アフィリエイト広告を利用しています
プロフィール
ましゅさんの画像
ましゅ
プロフィール
最新記事
写真ギャラリー
カテゴリーアーカイブ

広告

posted by fanblog

2021年06月14日

『茜色に焼かれる』(渋谷ユーロスペース)

今週は梅雨入り宣言がされるようだ

いやいい夏だった

まだはじまってないか

本日は 『茜色に焼かれる』(渋谷ユーロスペース)

昨日は渋谷のユーロスペースにて映画を鑑賞

・『茜色に焼かれる』(尾野真千子さん主演)

おそらく2020年2月からコロナ禍になって以来、劇場で見るのは1年半ぶり

IMG_20210613_110631.jpg

この間、ユーロスペースの前を通ったときにとても気になって足をとめた作品

一週あいて昨日12時45分の回を鑑賞

映画の上映時間が144分と2時間24分と長くトイレが心配で端っこの席に座る

トイレにいくのを忘れるぐらい作品にのめりこんだ

席も1席ずつ間引きされていて安心だ

さて、この作品だがなんといっても尾野真千子さんの存在がすごかった

夫をアクセルとブレーキを踏み間違えた老人に車でひき殺され、

突如シングルマザーになった母親良子(尾野真千子さん)

相手からの謝罪がないとしてガンとして慰謝料を受け取らず生活費をかせぐため花屋でバイトしている

だがそれだけでは生活できないため夜風俗店で働いているのであった

彼女には中学生一人息子純平(和田庵さん)がいる

彼は本が好きな子の内向的な男子であるが中学校でいじめられている

しかも母親が売女だといじめを受けるのである

『何も悪いことはしてないのになぜ自分たちがこのような報いを受けるのか』

普通は怒りに満ちているはずなのにこの母親である良子さんはまったく怒りを見せない

息子の純平からも『なぜ母さんは怒らないの』と聞かれる

映画の冒頭で田中良子は演じるのが好きという字幕が入る

彼女は怒りを見せないように演じているのだ

そして彼女は事あるごとにこのセリフを吐くのである

『がんばっていきましょう』

どこかなげやりなそんな空虚なことばを口にするのだ

亡くなった旦那の愛人の養育費や義父の施設台までも彼女は払い続けていくなかで

もう精神も限界に近づいていく

そんなあるとき、中学時代好きだった男性にふと出会い恋愛感情が生まれるのだが

その男性は遊びとしてしか思っておらずついに怒りが爆発するのだった

いまのご時世をこれでもかと反映した映画だった

後半、物語を終わりさせようとした無理な展開になってしまった感があるがそれでも監督が伝えたいことは伝わってきた

映画業界の心の叫びみたいものがビシバシ伝わってきた

それでも明日がやってくる

そして生きていくのだ

良子さんの口癖の

『がんばっていきましょう』

なんだよな

まとめ
・尾野真千子さんにやられる






この記事へのコメント
コメントを書く

お名前: 必須項目

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント: 必須項目

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10794017
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。