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2018年02月27日
中古車選びの注意点
- 諸費用
- 記録簿
- 事故車(修復歴車)
- ローン金利手数料
- オトリ在庫
諸費用
最近の傾向としまして、車輌本体価格を安くして集客して、諸費用をかなりとる販売店が多くなっています。
車というのは、車輌本体価格以外に諸費用(諸経費)が必要となります。
一般には登録手数料、車庫証明申請代行料、納車費用、法定費用などです(法定諸費用というのは、登録に必要な印紙代、車庫証明申請証紙代、ナンバー代などです)。
他に車検のない車には自賠責保険と重量税、検査印紙代、新しい車には取得税がかかります。
取得税とは、車種・グレード・仕様ごとに定められた基準額に計算式を掛けて算出します。1年落ちだと基準額×0.562、2年落ちだと×0.316… と軽自動車の場合4年で税務上の価値がゼロとなります。この税務上価格が50万円以上のものにかかる税金が取得税です。
この税務上の金額に3%(普通車の場合は5%)をかけた金額を購入するときに一緒に支払う必要があります。
支払うのは購入するとき1回だけです。
新車登録から数年経っているのに取得税を支払う義務の軽自動車は今のところございません。古い車なのに取得税を払わないようにご注意ください。
自賠責保険ですが、車検の残りがある場合、月割りでお客様から頂く所と頂かない所がありますのでこちらも確認して下さい。(車検が残っていればとらないのが当然なのですが)車検がある車で重量税をとる販売店など論外です。
軽自動車税は、4月1日現在所有している方にかかってくる税金です。
自動車税は普通車の場合は、登録するときに登録した翌月分から年度末の3月までの分を必ず先払いで支払わなければならないものですが、軽自動車の場合は年度の途中に買ったときに支払義務はありません。
例: 普通車の場合
8月に買った−税金の支払は9月から年度末3月までの金額です。
4月1日に買った−まるまる1年分の支払です。
3月に買った−そのときは自動車税はかかりませんが、翌々月5月に1年分かかります。
例: 軽自動車の場合
6月に買った−税金の支払義務は翌年の春から
3月31日に登録−翌々月の5月中が支払期限です。
4月2日に登録−来年の5月が支払期限です。
もし環境整備費・テスト走行費・納車準備費用等、意味不明な諸費用が含まれていたら、どんな諸費用か販売店に聞いてみて下さい。
こういった意味不明な諸費用をとっていること自体が、どのような考え方で運営している販売店かを判断する基準にもなります。
納車費用も車を自分でとりにいけば無料、車庫証明も自分でやれば無料が普通です。名義変更につきましては、前オーナーの書類を預けることになりますので、お客様ご自身で手続きするのはなかなか難しいです。
結論としましては、車輌が安い分諸費用が高い店もあるし、車輌が高い分諸費用が安い店もある、ということです。「だいたいどこも一緒でしょ」と簡単に考えずに、あくまでも総額の金額でご検討下さい。
また目に見えない金額、金額が高いけれども保証が厚い、その分納車前の整備をきちんとやってくれる、付属品をサービスで付けてくれた、なども全てトータルでみたほうが良いです。
車輌本体価格に惑わされず、総支払額をよく確認して、それに見合ったサービス・車なのかを慎重にご検討ください。
決して「諸費用」はどこの販売店でも同じではありません。
記録簿
これはあった方が良いです。
ただ、記録簿がないと「メーター戻し車」と誤解される方が多いですが、そんなことはありません。
「記録簿」の定義は曖昧で、中古車販売店が発行したものでも「記録簿」としている所もありますし、一回も点検していない真っ白な点検記録簿でも「記録簿」です。
本当の記録簿というのは、新車保証書と一緒になっている新車を買った時にもらえる冊子で、なおかつ、全ての車検を認証工場以上で受けた記録が残っているものでしょう。
記録簿がついているから安心!と思ってはいけません。
「記録簿」の定義の曖昧さからも分かるように、鵜呑みにはせずに販売店に尋ねてみて下さい。
また「走行不明の証拠もないけれど、記録簿がないので「走行不明車」として販売しております。」といった曖昧な販売店はお避け下さい。
インターネットオークションでよく見る表現ですが、近づかないほうが良いです。
事故車(修復歴車)
「事故車」の定義は曖昧で、自転車にぶつけられてバンパーにキズがついただけでも「事故」といえば「事故」ですが、これは事故車(修復歴車)には入りません。
「修復歴車」という言葉を使ってください。
「修復歴」の定義は日本査定協会の基準に準じている所がほとんどだと思います。
簡単に申し上げますと、「ネジ、ボルト」でとまっている部品は、いくら交換・修理していても「修復歴」にはなりません。
溶接でとまっているところを修理・板金・交換したものが「修復歴」だと思ってください。
例外として、リアクオーター(後ろのフェンダー)、バックパネル(トランクのお尻の垂直に立っている部分)は交換していても修復歴にはなりません。
修復している箇所によって「修復歴車」かどうかが変わります。
修復箇所によっておすすめできる車とできない車がありますが、軽度な修復歴でしたら、検討の一台に入れるのも良いかもしれません。
しかし販売店が、修復歴の箇所をきちんと説明できないようでしたら注意が必要です。
また、きちんと直っている修復歴車とフレームが曲がったまま、など直っていない修復歴車がありますのでご注意下さい。
事故車(修復歴車)ではないですか?
ローン金利手数料
一番安いところで購入したつもりが実際は金利が高く、金利・手数料を含めた総支払額だと他店のほうが安かった、ということがあります。
分割払手数料は、各社によって違いますが、中古車販売店では実質年率5.8%〜8.9%ぐらいが一般的なようです。
100万円を36回払いで払った場合
実質年率6.8%で月々30,700円分割支払手数料108,286円
実質年率12.5%で月々33,400円分割支払手数料204,330円
特にローンで購入なさる方は月々の支払額に目がいってしまい、分割支払手数料込みの総額に目がいきません。
欲しい車が目の前にあっても、もう月々これだけ払えば買えるのか!などと思わずに、落ち着いて金利総支払額をご確認下さい。
見積り時に金利を含めた総支払額を明示していない販売店にはご注意下さい。
また「金利1.9%」などの極端に低い金利の場合もご注意下さい。
その金利で車のローンが組めるはずがありませんので、足りない分は車輌価格や諸費用などで補うことになってしまいます。
この場合も金利手数料を含めた総支払額をきちんとご確認下さい。
まれにお客さんによって金利を変えている販売店もあるようです。
オトリ在庫
雑誌を見ていて「これは安い!!」という在庫がたまにあると思います。
電話をかけると「まだありますよ」と言われ、急いで見に行ってみるとすでになく、「今売れちゃったんですよ。他にこんなのありますけど…」と言われる。これは典型的なオトリ在庫です。
雑誌には多数のすでに売れてしまった車、存在しない車が載っていますが、これらはお店に誘導するための広告で、違法なものです。
ごくまれに本当に僅差で売れてしまうこともありますが、そういう場合は必ず車はあるはずですし、電話の直後に売れてしまったのなら、まだ買ったお客様がいるはずです。
そもそもこういった安くて良い車は滅多にお目にかかれるものではございません。
なかなか売れないから安くても売ってしまおう、ノルマを達成する為に安くても売ってしまおう、という理由で、格安な「目玉車」は存在はしますが…
やはり、車の値段には相場というものが存在します。
おわりに
このコンテンツは他店を誹謗中傷するものではありません。
私が下取車を査定していて思うのは、メーター戻し車や修復歴偽り車をつかまされているのは、圧倒的に初めて車を買った若い人、女性、値段だけで車を選んでしまった人です。
そのような人たちが少しでも減るようにと思い作りました。
みなさまが良い中古車にめぐり合うことをお祈り申し上げております。
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ヘッドライトの殻割りをしてヘッドライトをカスタム
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ヘッドライトの殻割りってご存じですか?ヘッドライトをカスタムして行くと最終的にはインナーのカスタムに行き着くはず、そうなったら殻割りは必須ですよ。今回はイカリングやインナー塗装をしようとしている人の為にヘッドライトの殻割りのお話をしたいと思います。
これを読んでいる方はヘッドライトの殻割りという言葉を初めて聞いた方も多いはず、ではまずはヘッドライトの殻割りがなんなのかお話しして行きましょう。
ヘッドライトの殻割りとはヘッドライトには樹脂やガラスのカバーがついています。そのカバーを外す事、つまり分解する事を殻割りと言います。
ヘッドライトカバーはブチルゴムでついていますので、ブチルゴムを温めて柔らかくする事により殻割りをする事が出来ます。
ヘッドライトの殻割りがどんな物かわかった所で殻割りを必要とする時はどんな時なんでしょうか?
基本的に殻割りが必要になる時はヘッドライトをカスタムするときでしょうか。
どんなカスタムかというとまず思い浮かぶのはヘッドライトにイカリングを付けるときは殻割りを必要とします。
最近のヘッドライトはイカリングがついている車が多いですが一昔前の車はほとんどついていません。
イカリングがついていない車にイカリングを付けようとするとリングをヘッドライトのインナーに付ける必要になるので、殻割りが必要になります。
次にヘッドライトのインナーを塗装する時は殻割りが必要となります。
基本的にカスタムするときに必要となる殻割りですが、他の人と違う車に乗りたいと思うなら、やってみてもいいかもしれませんね。
次に必要なのがヒートガンと呼ばれる道具です。
かみを渇かすドライヤーのように温かい熱が出る物です。
簡単に言えばドライヤーのお父さんのような感じです。ドライヤーで対応できない事も無いですが車をいじる方なら持っていると何かと便利です。
金額的にも2000円前後で買える物もありますので1つ持っておくといいかもしれませんね。
では道具の紹介も終ったので実際にヘッドライトの殻割りをやってみましょう。
まずはヘッドライトを車から外して、ヘッドライトについている金属部品は外せる物は外しておきましょう。
ヘッドライトをあっためる際に金属部分があるとその部分だけ以上に温度が上がってしまうので。
部品を外し終わったヘッドライトを先ほど用意した段ボールの中に入れてフタをします。
次にヒートガンを段ボールに突っ込んでヘッドライトをあっためて行きます。
このときヒートガンの温風がヘッドライトに直接当たるとヘッドライトが溶けてしまうので注意して下さい。
それを避ける為にも段ボールはなるべく大きいものを用意しましょう。
時間にして約15分から20分程温めたらヘッドライトを取り出し、マイナスドライバーやへらを使って慎重にカバーを外して行きます。
このとき無理に力を入れてしまうと破損につながりますので、焦らずゆっくりやりましょう。
さめてきてブチルゴムが堅くなってきたらまた温めてを繰り返して少しずつやるのがコツです。
いかがでしたでしょうか今回はヘッドライトの殻割りについてお話ししてきました。
殻割りする時はヘッドライトをカスタムする時が多いようですね。
ヘッドライトカバーを固定するブチルゴムも再度殻割りする事を想定して温めるとすぐに外れるタイプのブチルゴムも販売されているそうです。
今車にはイカリングなどは当たり前のようについていますが昔の車にはついていません。
古い車でも新しい車に見せる為には最新の車のトレンドを取り入れるのも1つの手ですね。
ヘッドライトは車の顔の一部ですので綺麗にお化粧してかっこよく乗りましょう。
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ヘッドライトの殻割りってご存じですか?ヘッドライトをカスタムして行くと最終的にはインナーのカスタムに行き着くはず、そうなったら殻割りは必須ですよ。今回はイカリングやインナー塗装をしようとしている人の為にヘッドライトの殻割りのお話をしたいと思います。
ヘッドライトの殻割りって何?
これを読んでいる方はヘッドライトの殻割りという言葉を初めて聞いた方も多いはず、ではまずはヘッドライトの殻割りがなんなのかお話しして行きましょう。
ヘッドライトの殻割りとはヘッドライトには樹脂やガラスのカバーがついています。そのカバーを外す事、つまり分解する事を殻割りと言います。
ヘッドライトカバーはブチルゴムでついていますので、ブチルゴムを温めて柔らかくする事により殻割りをする事が出来ます。
ヘッドライトを殻割りするのはどんな時?
ヘッドライトの殻割りがどんな物かわかった所で殻割りを必要とする時はどんな時なんでしょうか?
基本的に殻割りが必要になる時はヘッドライトをカスタムするときでしょうか。
どんなカスタムかというとまず思い浮かぶのはヘッドライトにイカリングを付けるときは殻割りを必要とします。
最近のヘッドライトはイカリングがついている車が多いですが一昔前の車はほとんどついていません。
イカリングがついていない車にイカリングを付けようとするとリングをヘッドライトのインナーに付ける必要になるので、殻割りが必要になります。
次にヘッドライトのインナーを塗装する時は殻割りが必要となります。
基本的にカスタムするときに必要となる殻割りですが、他の人と違う車に乗りたいと思うなら、やってみてもいいかもしれませんね。
ヘッドライトの殻割りをする前の準備
- 段ボール
まずはヘッドライトが余裕で入るくらいの大きさの段ボールを用意しましょう。
なるべく大きい物が好ましいです。 - ヒートガン
次に必要なのがヒートガンと呼ばれる道具です。
かみを渇かすドライヤーのように温かい熱が出る物です。
簡単に言えばドライヤーのお父さんのような感じです。ドライヤーで対応できない事も無いですが車をいじる方なら持っていると何かと便利です。
金額的にも2000円前後で買える物もありますので1つ持っておくといいかもしれませんね。
実際にヘッドライトの殻割りをして行きましょう。
では道具の紹介も終ったので実際にヘッドライトの殻割りをやってみましょう。
まずはヘッドライトを車から外して、ヘッドライトについている金属部品は外せる物は外しておきましょう。
ヘッドライトをあっためる際に金属部分があるとその部分だけ以上に温度が上がってしまうので。
部品を外し終わったヘッドライトを先ほど用意した段ボールの中に入れてフタをします。
次にヒートガンを段ボールに突っ込んでヘッドライトをあっためて行きます。
このときヒートガンの温風がヘッドライトに直接当たるとヘッドライトが溶けてしまうので注意して下さい。
それを避ける為にも段ボールはなるべく大きいものを用意しましょう。
時間にして約15分から20分程温めたらヘッドライトを取り出し、マイナスドライバーやへらを使って慎重にカバーを外して行きます。
このとき無理に力を入れてしまうと破損につながりますので、焦らずゆっくりやりましょう。
さめてきてブチルゴムが堅くなってきたらまた温めてを繰り返して少しずつやるのがコツです。
ヘッドライト 殻割り まとめ
いかがでしたでしょうか今回はヘッドライトの殻割りについてお話ししてきました。
殻割りする時はヘッドライトをカスタムする時が多いようですね。
ヘッドライトカバーを固定するブチルゴムも再度殻割りする事を想定して温めるとすぐに外れるタイプのブチルゴムも販売されているそうです。
今車にはイカリングなどは当たり前のようについていますが昔の車にはついていません。
古い車でも新しい車に見せる為には最新の車のトレンドを取り入れるのも1つの手ですね。
ヘッドライトは車の顔の一部ですので綺麗にお化粧してかっこよく乗りましょう。
2018年02月26日
ヘッドライトの黄ばみ取り方法
ヘッドライトの黄ばみとは
年代物の車に乗る方によく聞かれる事ヘッドライトの黄ばみは綺麗になるのかと言うものがあります。主な原因は太陽光の紫外線によるものです。そのため、こまめに洗車したとしても、青空駐車の車は、表面が劣化し黄ばんでしまいます。
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