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2017年09月25日

阪神・岩田、25日DeNA戦先発!横浜倒せば2位ほぼ確定や!!

 25日のDeNA戦(甲子園)は阪神・岩田が先発する。CSの登板にも関わる一戦に向けて「目の前の試合に自分の力をしっかり出せるようにがんばるだけ」と24日、気合を入れた。対DeNAは今季2戦2勝、防御率2・25と好相性。お得意様相手に3勝目を奪い、CSの先発の座もつかみ取る。 阪神は24日のDeNA戦(甲子園)に0―2で惜敗し、今季12度目の零敗となった。クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージで相まみえる可能性のある相手に重苦しい敗戦を喫した中で、約1カ月半ぶりの先発となった岩貞祐太投手(26)が、6回5安打2失点の力投を披露したことが光明。今季、不振に苦しんだ男が、復活の兆しを見せた。  後がない男が、崖っぷちまで追い込まれていた。岩貞にとって約1カ月半ぶりの1軍マウンドは、厳しい試練から始まった。  「筒香、宮崎さんにしても、捕手と配球を組み立てていったけど、もう一個、ボールが強かったり、体の近くに投げられていたら、詰まったり、凡打になっていたと思う」  初回、1死から柴田に四球を献上し、筒香には内角直球を右翼線へ運ばれる二塁打で1死二、三塁。ロペスの遊ゴロの間に先制点を奪われると、続く宮崎にも三塁線を破られる適時二塁打で簡単に2点目を失った。  前回8月8日の巨人戦では4回6失点でKO。不振を極める今季を象徴するような精彩を欠く投球で、試合中に強制帰阪を命じられていた。失意の中、2軍では直球のスピード、球威を取り戻すことに重点を置き、フォームも見直し、復調の兆しを見せてきた。  満を持して再昇格を果たし、鮮やかに復活を遂げるはずだったが、初回の2失点で雲行きは怪しくなった。だが、昨季10勝を挙げた左腕は、ここから意地と執念を見せた。  「(2回以降は)何とか粘って投げることができて、試合を作れた。しっかり腕を振っていって、6回のピンチも粘ることができたと思う」  2回を3者凡退に片付けると、リズムをつかみ、テンポ良くアウトを重ねた。1死一、三塁のピンチを背負った6回も後続を断ち、無失点。140キロ台中盤の威力ある直球に、武器であるスライダーも尻上がりにキレ味を増し、6回5安打2失点と結果を残した。  本来の姿を取り戻した投球に金本監督も「ボールはよかった。筒香の当たりも宮崎の当たりも、いいところに投げての(結果)。そう(CSに向けた明るい材料)ですね」と及第点を与えた。  CSの先発は12勝の秋山が確定で、右足腓骨(ひこつ)骨折からの復活を期すメッセンジャー、故障なくローテを守った能見、小野、岩田らと枠を争う。自己ワーストの10敗目を喫したものの、ファーストステージでの再戦もある3位・DeNA相手に披露したこの夜の力投で、岩貞もアピールに成功した。  「まだ反省点は多々あるので、自分の中で理解してやっていきたい」。屈辱を晴らし、チームに貢献する機会は、まだ残されている。 清宮まってるでぇ~(;^_^A
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