2017年09月30日
「男女の関係はありません」山尾志桜里議員、涙の出馬表明…愛知7区に無所属で
週刊誌で不倫疑惑を報じられ、民進党を離党した山尾志桜里衆院議員(43)=愛知7区=が22日、愛知県内で開かれた支援者らの会合で、次期衆院選に無所属で立候補する意向を明らかにした。
ダブル不倫疑惑報道を受けて民進党を離党してから2週間。山尾氏は、地元愛知7区の尾張旭市、瀬戸市、日進市の3か所で会合を開き、次期衆院選に出馬し、たった1人でも安倍政権と闘う決意を表明した。
午後2時半、尾張旭市の会場に現れた山尾氏は、紺のジャケットに白のワンピース姿で登場した。50人以上の報道陣にもみくちゃにされながら硬い表情で会場入りすると、約70人の支援者から拍手で迎えられた。約1時間開かれた会合は、後半のみ報道陣に公開された。
山尾氏は目を潤ませながら騒動をわびた上で、相手の男性弁護士の家族に対し、「一私人のご家族に大変なご心痛を与えてしまった」と謝罪。自身の家族についても「つらい思いをさせてしまった。今もさせているが、信じて支え続けてくれている」と声を詰まらせた。
その上で、衆院の解散が間近に迫っている現在の状況を危惧。「安倍政権と対峙(たいじ)させてほしい」「闘っていく挑戦に力を貸していただきたい」と訴えると「頑張れ!」と声が飛び、拍手が起こった。
約70人が出席した瀬戸市での約1時間の会合でも激励の声が相次いだ。山尾氏は神妙な表情で応え、終了後には一人ひとりと握手。高齢の女性から励ましの声をかけられると、感極まって涙ぐむ場面もあった。
男女関係否定追加説明なし 報道陣との質疑応答になると、表情はさらに硬くなった。不倫疑惑についての質問には「男女の関係はありません」とあらためて否定。弁護士のマンションに行った時には相手方の家族はいたのか、などの質問には「先方にさらに心痛を与えてしまう危惧がある。新たな説明を加えることは控えたい」とした。「説明責任を果たしているか、いないのか。最終的には有権者に通信簿を付けていただきたい。相当厳しい選挙になる」と苦戦を覚悟していた。
愛知7区は自民党の現職・鈴木淳司氏(59)=比例東海=も出馬を表明している。
22日放送のフジテレビ系「直撃LIVEグッディ!」(月〜金曜・後1時45分)で、不倫疑惑で民進党を離党した山尾志桜里議員(43)が地元の説明会に出席したニュースを生中継した。
山尾氏は、午後2時25分ごろ、地元の愛知県尾張旭市内の会場に姿を見せ、後援者が集まる部屋に入ると拍手と共に迎え入れられた。説明会では、途中の午後3時10分ごろから報道陣を部屋に入れて、不倫疑惑を報じられた弁護士の家族、そして自身の家族へ涙を浮かべて謝罪した。
その上で10月22日に投開票になると思われる衆議院選挙にふれ「争点が憲法になるのではないか。安倍さんの唱える憲法改正には反対です」などと訴え、「引き続き私に憲法問題についても安倍政権と正面から対峙をさせて欲しい、心から思っております」と出馬への意欲をあらわにしていた。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6758097
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック