2018年01月23日
犬の能力
日本では*1,034万頭の犬がペットとして飼われているそうです。(*2014年全国犬猫飼育実態調査)日本のみならず多くの国で犬はペットとして不動の人気ですね。そんな犬には我々が意外と知らない特殊な能力が備わっているのです。犬の驚くべき14の能力を紹介します。
1.犬は飼い主がてんかん発作を起こす数十秒〜1時間くらい前までに警告を発することができる
医学的、科学的な立証はされていないものの、1993年英国の獣医学者であるAndrew Edney氏の調査でてんかん予知のできる犬は患者(飼い主)に知らせる特別な反応を見せることを発見しました。
また、1998年のフロリダ大学の研究レポートでも犬を飼っているてんかん患者(飼い主)に対し、発作前に警告を発する行動を取ることが記録されています。
2.犬は様々ながんを探知する能力がある
こちらも科学的な立証はないものの、その明らかな数々の探知能力の実績から世界で研究が行われています。どうやらがん患者が共通して体内から発する何かしらの臭いを犬が嗅ぎ分けて異常を知らせることができるのだそうです。
3.犬は糖尿病患者が低血糖になると知らせてくれる
症状が激しい患者は寝ている間に低血糖になり発作(めまいや昏睡状態)になる危険があるのですが、糖尿病を察知できる犬は、低血糖になると変わる汗の匂いで、発作になる前に患者に知らせることができるそうです。
4.犬が体を丸めて寝る理由
動物の本能で体温を保ち、内蔵を守るために寝るときや休んでいるときは決まって同じような体を丸めたポーズをとります。(お腹ひっくり返して寝てる子もいますが、そういう犬は安心しすぎて本能が弱いんでしょうかね 笑)
5.犬は飼い主の敵を見抜くことができる
飼い主に冷たい態度をとる者や反抗的な者に対しては敵とみなし、飼い主と同じ気持になって決してなつかないようです。表面的な態度をとる人も犬には見抜かれてしまう!?
6.犬は人間の2歳児並みの知能をもつ
犬は賢いと言われますが、実際に250もの言葉やジェスチャーを覚えることができ、数字も5まで数えることが可能で簡単な計算ができるんだそうですよ。その知能はだいたい人間の2歳児並と言われています。もっと賢い犬もいそうですね。
7.犬はカラーでものを見ることができる
昔、犬は色覚が白黒と言われていましたが、最近の研究で実は紫青、黄緑の2つの色覚で感受しカラーでみれることがわかっています。人間の見る色合いとは違って見えているようですがカラーで認識できるんですね。また、基本的な犬の視力は0.2〜0.3くらいの近視の目とのこと。
8. 犬にも指(鼻)紋がある
人間の指紋は一人一人違い指紋認証ができますが、犬の鼻はそれと似ていてどの犬もそれぞれ違った鼻梁や細かいシワがあるそうです。近い将来、それぞれの犬の鼻紋登録が必要かもしれないですね。
9. 犬も夢を見る
犬を飼っている人は経験があると思いますが、犬は寝ている時よく寝言(夢の中で吠えてる)を言います。犬は基本的に人間よりもレム睡眠(浅い睡眠)の時間が多く全体の8割と言われています。眠りの浅い時間が多い犬はよく夢を見るんですね。
10. 犬は嫉妬深い!?
カリフォルニアの科学者による研究結果によると、犬はジェラシーを感じる動物で、状況によっては嫉妬深い態度になるそうです。例えば飼い主が他の犬をかわいがり過ぎるとジェラシーを感じ、嫉妬深〜くなっているんですね。
11. 犬をひとりぼっちにさせる時に飼い主がしておきたいこと
犬は、飼い主が出かけて一人にされると極度にストレスを感じますが、そんな時には飼い主は着ていた服を犬の近くに置いておくと、安心感があり気持ちが和らぐ効果があるようです。飼い主の匂いを感じると孤独感がなくなるんですね。
12. 犬が横たわる前にくるくる回る行為は祖先のオオカミの行為
たまに犬は座る前にくるくる回ってからポジションを作って体を丸めて座りますよね。これはオオカミが自分の巣で寝るときの習性で今でも犬が引き継がれている行動とのこと。
13. 犬は心臓疾患のリスクを軽減させる
アメリカの心臓協会の研究で犬を飼っていると心臓疾患リスクが減ることが発表されました。これは犬によるリラックス効果=ストレス軽減させる効果があり、病気の大きな引き金となる要因「ストレス」を引き下げてくれるためでしょう。
14. 犬を飼っている高齢者は病院にお世話になる回数が減る
自分の子供のような存在ができたことで、世話をする気持ちがよみがえり心も若返り、生き甲斐が出てきます。そうすると体内の細胞が活性化し、血行促進や脳への刺激が生まれ免疫力が向上するため健康効果が見られます。アニマルセラピーは実証されている効果の高いものですね。
犬の嗅覚は人の1万倍あると言われています。犬は、人間にはわからない体から発する臭いの違いを敏感に嗅ぎ分け、我々の健康異常を見つけてくれる信頼できるパートナーなんですね。
犬自身も健康で末永く人間と一緒に暮らしていける幸せな犬生、人生を共に歩みたいものです。
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