制2ラン。7回からは今季リーグ2位のチームを支えた鉄壁の救援陣が登板し、マテオ、桑原、ドリスとつないで完封リレーを完成させた。
レギュラーシーズンとは1戦1戦の重みが違う短期決戦。ファーストSを突破したセ、パの延べ23チームのうち、21チームが初戦に勝利しているというデータもあり、初戦を制したチームのファイナルS進出率は91・3%だ。
一方のDeNAは先発の井納が6回2失点と好投も、打線が援護できず零封負け。ロペス、宮崎ら先発した5人の右打者がそろって無安打と打線が分断されてしまった。3位からの下剋上での日本一へ向けて、早くも後がなくなった。
やったー!詳しくは明日🙌
阪神藤浪が緊急帰阪!CSファイナル先発準備へ
藤浪がCSで帰ってくる! 阪神藤浪晋太郎投手(23)がフェニックス・リーグ開催中の宮崎から緊急帰阪したことが14日、分かった。当初は次回も同リーグで先発する予定だったが、関係者によればこの日に空路で帰阪したもよう。近日中に1軍合流し、チームがCSファーストステージを突破した場合、同ファイナルステージ広島戦の先発要員として準備を進めることが確実となった。
【写真】金本監督、快勝で王手「明日は鳥谷がやってくれる」
藤浪は12日のみやざきフェニックス・リーグ西武戦に先発し、7回11奪三振で1安打無失点と圧倒的な投球を披露。山田2軍監督代行が「今日の投球を自信にしてほしい。(1軍に)いつ呼ばれるか分からないからね」と太鼓判を押すなど2軍首脳陣から絶賛され、CSファイナルステージでの先発候補に急浮上していた。登板後も肩肘など状態に問題はなく、1軍首脳陣もCS突破を狙う上での起爆剤として白羽の矢をたてたとみられる。
今季レギュラーシーズンは不安定な投球が続き、11試合先発で3勝5敗、防御率4・12。9月13日に出場選手登録を抹消された後は2軍調整を続け、ここ2試合先発では一気に状態を上げていた。今季は広島相手に2試合先発で0勝1敗、防御率8・31と苦しんだが、潜在能力の高さは誰もが認めるところ。CSファーストステージ突破に王手をかけた虎に、また役者がそろう。
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