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IP電話(光電話)を乗っ取り、海外に勝手に電話を掛けられてしまうという事案が多発している模様
現在 NTT東日本とNTT西日本、フュージョン・コミュニケーションズの3社で確認 されている。
今年確認されただけでも、191件、高額請求になると250万円余りを請求された例もあるそうです。
問題は、各通信会社共 この「通話は通常ではあり得ない」と内心思っているにも関わらず、料金を徴収して返済には応じない事です。
昔流行した、海外を経由して某サイトにアクセスさせるプログラムを彷彿とさせますが、今回は意図的にプログラムをダウンロードさせるわけではなく、光ルーターを乗っ取る形でこの事案は発生している模様。
IPフォンの昨今の普及率は、各社電話会社のテコ入れもあり、相当世帯数ある物と考えられます。
そのうち報告は191と少なめ、まだ序の口の辺りなのでしょうか?
数から考えると、過去に設置された古いタイプのIPフォンルーターが狙われているものと考えますが、昨今ルーターからルーターへ自力で検索して、パスワード解析し感染するタイプのワーム型のマルウェアが報告されているので、技術的には、その亜種が登場すれば、被害は一層拡大するものと考えられます。
なぜ、海外に電話を?と思った方
通話をすると、キャッシュバックされてその相手の事業者にお金が入ってくる仕組みが海外にあるからです。
総務相「被害防止の対応進めたい」
高市総務大臣は12日の閣議の後の記者会見で「きょうからホームページで注意喚起する」としたうえで、「不正利用の実態を速やかに把握するとともに、適切な対策を行っている関係事業者の取り組みを広く共有してもらい、被害防止の対応を進めたい」と述べました。
さらに、「より有効な対応策の検討を進め速やかに取りまとめて対応していきたい」と述べて、ことしの夏までに総務省として対策を打ち出す考えを示しました。
お役所言葉的に翻訳すると「IP電話乗っ取りには気をつけてね、通信会社には法的に料金は返還しろとは言わないけど、各個人で何とかしてね」
結局、自分で何とかする以外には無い模様
パスワードをデフォルトにしている所は殆どだと思われるので、分かりにくくて覚えやすいパスワードに書き換えておく、ぐらいしか今のところ手立ては無いように思います
が、・・・光電話のルーターのパスワードなんてどうやって設定するのか?所有してない私には分かりませんが、多分「電話での複雑な操作」になるでしょう・・・
とりあえず、116に電話して、「うちは、今光電話なんだけれど、乗っ取りとかいう物がある様だ、高額請求されたくないので、今後一切海外には電話しないので私の回線は海外に接続しないでもらいたい」と告げて、海外との通話の遮断を試みてはどうでしょうか?
もしくは、対策や救済措置が確立するまで、アナログ回線に戻すという方法もありますよね。
電話勧誘で、NETはしてないけど、料金が安いらしいとの触れ込みでIP電話に交換した方も居るはずですから
国民生活センターにはそれらの報告は相次いでいるが、その対応は「明細書を取り寄せて、自分が通話したものではないと全力でアピールしてください」と答えているそうだ。しかし、今のところ通信業者が返還請求に応じたことは無いという。
今なら、たらい回しにさせられて、もっと被害が拡大したら、政府も通信各社もようやく重い腰を上げるのだろうか?・・・
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