2014年12月17日
3. Processing入門 年賀状作成の基礎
キーワード:
Processing プロセッシング 年賀状
ゆうびんAR
以前の記事で、
「 5. ワードの便利機能 「 年賀状作成 」入門 」
という内容の記事を書いてみたのですが、
YouTubeでの、動画再生状況をみると、
毎日数人ずつですが、
動画を再生していただいているようですので、
なにかのきっかけになって頂いていれば、
うれしく思います。
上記の内容の動画や、記事を作成後、
「 Processing 」を利用した「 年賀状作成 」で、
サイトを訪問してくださる方が、
いるようでしたので、
今回は
「 Processing(プロセッシング)で年賀状作成 」
をするための、
自分なりに
基礎的な内容について
まとめておこうと思います。
「 Processing 」について、
全く知らない方がいらっしゃいましたら、
「 1. Processing入門 描画の基本 」
「 2. Processing入門 変数の利用の基礎 int編 」
なども参照してみてください。
Processingで年賀状を作成する方法の例
@「 2D、3Dグラフィック 」や
「 テキスト表示 」のプログラミングの場合。
A 取り込んだ画像の編集プログラミングの場合
B AR(Augmented Reality:AR 拡張現実感)
プログラミングの場合
@「 2D、3Dグラフィック 」や「 テキスト表示 」のプログラミング
[手順例]
1.グラフィックやテキスト表示の
プログラミングを作成。
2.プログラミングを「 実行 」する。
3.実行中のプログラミングの、
画面をコピーする。
ー Windowsの場合:
@ 「 PrintScreen(プリントスクリーン)」キー
を利用しスクリーンショットを撮影
A ペイントソフトなどに「 貼付け 」をし、
必要な部分を選択
ー Macの場合:
@ 「 プレビュー 」のアプリを起動し、
上部ツールバーの「 ファイル 」
→「 スクリーンショットを撮る 」
→「 選択部分... 」で、
必要な部分を選択
4.「 ワード 」などで、
年賀状テンプレートを利用し、
コピーした画像を貼付ける。
その他にも、
Processingプログラミングで
指定した大きさで「 PDF生成 」
などの方法もあると思います。
A 取り込んだ画像の編集プログラミング
[手順例]
1.編集したい画像をProcessingの
「 Sketch Folder 」に入れる。
ー「 Sketch Folder:スケッチフォルダー 」の
場所が分からない場合
上部ツールバーの「 Sketch 」
→ 「 Show Sketch Folder 」で
「 Sketch Folder 」が開かれると思います。
2.画像編集のプログラミングを作成。
ー「 Sketch Folder 」に入れた画像のファイルを、
プログラミング内で参照するようにします。
3.プログラミングを「 実行 」する。
4.実行中のプログラミングの、画面をコピーする。
ー Windowsの場合:
@ 「 PrintScreen(プリントスクリーン)」キー
を利用しスクリーンショットを撮影
A ペイントソフトなどに「 貼付け 」をし、
必要な部分を選択
ー Macの場合:
@ 「 プレビュー 」のアプリを起動し、
上部ツールバーの「 ファイル 」
→「 スクリーンショットを撮る 」
→「 選択部分... 」で、
必要な部分を選択
5.「 ワード 」などで、
年賀状テンプレートを利用し、
コピーした画像を貼付ける。
B AR(Augmented Reality:AR 拡張現実感)プログラミング
1.Processing向けのARライブラリの「 NyARToolkit 」を
インターネットで検索し、ダウンロードをします。
* AR関連書籍に関しては
以下に記事で取り上げています。
2.ARプログラミングを作成する。
3.ARプログラミング上で指定した
「 ARマーカー 」を、
印刷し、年賀状に貼付ける。
ーまたは、「 ワード 」などで、
年賀状テンプレートを利用して
「 ARマーカー 」を
コピー・ペースト(貼付け)をする。
4.なにかしらの方法で、
年賀状を受け取る側の方に、Processingで
作成した「 ARプログラミング 」
を送るなどする。
* 注:年賀状を受け取る側の
方のパソコン環境で、
WEB(USB)カメラなどを利用して、
ARプログラミングが実行できるか
あらかじめ確認は必要だと思います。
今回は、
Processingを利用した
年賀状を作成する方法の
概略をまとめてみましたが、
Processingの開発環境には、
「 Exsamples 」というサンプルもあるため、
Processing入門 サンプルコードを見る方法(動画)
そちらのサンプルを確認しながら、
自分の想い描く
スケッチ(プログラミング)の構想を練るための
ヒントが得られるのではないかと思います。
Processingの基礎的な内容が
まとめられている書籍としては、
「 Processingをはじめよう (Make: PROJECTS) 」
という本があります。
日本語でプログラミングの基礎的な内容を学ぶ上では、
参考になる書籍ではないかと思います。
末巻(189〜237ページ)には、
Processingに関する
クイックリファレンスも掲載されており、
個人的には、
Processingに関する基本的なことを学ぶ際に
役に立っています。
また、
この書籍を読むことで、
Processing 開発者の思いなども
汲み取りやすいのではないかと思います。
︎ アマゾンで詳しくみてみる:
︎ 楽天で詳しくみてみる:
ARプログラミングに関して
まとめられている書籍としては、
︎ アマゾンで詳しくみてみる:
︎ 楽天で詳しくみてみる:
感想(0件)
などが参考になるかもしれません。
「 ARプログラミング
Processingでつくる拡張現実感のレシピ 」
では、
ARプログラミングの歴史や、
Processingでの導入方法が記載されています。
自分の場合は、
34ページの、
「
最も簡単なARプログラミングを」
作ってみよう
で、
はじめからつまずきました。
プログラミングに関しては、
ほとんど分からない段階で
トライしたこともあり、
・ Windowsや、Macなどの
OS環境の違いによるものなのか?
・ 自分のコードの入力ミスなのか?
・ サンプルコードのミスなのか?
・ ライブラリのProcessingへの
インストール方法のミスなのか?
・ Sketch Folder内のファイル構成の
仕方が間違っているのか?
・ ProcessingやJavaの
バージョンの違いによるものなのか?
なにがなんだか分かりませんでした。
その後時間が経過し、
パソコンや、
プログラミングの考え方に触れていくうちに
徐々に、
ライブラリのProcessingのインストール方法や、
ファイル構成、
コードの意味なども少しずつ理解がすすみ、
「
最も簡単なARプログラミングを作ってみよう」
のプログラム等を
動かす事ができるようになってきました。
( 自分の環境では、「 cam.start(); 」を
「 void setup(){} 」の最後の行に
追加することで実行できました )
現在でも、
上手く起動しないサンプルコードもありますが、
ARプログラミングの世界にふれてみるきっかけや、
どのようなことができる可能性があるのか、
学びたい方にとっては、
ARプログラミングについて
1冊にまとまった書籍としては、
参考になるのではないかと思います。
今から、数十年前に
AR(拡張現実感)を
コンピュータで実装しようとすると、
数千万円クラスのコンピュータが
必要な時代があった事を考えると、
数万円〜数十万円のパソコンを利用し、
ARプログラミングを試してみる事ができる環境にあり、
感謝したいと思います。
「 Processingで年賀状作成 」というテーマで
記事を考えてみて感じた事としては、
Processingをはじめとした、
コンピュータプログラミングができることで
自分が思い描くイメージなどを、
何かしらの形にできる
可能性を秘めていると感じました。
自分自身、
プログラミングに関してはまだまだの状態ですが、
少しずつ学習をしていきたいと思います。
[ AR関連書籍 ]
AR(拡張現実)技術の基礎・発展・実践
:2015年刊行
AR(拡張現実)技術の基礎・発展・実践 (設計技術シリーズ)
ARのすべて ケータイとネットを変える拡張現実
拡張現実感を実現するARToolkitプログラミングテクニック
3Dキャラクターが現実世界に誕生! ARToolKit拡張現実感プログラミング入門
AR入門[改訂版]―身近になった拡張現実 (I/O BOOKS)
[ AR関連アプリ ]
どこでもAR(iOS版)
ゆうびんAR(iOS版)
年賀状のARに関心のある方に♪
対応の年賀状などの詳細は、
説明をよくご確認ください。
「 ゆうびんAR 」のAndroid版は、
「 Google Play 」のサイトで、
キーワード
:ゆうびんAR
で検索するとみつかると思います。
* 2015年9月30日確認時点
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