2012年08月02日
ロンドン五輪公式マスコット
一つ目の人形といえば、 唐傘おばけか目玉のおやじ?( ̄m ̄;) なんて思っちゃいました(笑 ロンドンオリンピックの公式マスコット「ウェンロック(Wenlock)」と、 パラリンピックのマスコット「マンデビル(Mandeville)」を初めて見た時のナッコの正直な感想です(〃∇〃)ゞ 「ウェンロック」と「マンデビル」は、五輪スタジアム建設に使われた鉄骨のしずくから、定年退職した作業員が孫のために作った人形で、 虹の光を受けて生命を吹き込まれた謎の存在、という設定なんだそうです。 |
London 2012 Mascots Film 1 'Out of a Rainbow'(YouTubeより)
「ウェンロック」の名前は、イングランド北西部のシュロップシャーの村「マッチ・ウェンロック」から名付けられました。 近代オリンピック創設者であるピエール・ド・クーベルタン男爵が1890年にその地に訪問し、そこで観戦したスポーツ大会がオリンピック創設のきっかけとなった、とされている由縁からです。 炎を象った頭部の3つの山は、表彰台を表現していて、中央に点灯しているのはロンドンの名物タクシー(ブラックキャブ)をイメージしたライトで、「W」はウェンロックのイニシャルです。 顔には、全てを記録できるカメラのレンズに見立てた大きな目が1つだけあります。 ボディには金、銀、銅に輝く合金で、オレンジ色に燃えたストライプが入っています。 また、腕にはオリンピックシンボルの5色の「フレンドシップ・バンド」という腕輪が付けられています。 そして「マンデビル」の名前は、パラリンピック発祥の地であるイングランド南部のストーク・マンデビルにちなんで名付けられました。 神経外科医グットマンが、第二次大戦で負傷した兵士のリハビリとしてスポーツを提唱し、1948年ロンドンオリンピックと同じ日にストーク・マンデビル病院でアーチェリー競技会を催し、パラリンピックに発展しました。 自転車競技のヘルメットのような流線型の頭は、青、緑、赤のパラリンピックカラーで彩られています。 前方にはやはりブラックタクシーのライトにイニシャルの「M」です。 ボディは青みを帯びて、玉虫色にほのかに輝くカラーはパラリンピックのモットー、躍動する精神を反映しています。 超空気力学的なスチールのボディは、肉体を超越した動きが可能です。 そして、手首には常に自己ベストをたたき出すためにストップウォチをつけています。 という事で、名前以外にも、なるほどの由来があるナイスなマスコット「ウェンロック」と「マンデビル」だったのです(〃∇〃)ゞ ヨウカイジャナカッタ |
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