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2018年02月26日

ヘッドライトの黄ばみ取り方法




ヘッドライトの黄ばみとは


年代物の車に乗る方によく聞かれる事ヘッドライトの黄ばみは綺麗になるのかと言うものがあります。主な原因は太陽光の紫外線によるものです。そのため、こまめに洗車したとしても、青空駐車の車は、表面が劣化し黄ばんでしまいます。

黄ばみを放置すると交換の必要も


気が付かないうちにどんどん汚れ、黄ばみが進んだヘッドライトは見た目がよくないのも気になりますが、そのまま放置しておくのは危険です。黄ばみがひどいまま走行するとライトを点灯しても視界が悪くなり見えずらくなってしまうのです。もしもライトが最近暗いなと感じたらそれは黄ばみが原因かもしれません。

劣化が進みすぎるとひび割れができたり、ライトのふちに隙間ができたりして内側まで黄ばんでしまいます。車検に通らなくなったりもするので定期的にメンテナンスすることをお勧めします。

ヘッドライトの黄ばみを落とす方法


1ヘッドライトを磨く準備


まず磨き作業の前に、水洗いでヘッドライト表面についた埃や汚れを落としましょう。汚れか付いたままだと、小さな砂で表面を傷つけてしまう可能性があります。次にマスキングテープでヘッドライトの周りのボディ部分を保護します。これは磨く際に、ボディに傷をつけるのを防ぐためです。準備はこれで完成です。

2耐水ペーパーでヘッドライトを磨く


磨き作業には耐水ペーパーを使います。耐水ペーパーとは防水の紙やすりみたいなものです。耐水ペーパーは水につけ、粗いやすりから磨き始め、徐々に細かいものに変えていきましょう。ペーパーの目の粗さのことを「番手」といい、番手の数字が小さければ目が粗く、大きければ目が細かいやすりとなります。基本的には2、3種類の番手違いの耐水ペーパーを用意しましょう。黄ばみが強い場合には、目安として1000番、1500番の耐水ペーパーから磨きはじめ、黄ばみが少ないヘッドライトの場合は2000番辺りからはじめるといいでしょう。

耐水ペーパーでの磨きは、水をかけながら作業を行います。力を入れ過ぎず、ヘッドライトの全体を優しく磨いていきます。力を強く入れ過ぎて、研磨傷が残らないようにしましょう。擦っているうちに、黄色い水が出てきます。更に続けていると白色に変化してきます。これは、黄ばみが落ちた証拠です。黄ばみが落ちたら次に、番手が細かい耐水ペーパーに変えて同じように磨きますが、ここでのポイントは前段階で付けた傷をならすとことが目的ですので、優しく擦っていきましょう。傷のならしが終わったら、さらに細かい番手でライトの表面を整えます。

コンパウンドでより細かく磨く


耐水ペーパーでの研磨作業が終わったら、コンパウンドを使ってより細かく磨いていきます。コンパウンドは、耐水ペーパーだけでは取り除けなかった小さい傷を鏡面仕上げしていくことで、傷に入り込む汚れを防ぎ、ヘッドライト表面が再び劣化するのを遅らせることが目的です。コンパウンドは耐水ペーパーよりさらに目が細かいので、よりピカピカに磨き上げることができます。

再びヘッドライトをコーティングする


ヘッドライトを磨いた後は、黄ばみ取りの仕上げとして、ヘッドライトの表面にコーティング剤を塗る作業が必要です。削った後のライトの表面はもともと塗布されていたコーティングがなくなっているため、紫外線に弱い状態となっています。ですから、改めてコーティング剤を表面に塗ることで、紫外線からヘッドライトを保護する必要があります。

ヘッドライトの黄ばみ・曇りの除去に必要なグッズ


ヘッドライトの汚れや黄ばみを除去する手順でいろいろなアイテムが登場しましたが、改めて、黄ばみ除去に必要なグッズを紹介します。

防水ペーパー


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前述したとおり、一番オーソドックスなヘッドライトの黄ばみを落とす方法は、防水の紙ヤスリである耐水ペーパーを手に入れて、自分で磨く方法です。耐水ペーパーは、ホームセンターに置いてあります。お値段も安く、一枚100円以下のもあります。耐水ペーパーは、粗い目から細い目まで、1000番1500番、2000番、3000番など、何種類か用意しましょう。
コンパウンド


コンパウンドとは、耐水ペーパーと同じくヤスリのような役割を担ってくれる研磨剤のことを指します。

防水ペーパーとコンパウンドで異なるのは、目の細かさです。防水ペーパーが全体的に目が荒いのに対し、コンパウンドは目が細かいので、防水ペーパーで作業した後の仕上げに適しています。作業が終わったあとはコーティング剤を使って、再びヘッドライトが黄ばんでしまうのを防ぎましょう。

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金属用洗剤 ピカール


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ピカールは、研磨剤が含まれている金属用洗剤です。真鍮や銅、アルミなど様々な金属への使用に適しています。適量のピカールをつけた布で表面を磨くことで、様々な金属の汚れや曇りをきれいにすることができる優れものです。

それならヘッドライトには使えないのでは?とお思いの方もいらっしゃると思いますが、このピカールはプラスチック類にも対応しているので、ヘッドライトの黄ばみも取ることができます。ピカールには研磨剤が含まれているので、耐水ペーパーやコンパウンドと同じ役割を果たすことができるのです。

磨いた後にはコーティング剤が必要な点も、防水ペーパーを使う場合と変わらないので、忘れずにコーティングをしましょう。

ヘッドライト用クリーナー


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お手軽なのは、各種メーカーから発売されている、ヘッドライト専用のクリーナーです。はじめて自分でヘッドライトの汚れ&黄ばみ取り作業を行うのであれば、下地処理からコーティングまでセットになっているキットを使用するのが安心でしょう。価格は手ごろな製品だと1000円〜、高額なものだと5000円以上する商品まであり、価格には幅があります。

種類としては、シリコン系のコーティング、ガラス系のコーティング、ケイ素系のコーティングなどがあります。


コーティング剤


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最終工程に必要なのが、コーティング剤です。こちらはカー用品店でもたくさんの種類がありますので、好みによって選ぶことが出来ます。

新車時に汚れ黄ばみ防止の予防として、先にコーティング作業を施すのもスマートなやり方です。ヘッドライトが黄ばんでしまう一番の原因は、太陽の光、紫外線です。長期間、紫外線にさらされることで、次第にヘッドライトのコーティング塗装がはがれて黄ばんでいきます。日焼け止め同様、早めのケアを施して汚れ&黄ばみを予防しましょう。


安全運転のために黄ばみのないヘッドライトをキープしましょう


ヘッドライトの黄ばみを単なる汚れと侮ってはいけません。見た目が汚いというだけでなく、ライトの光量が少なくなり視界が悪くなり、更に放っておくと車検も通らなくなってしまいます。

前述したとおり、大きな原因は紫外線によるものなので、車をガレージ保管することや車のカバーをかけるなど、直接、車に紫外線に当たらないようにするのが理想的です。出かけた先の駐車場では、青空駐車場に停めるのでは無く木陰の下や、建物の中など少しでも日が当たらないように気を付けるといいでしょう。

直射日光を避けるのは、ヘッドライトを保護するだけでなく、外装部のゴム部や、タイヤ、車内のシート焼けやボディの痛みも防ぐことができます。また、こまめな日常のお手入れも大切です。定期的にお手入れの時間をとっていれば、結果、日常のメンテナンスの時間は短縮されます。1年に1度はプロにメンテしてもらうのもいいでしょう。見た目の美しさはもちろん、セーフティドライブ保つためにもヘッドライトのお手入れは必須項目です。
posted by at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 自動車
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