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2021年11月08日

映画『MINAMATA』を見る

昨日もいい天気だった

街にも活気が戻ってきているいいことだ

人の顔が喜々としている姿を喜ばにはいられない

いい秋風が吹いてきたんだな日本は

本日は 映画『MINAMATA』を見る

IMG_20211107_084441.jpg


公開前から見よう見ようと思っていたのだが

機会を逃してしまっていてやっと昨日見ることができました

東京だともう

渋谷の渋谷シネクイントか吉祥寺のアップリンク吉祥寺の2館のみしか公開していない

上映時間を確認すると渋谷シネクイントは9時45分の回がありこれに行くことに

渋谷シネクイントに8時45分に到着するも9時30分から開場ということでその辺をぷらぷらする

9時20分に劇場に戻り混雑してきたため5分前から開場

鑑賞するかたはやはり年配のかたが多い

それでも高校生3人組だろうか若いかたもいた

さてこの物語は水俣病を現地で撮影した写真家のユージン・スミスさんの話し

ユージン・スミス役をジョニー・デップさんが演じているがまったく彼だとわからないほど役にはまっていた

すでに名声は過去のものとなり酒づけの日々の中、水俣病のことを知り現地に行くことに

映画の内容は素晴らしいのだが1つ水俣の海が違和感を覚えた

撮影されたのがヨーロッパでありどことなく日本ではない感じがした

漁村がなんとなくヨーロッパな感じだった

やはり「海」をどう描くかが水俣病では大事な気がする

石牟礼道子さんの『苦海浄土』もやはり『海』が重要なものだった

チッソの工場から有害物質を海にながし

その魚を取って生計を立てている漁村の人々の姿を映画ではもう少し扱ってほしかった

とはいえユージン・スミスさんが残された世界に発信した「入浴する智子と母」

映画の中では本物が出てくる

これにはゾクッとした

飲んだくれでどうしようもない写真家なのだが

一貫して自分の写したいものを伝えたいものを写真にした人だということがわかる

映画の重いテーマをこうしたユージン・スミスさんの人柄が軽減してくれているのも忘れてはならない

見れてほんとによかった

まとめ
・見逃している人もいるのでなるべくロングランしてくれることを望む


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