2018年02月28日
失敗しない車高調の選び方。
先日もご相談があったので
車高調の話をしようと思います。
お名前.com
車高調を買う時に気になるのは
・値段
・車高の下がり幅
・乗り心地
の3点だと思うんですが
この中で1番伝えるのが難しいのは
最後の「乗り心地」です。
一般的に「かたい」とか
「やわらかい」という
言葉を使いますが
人それぞれ感じ方が違います。
ある人が「やわい」と言っても
違う人は「かたい」と
感じる事もあるわけです。
お名前.com
食べ物でいうところの
味が「濃い」「薄い」
みたいなものでしょうか?
なので、料理の味付けが
醤油やコショウを入れて
調節できるように車高調も
調整ダイヤルを回して
乗り心地を調節できる
モデルがあります。
カタログなどに「減衰力調整付」
(げんすいりょくちょうせいつき)
と書いてあるモデルがそうです。
これはショックの減衰力
(伸び縮みの抵抗力)を
調整できるという意味です。
お名前.com
基本的に乗り心地を決める
要因の中で割合が高いのは
バネ(スプリング)ですが
バネの動きを不快に感じないよう
整えるのがショックの役割なので
ここをうまく調整できれば
より自分好みな乗り心地にできる
(乗り心地が良い)というわけです。
よく減衰力調整式と書かれた
車高調のスペックを見ると
16段とか36段調整とありますが
これは段数分のダイヤルを回して
調整できるという意味で
36段なら1番やわいところから
1番かたいところまで36段階の
調節ができるという事です。
お名前.com
ただし、段数が多いほど
たくさん調整できて
良さそうに思えますが
実は調整できる範囲は
変わらない事が多いんです。
16段よりも32段の方が
一定の範囲の間を
細かく調整できるだけで
最小から最大の幅(範囲)は
ほぼ変わりません。
なので16段よりも32段の方が
やわく、かたくできる
わけではないんです。
よく32段とか40段のモデルを
取り付けて調整したけど
細かすぎて1段変えただけでは
変化がほとんど分からない
という話を聞きます。
そんな時は一度に
2〜3段動かしてみると
違いが分かったりします。
お名前.com
コンマ1秒を争うプロレーサーなら
1段の違いが分かるんでしょうけど
私達は公道を走る一般人ですから
仕方ないですよね。(笑)
なのでNOBUでは
「調整の段数には
あまりこだわらなくてもいい。」
とお客さんに伝えています。
それから乗り心地に関して
もう1つ大事な車高調の機能が
「ネジ式」と「全長調整式」です。
「全長調整式」は「フルタップ式」
と言われることもありますが
どちらも同じ意味です。
お名前.com
それでそのネジ式と
全長調整式なんですが
価格はネジ式の方が大抵安いです。
でも乗り心地を重視するなら
「全長調整式」がオススメです。
なぜなら、ネジ式は構造上
車高を下げていくと
ショックのストローク(動く幅)が
狭くなっていくので
車高を下げれば下げるほど
ゴツゴツ感が出てきて
乗り心地が悪化するからです。
逆に全長調整式は
どんなに車高が変化しても
ショックのストローク自体が
変わらないので
基本的に乗り心地も変わらない
という構造になっています。
お名前.com
なので、価格なら
ネジ式の車高調ですが
乗り心地を重視するなら
全長調整式というわけです。
長くなりましたがまとめると
車高調を買う時に気になる
値段と車高の下がり幅は
HPやカタログなどで
よ〜くスペックを確認して下さい。
そして1番難しい乗り心地は
実際にデモカーなどに試乗して
確認するのが一番ですが
なかなか難しいと思うので
「減衰力調整」と「全長調整」
の機能が付いた商品を買うのが
間違いないと思います。
では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。
車高調の話をしようと思います。
お名前.com
車高調を買う時に気になるのは
・値段
・車高の下がり幅
・乗り心地
の3点だと思うんですが
この中で1番伝えるのが難しいのは
最後の「乗り心地」です。
一般的に「かたい」とか
「やわらかい」という
言葉を使いますが
人それぞれ感じ方が違います。
ある人が「やわい」と言っても
違う人は「かたい」と
感じる事もあるわけです。
お名前.com
食べ物でいうところの
味が「濃い」「薄い」
みたいなものでしょうか?
なので、料理の味付けが
醤油やコショウを入れて
調節できるように車高調も
調整ダイヤルを回して
乗り心地を調節できる
モデルがあります。
カタログなどに「減衰力調整付」
(げんすいりょくちょうせいつき)
と書いてあるモデルがそうです。
これはショックの減衰力
(伸び縮みの抵抗力)を
調整できるという意味です。
お名前.com
基本的に乗り心地を決める
要因の中で割合が高いのは
バネ(スプリング)ですが
バネの動きを不快に感じないよう
整えるのがショックの役割なので
ここをうまく調整できれば
より自分好みな乗り心地にできる
(乗り心地が良い)というわけです。
よく減衰力調整式と書かれた
車高調のスペックを見ると
16段とか36段調整とありますが
これは段数分のダイヤルを回して
調整できるという意味で
36段なら1番やわいところから
1番かたいところまで36段階の
調節ができるという事です。
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ただし、段数が多いほど
たくさん調整できて
良さそうに思えますが
実は調整できる範囲は
変わらない事が多いんです。
16段よりも32段の方が
一定の範囲の間を
細かく調整できるだけで
最小から最大の幅(範囲)は
ほぼ変わりません。
なので16段よりも32段の方が
やわく、かたくできる
わけではないんです。
よく32段とか40段のモデルを
取り付けて調整したけど
細かすぎて1段変えただけでは
変化がほとんど分からない
という話を聞きます。
そんな時は一度に
2〜3段動かしてみると
違いが分かったりします。
お名前.com
コンマ1秒を争うプロレーサーなら
1段の違いが分かるんでしょうけど
私達は公道を走る一般人ですから
仕方ないですよね。(笑)
なのでNOBUでは
「調整の段数には
あまりこだわらなくてもいい。」
とお客さんに伝えています。
それから乗り心地に関して
もう1つ大事な車高調の機能が
「ネジ式」と「全長調整式」です。
「全長調整式」は「フルタップ式」
と言われることもありますが
どちらも同じ意味です。
お名前.com
それでそのネジ式と
全長調整式なんですが
価格はネジ式の方が大抵安いです。
でも乗り心地を重視するなら
「全長調整式」がオススメです。
なぜなら、ネジ式は構造上
車高を下げていくと
ショックのストローク(動く幅)が
狭くなっていくので
車高を下げれば下げるほど
ゴツゴツ感が出てきて
乗り心地が悪化するからです。
逆に全長調整式は
どんなに車高が変化しても
ショックのストローク自体が
変わらないので
基本的に乗り心地も変わらない
という構造になっています。
お名前.com
なので、価格なら
ネジ式の車高調ですが
乗り心地を重視するなら
全長調整式というわけです。
長くなりましたがまとめると
車高調を買う時に気になる
値段と車高の下がり幅は
HPやカタログなどで
よ〜くスペックを確認して下さい。
そして1番難しい乗り心地は
実際にデモカーなどに試乗して
確認するのが一番ですが
なかなか難しいと思うので
「減衰力調整」と「全長調整」
の機能が付いた商品を買うのが
間違いないと思います。
では今日のお話は以上です、
次回もよろしくお願いします。
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