2015年11月10日
アーニー・パイル・国際通り・小林一三・宝塚劇場・沖縄はやっぱりおもしろい!!
ハイサーイ、いつも読んでくれてありがとね〜!
通勤途中や会社帰りのコーヒーブレイクに、このブログで一息入れてください。
皆さんこんにちは、沖縄の奇跡の1マイルと言われた国際通りを皆さんはよくご存知だと思います。
この国際通りの由縁について調べましたら、想いもよらぬことまでたどり着きましたので、
ここで、皆さんにも披露いたします。
ちょっと長くなりますが、いい話ですのでお付き合いください。
まず、アーニー・パイルという人について紹介しましょう。
彼は第二次世界大戦の時、アメリカ軍の従軍記者をしていた青年でした。
数多くいた従軍記者の中でも彼は類い稀でありました。
大概の記者達は戦争中のアメリカ軍の戦果を大げさに讃える記事や
ほんの一握りの将校達の作戦の成功をヒーロー化するかのごとく、
誇大化した記事や戦意向上のための記事を書いて、軍の上層部から重宝がられる存在であった。
しかし、アーニー・パイルは全くそんな事に眼もくれず、真摯な眼で数百、数千といる
名も無き兵士達の報告を祖国に残した肉親達に、全く一つの脚色も無く、ありのままに、
絶え間なく記事にして伝えていったのです。
祖国で帰りを待つ、安否に明け暮れる日々の、どれだけ多くの肉親達がアーニー・パイルの
伝える記事を頼りにしていたか、計り知れない。
そんな彼の実直で、真摯な報道姿勢はアメリカ国民の賞賛を得るのは必然でした。
しかも、その一国の利益に偏重しない報道姿勢はアメリカという国の枠を越えて
真実の報道記者として国際的に賞賛されました。
のちにピューリッツァー賞を受けています。
彼の最期の地は沖縄戦の戦地、伊江島であった。
不幸にも日本兵の狙撃に遭いこの世を去ったのだ。
終戦後間もなく、現在の国際通りは戦渦によって家や土地を失い帰るところもない沖縄の人々
は、何処からともなく仕入れて来たものを売って闇市を形作っていったのです。
そして、商店が興り沖縄の復興の礎となる「奇跡の1マイル」と言われた「国際通り」になりました。
「国際通り」は最初からの名称ではありません。
その通りに映画館が作られましたが、その当時はアメリカ軍統治の沖縄でしたので、
沖縄で戦死した「アーニー・パイル」を讃えて「アーニー・パイル国際映画館」と名付けられました。
そして、その映画館のある通り「アーニー・パイル国際映画館のある通り」と言われていたものが
次第に略されて「国際通り」となったのだそうです。
あの、阪急電鉄の生みの親である小林一三氏もアーニー・パイルと縁がありました。
小林一三は阪急電鉄、宝塚歌劇団、そして東京数寄屋橋の現在はマリオンのある場所に
東京宝塚劇場を建てました。
小林一三はその立派な劇場を眺め、感慨深げに手記を書いています。
焼け野原と化した東京に、なんとも綺麗な、清潔に掃除の行き届いた、
そして、劇場正面入り口前の碁盤目のような四角い歩道の石には水が打たれ、
砂塵もたたず、なんと、綺麗なのだと。
劇場の上には五線紙をイメージしたネオンに「アーニー・パイル」が堂々掲げられ、
省線のプラットホームから青年少女達が眺め、歌を口ずさむかのように心が弾む。
などと、戦後廃墟のように暗く汚れた町並みが情けなく映って見ていた小林一三が
アーニー・パイルと銘打たれたネオンサインを、省線に乗った人々が、それを見る度に心を弾ませて
もらえたら嬉しい、私が劇場を作った甲斐があるというものだ。と、戦後の人々の心に明るさ
を取り戻してもらいたい気持ちが手記に謳われています。
省線:(当時鉄道省が運営していたので省線、又は省線電車と言われた)
当時この劇場、即ち東京宝塚劇場も進駐軍(GHQ)に頼まれたのだろう、
「アーニー・パイル劇場」と銘打つようにと。
小林一三もその事は相応しいとも思っていた様である。否、名誉とも思っていたに違いない。
なぜなら、「アーニー・パイルも小林一三も心根が全く一緒だから」
それは、そもそも、小林一三は鉄道を作ったのも、その地域に暮らす人々の楽しそうにしている姿
を夢に見ていたからだ。
宝塚歌劇団も少女たちに学びと歌を、観客には感動と夢のあるくらしを、
と全ては大勢の人々の幸せのための事業発想であったのです。
アーニー・パイルも全ての人に真実を届けたいという想いで、自分の命すら顧みなかったのです。
やっぱり!沖縄はおもしろい!!
こちらのサイトの中で 「沖縄730 道の記録」1977年 沖縄県土木部 という当時の
記録映画がありますので、是非ご覧ください。
<サイトリンク先> NPO法人 科学映像館 http://kagakueizo.org/
(参考) (財)日本ユースホステル協会 http://www.jyh.or.jp
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通勤途中や会社帰りのコーヒーブレイクに、このブログで一息入れてください。
国際通りはアーニー・パイルと小林一三に縁があった。
皆さんこんにちは、沖縄の奇跡の1マイルと言われた国際通りを皆さんはよくご存知だと思います。
この国際通りの由縁について調べましたら、想いもよらぬことまでたどり着きましたので、
ここで、皆さんにも披露いたします。
ちょっと長くなりますが、いい話ですのでお付き合いください。
まず、アーニー・パイルという人について紹介しましょう。
彼は第二次世界大戦の時、アメリカ軍の従軍記者をしていた青年でした。
数多くいた従軍記者の中でも彼は類い稀でありました。
大概の記者達は戦争中のアメリカ軍の戦果を大げさに讃える記事や
ほんの一握りの将校達の作戦の成功をヒーロー化するかのごとく、
誇大化した記事や戦意向上のための記事を書いて、軍の上層部から重宝がられる存在であった。
しかし、アーニー・パイルは全くそんな事に眼もくれず、真摯な眼で数百、数千といる
名も無き兵士達の報告を祖国に残した肉親達に、全く一つの脚色も無く、ありのままに、
絶え間なく記事にして伝えていったのです。
祖国で帰りを待つ、安否に明け暮れる日々の、どれだけ多くの肉親達がアーニー・パイルの
伝える記事を頼りにしていたか、計り知れない。
そんな彼の実直で、真摯な報道姿勢はアメリカ国民の賞賛を得るのは必然でした。
しかも、その一国の利益に偏重しない報道姿勢はアメリカという国の枠を越えて
真実の報道記者として国際的に賞賛されました。
のちにピューリッツァー賞を受けています。
アーニー・パイル沖縄に永眠す・・・
彼の最期の地は沖縄戦の戦地、伊江島であった。
不幸にも日本兵の狙撃に遭いこの世を去ったのだ。
終戦後間もなく、現在の国際通りは戦渦によって家や土地を失い帰るところもない沖縄の人々
は、何処からともなく仕入れて来たものを売って闇市を形作っていったのです。
そして、商店が興り沖縄の復興の礎となる「奇跡の1マイル」と言われた「国際通り」になりました。
「国際通り」は最初からの名称ではありません。
その通りに映画館が作られましたが、その当時はアメリカ軍統治の沖縄でしたので、
沖縄で戦死した「アーニー・パイル」を讃えて「アーニー・パイル国際映画館」と名付けられました。
そして、その映画館のある通り「アーニー・パイル国際映画館のある通り」と言われていたものが
次第に略されて「国際通り」となったのだそうです。
小林一三とアーニー・パイルの心根
あの、阪急電鉄の生みの親である小林一三氏もアーニー・パイルと縁がありました。
小林一三は阪急電鉄、宝塚歌劇団、そして東京数寄屋橋の現在はマリオンのある場所に
東京宝塚劇場を建てました。
小林一三はその立派な劇場を眺め、感慨深げに手記を書いています。
焼け野原と化した東京に、なんとも綺麗な、清潔に掃除の行き届いた、
そして、劇場正面入り口前の碁盤目のような四角い歩道の石には水が打たれ、
砂塵もたたず、なんと、綺麗なのだと。
劇場の上には五線紙をイメージしたネオンに「アーニー・パイル」が堂々掲げられ、
省線のプラットホームから青年少女達が眺め、歌を口ずさむかのように心が弾む。
などと、戦後廃墟のように暗く汚れた町並みが情けなく映って見ていた小林一三が
アーニー・パイルと銘打たれたネオンサインを、省線に乗った人々が、それを見る度に心を弾ませて
もらえたら嬉しい、私が劇場を作った甲斐があるというものだ。と、戦後の人々の心に明るさ
を取り戻してもらいたい気持ちが手記に謳われています。
省線:(当時鉄道省が運営していたので省線、又は省線電車と言われた)
当時この劇場、即ち東京宝塚劇場も進駐軍(GHQ)に頼まれたのだろう、
「アーニー・パイル劇場」と銘打つようにと。
小林一三もその事は相応しいとも思っていた様である。否、名誉とも思っていたに違いない。
なぜなら、「アーニー・パイルも小林一三も心根が全く一緒だから」
それは、そもそも、小林一三は鉄道を作ったのも、その地域に暮らす人々の楽しそうにしている姿
を夢に見ていたからだ。
宝塚歌劇団も少女たちに学びと歌を、観客には感動と夢のあるくらしを、
と全ては大勢の人々の幸せのための事業発想であったのです。
アーニー・パイルも全ての人に真実を届けたいという想いで、自分の命すら顧みなかったのです。
やっぱり!沖縄はおもしろい!!
★ 沖縄ワンポイント情報 「ユタシクウニゲーサビラ」・・「よろしくお願いします」・・の意味。 沖縄ワンポイント情報を思いつきで突然挿入していこうと思いますのでどうぞお見逃しないように! さてさて、続きはまたのお楽しみ! 次回もユタシクウニゲーサビラ! 夫婦でゆったり《温泉》1泊2食500円!? 【POLA】フォルム クラブツーリズム テーマ旅行 楽天1位のココナッツオイルがリニューアルして再登場 第二新卒の就職なら!【ハタラクティブ】 アルバイトを探すなら、バイトーク! ナチュラルヘルシースタンダード 登録はこちら≪MC─ナースネット≫ 常夏の楽園セブで<格安>語学留学 1週間65,500円から短期留学も可能! フィリピン政府公式認定 語学学校NILS ビーチリゾートホテル 1,000円代〜5つ星ホテルまで |
こちらのサイトの中で 「沖縄730 道の記録」1977年 沖縄県土木部 という当時の
記録映画がありますので、是非ご覧ください。
<サイトリンク先> NPO法人 科学映像館 http://kagakueizo.org/
(参考) (財)日本ユースホステル協会 http://www.jyh.or.jp
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