【更新終了】凡庸な人の普通な暮らしの徒然

朝電車で本を読んでいる

『アウグスチヌス　魂の遍歴とその生涯』（三谷隆正さん）

読了

三谷隆正さんは神谷美恵子さんの師匠さんだったような

アウグスチヌスさんの『神の国』を読みたくなった

なぜかアウグスチヌスさんに惹かれる

本日は お酒を飲まない　飲み会にいかない

さかのぼること４年前

それ以前は飲み会は好きだった

お酒も大好きで家でも飲んでいた

飲まなければやってられないそんな状況もあった

だがしかしある転換点をむかえる

そう本を毎朝読む習慣からどんどん朝が早くなり

そうすると次の日起きれないうえに

いまもそうだが

難解といわれている本にチャレンジしていたので

さらに頭が痛かった

たしかそのときはカントさんの『純粋理性批判』か

ヘーゲルさんの『精神現象学』を読んでいたと思う

朝しっかり読みたいと思うと同時に次にこういう考えが芽生えた

「飲み会にいきたくない」

人と話すのは好きだが、別にお酒の席でなくても日常でもいいではないか

と思うようになり

そう思うと実践あるのみですぱっと飲み会にいかなくなった

効果てきめんで朝のけだるさもなくきちんと朝起きられて本が読める

「なんでこないの」

「忘年会や新年会ぐらいは出席したら」

との声もかかるが一切いかない

最近は面倒くさいので信仰上の理由で

お酒も飲みません

飲み会もいきません

と言っている

何の信仰と聞かれるので

これまた邪宗門としている

高橋和己さんの『邪宗門』から「ひのもと救霊会」といっていいのだが

これまた面倒くさくなるので言わない

セキュリティカード紛失もない

毎年毎年、セキュリティカードの紛失の事故があるがどれも酒の席である

その心配がないだけでも大きいのではないか

まあそんなわけで

この時期、忘年会にいく皆さんを見ては

ご無事に

そして陶淵明さんのこの詩を飲んべいさんに贈る

帰去来辞

帰りなんいざ

田園将(まさ)に蕪(あ)れんとす

胡(なん)ぞ帰らざる

と思う今日このごろ

まとめ
・お酒自体は悪くなく、お酒を飲んで悪態する人が問題なのだ